【シクラメンの花言葉】色別に使い分けて贈る7つの方法

【シクラメンの花言葉】色別に使い分けて贈る7つの方法
シクラメンは秋口から、春にかけて長い間咲き続けてくれる花ですよね。このシクラメン、冬の花としては珍しく水を好む性質のため、底面給水になっている鉢を利用します。そのためたびたび水やりをする必要がなく、手入れが楽な花です。いつまでも咲いているので、お歳暮として贈るケースもよく見られます。

また、シクラメンには、赤、ピンク、白や斑入りなど、花の色のバリエーションも豊かなので、贈る人も選ぶ楽しみもあります。しかし、色のバリエーションがあるということは、花言葉にもバリエーションがあるということ。もしかしたら、色によっては贈り物に向いていない花言葉もあるかもしれません。

そこで今日は、シクラメンの花の色によって異なる、花言葉についてお伝えします。ではご覧ください。

 

【シクラメンの花言葉】
色別に使い分けて贈る7つの方法

 

「嫉妬」するほどうらやましいですか

赤いシクラメンの花言葉は、「嫉妬」です。シクラメンの代表的な花の色だけに、この花言葉を聞くとドキッとしますね。赤い花びらが炎を連想させることから、燃え上がる「嫉妬」という花言葉になったそうです。

「嫉妬」自体はあまりいい言葉ではありません。じとっと陰から相手もうかがっている雰囲気もあります。

でも、考えてみたら自分より下だと思っている人には嫉妬なんかしません。嫉妬するということは、相手をある意味認めているということです。嫉妬心も含めて相手への気持ちを認めてしまいましょう。

 

「清純」を伝えましょう

白いシクラメンの花言葉は「清純」です。いかにも白い花に付けられそうな花言葉ですね。シクラメンの花の色には、もともと白の種類はありませんでした。

品種改良をして白い花を作り出しましたのです。確かに、シクラメンの代表的な色が赤だからか、あまり白いシクラメンを見ないような気がします。

そこで白いシクラメンを贈るとちょっと珍しがってもらえそうです。燃え上がるような赤いシクラメンに対して、清楚な白い花。年配の女性に贈ると喜んでもらえるかもしれません。

 

素直に「憧れ」を認めましょう

ピンクのシクラメンの花言葉に「憧れ」があります。これは贈り物にするには、ピッタリの花言葉ですね。尊敬している方に贈るにも適しているかもしれません。

ピンク色も花によって微妙に異なりますし、また、育てていくうちに少しずつ濃くなっていくのも楽しみですね。

ピンク色には柔らかい優しい印象があります。ピンクの心理効果として、見ているだけで幸せな気持ちになったり、満ちたりた気分になることもあり、部屋に置くのに向いている花の色です。

 

「はにかみ」を添えて

シクラメンの花言葉「はにかみ」は花が、やや下向きに、恥ずかしそうに咲く姿からこのような花言葉が生まれたそうです。

ただ、シクラメンの原種では、下向きに咲くものが多かったのですが、品種改良をされたことで、上向きに堂々と咲く品種も増えてきました。

シクラメンらしさがなくなったかもしれませんが、でも品種改良のおかけでシクラメンは花色だけでなく、バラエティに富んだ花弁の模様と花型が生まれました。

もし「はにかみ」の花言葉を添えたいときは、うつむき加減の品種を選んだほうがしっくりくるかもしれませんね。

 

本当に「内気」ですか

色にかかわらず、シクラメンには「内気」という花言葉が付けれらています。これも、花が少し下向きに咲くことから来たそうです。

花を贈るときや、受け取るときは気持ちが華やぎます。高級な食材のお歳暮をいただいた時の嬉しさとはちょっと異なった嬉しさがあります。それこそ、花の持つ力なのでしょう。

でも、花を贈る人に内気な人がいるでしょうか。内気な人は、あまり目立たない一般的な贈り物を選ぶかもしれません。ここは、シクラメンの花言葉「内気」に便乗して、内気さを装ってみましょうか。

 

「遠慮がち」の美徳を思い出しましょう

一昔前までの日本では、遠慮は美徳でした。遠慮することを前提に誘ったり、相手が遠慮しないように配慮しつつ、対応をする必要がありました。

でも現代は評価型社会に変わりつつあります。遠慮ばかりして、相手に道を譲っていては周りに出し抜かれ損をするばかりだと考える人が多くなりました。

また、親が子供を育てるときに、人に迷惑をかけないようにとは教えても、道を譲りなさいとは教えなくなりました。

遠慮は本来、人を思いはかる優しい気持ちのあらわれのはずです。

その遠慮をしなくなると、誰もが自分のことばかり考えて、ぎすぎすした社会になりそうです。

シクラメンの花言葉にはそんな日本の美徳が残っています。もう一度「遠慮がち」の意味を思い返してみたいものです。

 

「疑いを持つ」は隠しておきます

赤いシクラメンの花言葉「嫉妬」から派出された言葉が「疑いを持つ」です。嫉妬よりもやっかいな花言葉ですね。この花言葉を知っている人に赤いシクラメンを贈るとかえってこっちがよからぬ疑いをかけられそうです。

でも、部屋を見渡してみてください。

なにか赤いものはありますか。部屋に置くものは長く使えるように、ベーシックな色を選んでいると思います。その中に赤いシクラメンがあるとどうでしょう。きっと部屋全体が華やぎます。

確かにもらってうれしい花言葉ではありませんが、花には罪はありません。あまり神経質にならずに花を楽しむことも大切かもしれませんね。

 

いかがでしょう、シクラメンは明治時代に日本に伝わり、戦後、急速に普及したそうです。よく見かける花ですが、意外と日本に来たのは遅かったのですね。今では、冬の鉢植えの代表格として定着していますね。ちなみにシクラメンは切り花としても長く楽しむことができます。

鉢植えだけでなく、花瓶に活けても良いですよね。たくさんの花が咲くので、ゆっくりと楽しむことができます。ただ、日本では「死」と「苦」の語呂合わせから、病院へ見舞いにシクラメンを持っていくことは縁起が悪いとされていますので、お見舞いのときは遠慮するのがマナーかもしれません。

 

まとめ

シクラメンの色別の花言葉

・赤→「嫉妬」や「疑い」を意味するので注意
・白→「清純」を伝えましょう
・ピンク→「憧れ」を表します
・うつむいたお花は「はにかみ」「内気」を表します


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