芍薬の花言葉を使って気持ちを伝える5つの方法

芍薬の花言葉を使って気持ちを伝える5つの方法
丸みがあって柔らかい雰囲気の芍薬は西洋ではピオニーとも呼ばれ、優雅な見た目と甘い香りが人気の花ですよね。芍薬の花言葉に「思いやり」という言葉がある通り、芍薬は気持ちを伝える手助けをしてくれます。

芍薬は春から楽しむことができる花で、4月から7月にかけて鉢植えや切り花がたくさん出回ります。多くの人が思い浮かべる優しいピンク色だけでなく、赤や薄紫、黄色や白など、実は色数の多い花です。

そのため贈る方もプレゼントの形を色々考えることができます。違う色を合わせた豪華な花束も素敵ですが、芍薬の花はボリュームがあって一本でも十分華やかですから、切り花にリボンをかけてプレゼントするのもお洒落に感じます。

贈り方は生花に限らず「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といった美しい女性を意味する言葉もあるため女性的なイメージの強い芍薬ですが、男性でも使えるような香水やハンドクリームなど色々なものがありますので気持ちを伝える時に贈りたいアイテムとして知っておくと役に立ちます。そこで今回は芍薬の花言葉を使って気持ちを伝える5つの方法をお伝えします

 

芍薬の花言葉を使って

気持ちを伝える5つの方法

 

「必ず来る幸福」に花束や鉢植えでお祝いをしよう

芍薬には「必ず来る幸福」という希望を感じさせる花言葉を持ちます。「必ず来る幸福」という芍薬の花言葉が大きな幸せを掴んだ花嫁さんやブーケトスで花束を受け取った人に相応しく、華やかで女性らしい芍薬の花がウエディングドレスを引き立ててくれることからウエディングブーケとしてとても人気があります

結婚祝いとして「必ず来る幸福」を掴んだ相手に祝福の気持ちと一緒に芍薬を贈っても良いですし、更なる幸福を願って贈ることもできます。もちろんこの花言葉を贈ることができるのは結婚に関わる場面だけではありません。

出産祝いや何かを努力して成し遂げた相手に向けて贈っても喜ばれます。お祝いにはやはり品のある花束やそばに置くことができる鉢植えが好評です。花の咲き方や色が豊富ですから、気に入ったものや相手と親しく好みがわかるのであれば相手が喜びそうな種類のものを選んでプレゼントして下さい。

 

「恥じらい」を芍薬の香りに潜ませて二人の繋がりを強くする

芍薬の花名は「綽約(しゃくやく)」という「姿がしなやかで優しいさま」を表す言葉に由来しているという説があります。その言葉の通り、丸みがあり優しい色をした芍薬には女性のような魅力を感じます。

花言葉にも「恥じらい」という女性的な言葉があります。付き合ったばかりの相手とまだぎこちない時に、芍薬の香りのアイテムを探してみたり、お揃いで持つのはいかがでしょうか。

お揃いのアクセサリーにはまだ早いけれど何かお揃いのものが欲しい、でもその気持ちは「恥じらい」が邪魔をしてなかなか伝えられない時に役に立つのが香りのアイテムです

香水を売っているところにはテスターがありますから、前もってリサーチしておいた芍薬を含んだ香水を一緒に試してみて下さい。ピオニーの香りは甘さが強いため女性向けの香水に含まれていることが多いのですが、ユニセックスの香水にも使われています

もし相手がその香りを気に入れば、お揃いにできるチャンスです。ピオニーが芍薬だということ、芍薬の花言葉に「恥じらい」という言葉があること、お揃いのものが欲しかったけれどなかなか言い出せなかったことなどを自分の言葉で伝えれば、相手は受け止めてくれますし、二人の仲も深まります

香りには好みがあり、相手によってはどうしてもダメということもありますが、お揃いのものを持つきっかけにはなりますから落ち込まずに芍薬の花言葉が役に立ったと前向きに捉えて下さい

 

内気な相手には日常使いできるアイテムで喜んでもらおう

普段から内気な人や、恋人同士など二人きりの場だと内気になってしまう人との関係を深めるのに、芍薬の香りのハンドクリームやネイルクリームといった日常使いができるアイテムがおすすめです。

ハンドクリームなどの小さい部位のケアアイテムは派手なものが苦手な内気な人でも身につけやすく持ち運びやすいですし、アピールの強い香水が苦手でもハンドクリームの優しいほのかな香りは好まれやすいです。

日常のささやかなプレゼントには豪華なラッピングよりシンプルなものの方が受け取りやすいので、セット品にしたり花束などの余計なプレゼントは加えずに簡易包装にリボンを付ける程度しておきます。芍薬の花言葉にもある「内気」な相手に喜んで欲しい気持ちを伝えながら、相手が受け取りやすいリラックスした雰囲気の時に渡して下さい。

