観葉植物に虫がついたら…。必見!プロが教える虫対策

観葉植物に虫がついたら…。必見!プロが教える虫対策
観葉植物から虫が発生したら、虫が好きという人でない限り、驚いてしまいます。屋内に置いている観葉植物の周辺に虫が集っていたら不快感を感じるケースがほとんどです。「虫がリビングやキッチンなど、他の場所にも拡散するのではないか…。」と不安で眠れなくなる人も、なかにはいます。

一度観葉植物に虫が発生したら、その虫一匹を退治しても、数日後にまた同じ虫が姿を表しているというケースが多い点が、観葉植物に虫が付いた時の悩めるところです。

せっかく大切に育てていた観葉植物でも、「虫が発生したのをきっかけに、処分してしまう…。」そんな決断をした人も少なくないです。そう聞くと、ついつい気後れしてしまいますが、虫だけを駆除する方法対策はあります。

そこで今回は観葉植物に虫がついたときに、専門的な知識がない素人でも、手軽に実践できる虫対策の方法を6つ解説します。

観葉植物に虫がついたら…。
必見!プロが教える虫対策

虫が好む環境を排除

観葉植物に虫がついたら、まずその虫を退治するのが先決ですが、虫が発生するのには原因があるはずです。そのため、その原因を根絶しなくてはいけません。観葉植物に虫が発生する原因の多くが、土が常に湿っていて虫が好む状態になっているという事です。

【 観葉植物に虫が付く原因を根絶する 】

☆ そこで、鉢植えに水やりをしたら、鉢植えの受け皿に溜まった余計な水分は必ずすぐに捨てるように意識します。

受け皿に水が溜まっていることで、土は常に湿ってしまうのです。

 

複数の虫を効率的に退治する

観葉植物に虫が1匹だけ付いているのであれば、ティッシュでとって捨てればいいのですが、多数の虫がついていたり、数は少なくとも、観葉植物の周りを虫が飛んでいる場合には、見えている虫を退治するだけでも難しいものです。

【 複数の虫を一度に退治する 】

☆ そこで、複数の虫を一度に退治するために、スプレータイプの害虫駆除剤を使うのが効率的です。

スプレータイプの害虫駆除剤は薬局で市販されていますから、薬品の使用方法や注意書きにしたがって正しく使ってください。

 

虫の卵を処分する

観葉植物に虫が発生したら、見えている虫を退治するだけでは十分ではありません。虫がいるということは、その発生源である卵もあるはずです。虫の種類にもよりますが、一般的に虫は土の中に卵を産み付けます

【 観葉植物の虫の卵を処分する 】

☆ 鉢植えの表面から3センチくらいまでの深さの土は、思い切って捨ててしまいます

その上で、表面には虫にとって栄養分が少ない種類の、無機質の赤玉土などを敷き詰めるのがおすすめです。

 

日常的な虫予防対策

観葉植物に虫が発生したら、虫が産みつけた卵も処分すべきですが、そのまままたいつも通りにしていると、どこからか異なる虫がやってきて住み着く可能性は大いにあります。

【 観葉植物の虫予防対策 】

☆ そこで、日常的に虫を駆除するための薬品を使う事をおすすめします。

・ 特別な駆除方法は必要なく、毎日の水やりをする時の水に害虫駆除用の薬品を薄めておけばいいのです。

水溶性の薬品は市販で販売されています。植物自体に悪影響を与えないよう、土の表面に染みこむ水やりの最初の方だけ使うというのがポイントです。

 

蟻は巣まで駆除が必要

屋外で見る分には不快感を感じることが少ない蟻ですが、観葉植物の土の上や周辺にはっているのを見ると嫌ですよね。観葉植物についた虫が蟻の場合、土の中に巣を作っている可能性があります。

【 蟻は巣まで駆除する 】

☆ そこで、蟻の巣を駆除するためにスプレータイプの薬品を用意して、土の中に薬品を散布します。

観葉植物の生育に悪い影響がないかどうかは、薬品の種類にもよるので販売店でしっかり確認することが重要です。

 

トビムシ対策

観葉植物につく虫は、小さな虫であることが多く、どんな虫なのかわからないため、対策用の駆除剤に何を選んでいいのか判断できないという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

そのあまり名前を知られてない虫の1つがトビムシです。観葉植物の表面を飛ぶように動いている虫がいたら、それはトビムシです。トビムシは、植物にとって有害であるわけではありませんので、根絶する必要はありませんが、大量に発生するとやはり困ります。

【 トビムシ対策 】

☆ 大量のトビムシには、夏場に使う蚊退治用のスプレーを使います。見えている部分の虫だけに吹きかけるのです。

 

ガーデニング初心者の人々にとって苦手と感じることが多い、観葉植物の虫の対策方法予防方法の数々についてお伝えしました。

観葉植物は虫さえつかなければ、見ているだけで心を癒やしてくれたり、部屋の空気を綺麗にしてくれる効果があるものもあります。しかし、その観葉植物に虫がついてしまうと、心は癒やされるどころか、ストレスが溜まってしまいます。

しかし、せっかく育ててきた観葉植物ですから、捨ててしまうのはもったいありません。一度観葉植物に虫がつくと、駆除してもイタチごっこだと思っている人は多いですが、虫が湧いてしまう原因を排除し、適切な虫対策を講じれば、観葉植物から虫を排除することはデキるのです。

今回解説した観葉植物についた虫の対策は、専門業者に依頼をしたり、特殊な薬品や方法を使わなくてもできる方法ばかりですから、まだ虫が発生していないという人も日頃から対策をしておくことが賢明です。

まとめ

虫嫌いの人の悩み解決!観葉植物の虫対策方法とは

・鉢植えの受け皿に溜まった水はこまめに捨てる
・スプレータイプの害虫用薬品を吹き替えて撃退する
・表面の土を捨てて虫の卵から除去する
・害虫用薬剤を水に溶かして水やりに使う
・アリが発生したらスプレーで土の中の巣も撃退させる
・土の表面を飛び跳ねているトビムシは蚊退治用のスプレーで


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