ハーブの育て方は案外簡単!「土いじり自体が初めて。」と言う方こそ、ぜひ挑戦して頂きたい植物です。皆さん、お家で植物を育てたことありますか?もしくは育てている人も多いハーブの育て方。最近ではベランダガーデニングやキッチン菜園など、どこでも育てられます。
また、ハーブの育て方のポイントがすぐ分かる、LEDを使った菜園キットも販売されています。ただ興味はあってもいろいろ買い揃えると、何かとコストも掛かります。また、土に触れることに慣れていない人にとっては、「虫が寄ってきそう…。」と不安の声も聞こえます。
初めの一歩を踏み出す時には、悩みの種になってしまうもの。ではもしも、ハーブの育て方が、コストもさほど掛からず虫も寄って来ない、初めての人でも簡単なものならやってみたいと思いませんか?
そこで今回は、初めてさんでも失敗しないハーブの育て方と、おすすめのハーブをお伝えします。ハーブの育て方といっても、たくさんの種類があります。今回はとにかく育てやすい!料理などに使いやすいオススメ7つのハーブをピックアップしました。
ハーブの育て方がどれだけ簡単なのか、まずは一読してみてください!
ハーブの育て方☆
初めてさんにおすすめの7つの植物
まずは、ハーブの基礎知識を持とう
【 ハーブとは 】
★ ハーブとは一般的に料理の香り付けや保存料として使われたりします。他には薬や香料、防虫などに利用されたりする薬草です。古代では薬として使われていたのです!
ハーブの育て方を調べる時、女性が気になるのが虫対策。実はハーブの育て方で嬉しいのが、この虫対策です。ハーブ自体に防虫作用があるものが多いので、安心して育てられます。
ハーブの育て方で知っておきたいのは、一年草と多年草がある、ということ。一年草と多年草の違いを理解して、ハーブの育て方をマスターしてください。
【 ハーブの育て方で意識したい、一年草と多年草 】
・ 一年草は一年で枯れてしまいます。
・ 一方で、多年草だと何年も枯れずに生き延びてくれます。
もちろん一年草でも種子を残して枯れていきます。一年草のハーブの育て方は、一年草が種子を植え直して育てることだけ。それでは、早速ハーブの育て方のポイントとともに、オススメの7つのハーブをお伝えします。
お肉とチーズと相性バッチリのオレガノを育てよう
【 オレガノハーブの育て方 】
★ オレガノは多年草で繁殖力が強く育てやすいハーブです。
・ 日当たりのいい場所を好みます。
・ 鉢植えやプランターで育てるなら、水はけよく。
・ 高温多湿にやや弱いです。
オレガノハーブの育て方のポイントは、水はけと高温多湿の環境に気を付けることです。高温多湿対策は、梅雨の時期などに風通しをよくしてあげること。一方、寒さには強いので、外で育てても大丈夫!
★ 育ったら、トマト料理やチーズ料理に合わせてみてくださいね!
栄養価の高いクレソンをキッチン菜園で!
クレソンはピリリと辛めのハーブで多年草です。日当たりがいいのを好みますが、キッチン菜園をする時には水耕栽培した方が楽かもしれません。
【 クレソンハーブの育て方 】
★ クレソンハーブの育て方はいたって簡単!
市販のクレソンを水につけ、毎日キレイな水に変えてあげる方法が一番です。
後は、できれば明るい場所で育ててあげる、ということだけ。根が生えてきて、一旦落ち着けば水も濁らなくなってきます。ただし…。
★ 水が濁ると枯れてしまうので要注意です。
ビタミンCやミネラル、鉄分などを豊富に含むハーブなので貧血の方にもオススメのクレソンハーブの育て方はいかがでしたか?サラダで食べるも良し、炒めてもよし、お皿に飾ってもよしのハーブの育て方も簡単なクレソン、ぜひキッチン菜園してみませんか?
イタリアンに欠かせないバジルを育てよう
バジルは結構有名なハーブなですよね!イタリアンには必需品です。バジルにはいろんな種類がありますが、一般的にスイートバジルが多く流通しています。
【 バジルハーブの育て方 】
★ バジルは一年草です。
・ 春に種子や苗を購入して、プランターや鉢植えで育てます。
・ 日当たりの良い場所で育てます。
・ 表面の土が乾いたら、たっぷりと水をあげてください。
日当たりがいい場所を好み、暑さにも強いですが、乾燥に弱いので土が乾いたらたっぷりと水をあげることがポイントです。ただし残念なのが、アブラムシが付く可能性があることです。
★ 防虫作用のある植物との、寄せ植えの育て方がおすすめ!