毎日使いやすいアイテムを渡すことで遠慮しやすい内気な人でも喜んでもらいやすいですし、芍薬の優しい香りは内気な人の気持ちも明るくオープンにしてくれます。芍薬の花言葉に「内気」というものがあることを伝える時は、あなたが内気でも大丈夫というフォローを忘れずに。

 

はにかみ屋の彼女の素敵な笑顔をみるために芍薬の花を贈ろう

はにかみ屋の妖精が芍薬の花に隠れたら、花も恥ずかしがるようにぱっと赤らんでしまったというイギリスに伝わる話や、夕方に花を閉じてしまう性質から、芍薬に「恥じらい」や「はにかみ」の花言葉がつきました。

他にも芍薬の花言葉には「謙遜」というものもあります。どれも控えめな人によく見られる仕草ですが、恋愛関係であれば「謙遜」よりも「恥じらい」「はにかみ」の花言葉の方が合っています。

はにかむような控えめな笑顔も女性らしくて良いのですが、それなりの時間を共に過ごしていると思いっきり笑った顔を見たくなりますね。はにかみ屋の彼女の思い切り嬉しそうな笑顔を見たいのであれば、記念日や誕生日に芍薬のギフトを贈るのがおすすめです

花のひとつひとつにボリュームがあって香りも甘く芳しい芍薬は、豪華なのに上品さを兼ね備えていて、女性も思わずキュンとする華やかさを持っている女性を喜ばせるのに文句なしの花束になりますから、はにかみ屋の彼女の満開の笑顔を引き出してくれる力が必ずあります。満開の笑顔が見れたなら、芍薬を贈った理由も伝えてみて下さい

 

思いやりの気持ちを体に優しい芍薬茶と一緒に届けよう

芍薬の花言葉である「思いやり」という言葉だけ贈ると相手によっては押し付けがましく感じるかもしれませんが、親しい人や家族に対して「体を思いやってね」という風に少し言葉を付け足して伝えるだけで相手もあなたの思いやりの気持ちをスッと受け取りやすくなりますし、その気持ちを嬉しく感じるはずです。

芍薬の根は漢方薬にもなり、「当帰芍薬散」という言葉を女性向けの漢方薬のCMでよく耳にします。当帰芍薬散には芍薬が配合されていて、月経関係の悩みや冷え、貧血、肩こりやむくみに効く漢方で女性と相性が良い漢方として有名です。

「芍薬甘草湯」と呼ばれる漢方にも芍薬が使われていて、こちらは肩こりやこむら返り、足がよくつる人に効く漢方です。しかし、漢方薬を相手に贈るわけにはいきません。そこで、芍薬を使った健康に効き目のあるお茶をおすすめします

中国では昔から芍薬の花を使用した健康茶が飲まれていて、この芍薬のお茶にはハーブティーのように飲むことでストレスを緩和したり美容やかすみ目などに効果があります

芍薬のつぼみや花びらを乾燥させたものにお湯を注いで飲むので、見た目の華やかさも楽しむことができるお茶です。世間話を交えながら「疲れた時にはこれを飲んで体を休めて」と芍薬茶をプレゼントして下さい。

芍薬茶に芍薬の花言葉が「思いやり」ということと、簡単なメッセージを添えておけば、普段無理しがちな人でもあなたの思いやりを受け取って芍薬茶でリラックスする時間を作ってくれます

 

いかがでしたでしょうか。大輪の花を咲かせ、一輪だけでも存在感のある芍薬の花言葉には見た目とは反対の控えめな印象のものが多かったのですが、芍薬の花言葉を使うことでその控えめな気持ちを開いたり、開いてもらうことができます。

芍薬に花言葉だけを書いたカードを添えて贈ると誤解を招きかねないので、芍薬を贈る時には伝えたい気持ちを相手に誤解なく伝わるように言葉にすることが大事です。芍薬のように内気や恥ずかしがり屋で言葉が下手でも、気持ちを伝えようとしていることは感じ取れます。

伝えることに自信がない人でも固く閉じた蕾を少しずつ開かせる芍薬の花のように、少しずつ気持ちを言葉に変えて心をオープンにしていって下さい。また、プレゼント選びにも相手が喜んでもらえるよう思いやりの気持ちを込めて、一番良いと思ったものを自信を持って贈ってみましょう。

芍薬は切り花、花束、鉢植えといった生花やプリザーブドフラワーに造花などの枯れない花、花でないものにはお伝えした香水、化粧品、お茶以外にもアクセサリーや雑貨など、豊富なアイテムからプレゼントを選ぶことができますよ

まとめ

芍薬の花言葉を使って気持ちを伝えるために

・必ず来る幸福をお祝いする時には品のある花束や側に置ける鉢植えを
・付き合いはじめの恥じらいの気持ちは香りを共有して解消しよう
・内気な相手には日常的に使いやすいさりげないアイテムで喜ばせて
・はにかみ屋の彼女の満開の笑顔を引き出すには豪華な芍薬の花束を
・思いやりの気持ちは芍薬茶に込めてリラックスタイムをプレゼントしよう


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