梅の花言葉を贈る☆日本の美徳が詰まった7つのメッセージ


梅の花言葉はどんな方にもおすすめな、ほめ言葉や前向きな言葉がつけられています。また、花見といえば現在は「桜」を連想するかと思いますが、平安時代ごろまでは「梅」が花見の主役でした。

桜の花見は良く聞くけれども、「梅見」とはなかなか言いいません。もちろん、桜の花がそれだけ美しいとも言えますが、桜は花期が短いため、開花時期に合わせて多くの方々がその美しさを愛でに行くのです。

一方梅の花は花期が長く、より身近な存在。現在ではその可愛らしい花姿から、桜よりもぐっと親しみやすいイメージがあります。それでも、伝統的な風呂敷や着物、漆の食器や小物類など、「高貴な」品々のデザインには、多くの梅の花があしらわれています。

そんな可愛らしくも高貴なイメージを放つ梅の花を、梅の花言葉とともに、信頼を寄せる、大切な女性に贈りたくなりますよね。そこで今回は、花束としてもそのデザインモチーフとしても、プレゼントにもおススメの梅の花言葉、7つのメッセージをお伝えします。

 

梅の花言葉を贈る☆
日本の美徳が詰まった7つのメッセージ

 

甘い香りを漂わせる、梅の花言葉「高潔」

【 梅の花言葉、その1 】

★ 梅の花言葉の一つに「高潔」という花言葉があります。

・ 寒い中、甘い香りを漂わせながら花開く姿から、イメージされた花言葉です。梅の開花時期は2月~3月ととても寒い時期に咲きます。

そしてとても美しくほかの木々たちは葉を落とし、寂しい雰囲気なのに対して、梅は凛として美しい花を咲かせる、そんな梅の花にぴったりの花言葉です。

 

贈り物にもピッタリの、梅の花言葉「上品」

【 梅の花言葉、その2 】

★ 梅の花言葉で「上品」という花言葉があります。

・ この梅の花言葉の由来は「高潔」と同じく、寒さに耐え美しく花を咲かせ、甘い香りを漂わせてくれるということからきています。

「上品」と言われて嫌な方はいませんよね。男性に対しても女性に対しても贈り物に使えます。また目上の人に贈っても喜ばれる良い言葉。梅の花言葉として、メッセージに添えるのが素敵です。

 

寒さに耐え花を咲かせる、梅の花言葉「忍耐」

【 梅の花言葉、その3 】

★ 梅の花言葉で「忍耐」があります。

・ やはりこれも寒い中耐え美しく咲く姿から、イメージされた梅の花言葉です。長期の仕事やスポーツを行う方などに励ます意味で使っても、ぴったりの言葉。

梅の花の美しい姿に贈られた人は励まされ、元気づけられるに違いありません。

 

菅原道真伝説にちなんだ、梅の花言葉

【 梅の花言葉、その4 】

★ 梅の花言葉で「忠実」という言葉があります。

・ 左遷された菅原道真の後を追った「飛梅」伝説にちなんだもの。主君に使える忠実さからイメージされた梅の花言葉なのです。

「忠実」という言葉は、使う機会があまりないもの。また贈り物としては、どうとらえていいものかとても難しい言葉です。

いい使い方の例えとして、部下へいつもの感謝の気持ちを込めて贈るときなどに「いつも忠実に仕事をしてくれてありがとう」など感謝の気持ちと共に贈ると、いいかもしれません。

 

梅の花は独立し花を咲かせる

【 梅の花言葉、その5 】

★ 梅の花言葉に「独立」という言葉があります。

・ 花が一つ一つ独立していることからか、それぞれがしっかりと独立し咲き誇る姿からなのか、そんなイメージをもった梅の花言葉。

また梅の花芽は一節につき1個ずつしかつかないので、満開になってもぽつぽつと独立して咲いているように見えます。

開店祝いや卒業記念など、「独立」を意味する場合に、この梅の花言葉はピッタリ!他の花言葉もどれも素敵なものばかりなので、そういった記念日に贈るのも素敵です。

 

ピンクや紅梅の花言葉

【 梅の花言葉、その6 】

★ 梅の花言葉に「あでやかさ」という言葉があります。

・ ピンクや紅梅の、そのあでやかな美しさを表現した梅の花言葉です。色になぞられつけられました。

「あでやかさ」というだけに、女性に対して贈るのが向いています。パーティー会場やお店の中に飾ったりするのもおすすめ!とても華やかになり、空間をあでやかに演出してくれます。

 

白梅の花言葉は「気品」

梅の花言葉は色によっても、花言葉がついています。

【 梅の花言葉、その7 】

★ 白い梅の花言葉は、赤い梅が艶やかで華やかなものに対して白い梅は凛としていることから、「気品」という花言葉がつきました。

寒い中春を待つ人々のために咲き誇る姿を表し、特に白い梅の花はその見た目から強く美しい女性の姿を表しているようにも見えます。色によって花言葉が違うので、贈るときにもそれに合った花を選ぶようにします。

 

梅の花言葉から受ける7つのメッセージをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。梅の花言葉は色によって違いがありますので、さまざまなシーンに合わせて使い分けて贈ると喜ばれます。時期が限られますがきっと喜ばれるはず!

梅の花は古くからこよなく愛されてきた花。江戸時代以降の花見といえばサクラの花ですが、奈良時代以前に「花」といえば、梅の花を指していました。桜の花よりずっと前から花見をして楽しまれ、好まれていたとは驚きです!

そして菅原道真が、こよなく梅の花を愛したと言われることでも有名。梅の花と道真はその神格化である学問の神天神のシンボルとしても使用されているほどです。また日本では「松竹梅(しょうちくばい)」と言われ、おめでたいものとして慶事に用いられていることは、周知の事実ですよね。

食用としても親しまれている梅ですが、疲労回復効果や食欲不振、胃腸の不調などの時にも助けてくれる効果があり、花だけでなく食としても楽しめ、また漢方としての役割も持っている素晴らしい花が、梅の花なのです!

これからも本記事の梅の花言葉を愛でながら、梅の花を日本の文化と共に、大切にしていきましょう!

 

まとめ

梅の花言葉のメッセージとは

・甘い香りを漂わせる梅の花言葉「高潔」
・贈り物にもピッタリの花言葉「上品」
・寒さに耐え花を咲かせる花言葉「忍耐」
・菅原道真伝説にちなんだ花言葉
・梅の花は独立し花を咲かせる「独立」
・ピンクや紅梅の花言葉「あでやかさ」
・白梅の花言葉は「気品」


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