ガーデニングをする人々にはいわゆる「コンパニオンプランツ」と言われる防虫対策です。アブラムシを防ぐのに相性の良い植物はコナジラミ(バラ科)などがあります。トマトもおすすめです。
バジルハーブの育て方での虫対策は、防虫作用のある植物と一緒に植える、という方法です。また、室内で育てると安心です。
バジルにはβカロテン(ベータカロテン)が豊富に含まれるので、エイジングケアに最適です。バジルが育ったら、ペースト状にしてパンにつけて毎朝食べる!なんてステキな朝食なんでしょう!是非試してみてください。
ペパーミントで爽やかに
【 ペパーミントハーブの育て方 】
★ ペパーミントは多年草です。
・ 寒さに強いのが最大の特徴。
・ ペパーミントは単体でテラコッタなどに植えて。
寒さにも強く氷点下にならない地域なら、冬でも外で育ちます。ただ、ペパーミントハーブの育て方の最大のポイントは、単体で育てる、ということ。根がどんどん広がって他の植物を駆逐する場合があるので、鉢植えでペパーミントだけ育てるのがいいのです。
★ 種から育てると成長が遅いので、苗から育てるのがおすすめ!
初めてのハーブの育て方では、成長が日々分かる方法が、楽しくなれるのでおすすめです。一般的にも広く知られているペパーミント。ペパーミントが育ったら、やっぱりフレッシュハーブティーが美味しいです!
ビタミンCが豊富なルッコラを食べよう
ルッコラはイタリア語の呼び名で、英語ではロケットと呼ばれています。一年草でビタミンCやカルシウム、鉄分などが多く含まれます。
【 ルッコラ・ハーブの育て方 】
★ ルッコラは一年草です。
鉢植えやプランターで、種を撒いて育てます。種を撒いてから約1ヶ月程で収穫ができる、成長の早いハーブです。
・ 夏は明るい日陰で育てます。
・ アブラムシ対策が不可欠!
日当たりを好みますが、夏の日差しにはやや弱いので明るい日陰に移してあげましょう。花も食べられますが、花が咲くと葉っぱは固くなってきますので、注意してください。
そしてルッコラのハーブの育て方で最も重要な点は、アブラムシ対策。ルッコラも残念ながら、アブラムシが付く可能性があるので、防虫作用のある土などで、対応が不可欠です。
★ アブラムシ対策には、野菜栽培で使う予防スプレーや防虫ネットも有効!
レモンバームでハーブティーを
レモンバームは多年草で、老化防止になるポリフェノールを多く含んでいます。
【 レモンバームハーブの育て方 】
★ レモンバームは多年草です。・ 直射日光を避け、明るい日陰で育てます。
・ 土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげます。
直射日光よりは明るい日陰を好み、葉っぱも色鮮やかに育っていきます。やや湿り気の多い土を好みますので、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげてくださいね。
レモンバームはやっぱりフレッシュハーブティーがオススメです。葉っぱを両手でパン!と1度叩いてからお湯やワインなど入れるとより香りを楽しむことができますよ。
ローズマリーで一つ上の美味しさにしよう
最後にお伝えするのは、ローズマリーです。ローズマリーは多年草で、よく肉料理の臭み消しなどに使われます。
【 ローズマリーハーブの育て方 】
★ 鉢植えで苗から育てるのがオススメです。
・ 過湿を嫌うので、やや乾燥気味に。
・ 単体で育てます。
寒さにも強く、外でも育てられます。ただ、どんどん根が広がっていくので、他の植物と一緒に育てないことがポイントです。乾燥気味に育てるため、水やりも頻繁にする必要はありません。
また香りが強いので、虫は寄ってきません。何と、外でも寄ってきません。頻繁な水遣りもなく、虫も寄ってこない!ハーブの育て方のなかでは最も簡単ですね。
ローズマリーが育ったら、オリーブオイルに漬け込んでいろんな料理に使うと、レストランのような風味が加わります。
いかがでしたでしょうか。今回は、初めての方でも簡単なハーブと、ハーブの育て方をお伝えしました。ハーブの育て方は、他の野菜栽培と比べても環境が整えやすいため、室内でも育てられるものが多い点が魅力です。是非チャレンジしてみてください。
ちなみに室内でのハーブの育て方のポイントは、風通しのいい場所であることと、日光が少しでも当たる場所を選ぶ、ということです。またハーブの育て方のなかには、土を使わない水耕栽培があります。自分に合った方法で育ててみてください。
植物を育てると、何だかとても優しい気持ちになれます。日頃、育児で自分の時間がないママさんもイライラが溜まっている人も、今回のハーブの育て方を参考に、少しだけハーブとの時間を見つけてください。
まとめ
初めて挑戦する人におすすめのハーブと、育て方のポイント
・ハーブは虫除け効果のあるものも多数!多年草なら何年も咲く
・オレガノは水はけと高温多湿に気をつけて!ポイントは風通し
・クレソンは水に付けて、毎日水を変えるだけ!キッチン栽培に
・アブラムシが心配なバジルは、防虫作用のある植物と寄せ植え
・ペパーミントは根がどんどん広がるので、単体で鉢植えに
・種を撒いてから1ヶ月!早く育つルッコラはアブラムシ対策を!
・ポリフェノールが多いレモンバームは、明るい日陰で鮮やかに
・外でも虫が来ないローズマリーは、ハーブのなかでも育てやすい