春に咲く花は四季のなかでも、特に思いつく花は多くありますよね。春はとてもたくさんの花や植物を楽しめる季節!でも反対にたくさんありすぎて、「どんな花を育てたらいいのか…。」「育てやすい春に咲く花は…。」と、わからないことも多いもの。
そんな時、まずは家の「どの部分で育てるか」によって、育てる花を決めるのも一案。庭で育てるにしても日当たりがいいか悪いか、水はけがいいか悪いかなど様々な条件によって育つ花が変わってくるのです。
さらに、水やりや肥料などの手入れもそれぞれ。花の手入れの特徴も知っておくと便利です。このようにポイントを絞った春に咲く花を揃えて、初心者でも簡単に育てられたら、花も気軽に楽しめそうですよね。
そこで今回は、春に咲く花でガーデニングを気軽に楽しめる、人気の7つの花々をお伝えします。
春に咲く花で庭を楽しむ☆
主役も脇役も!人気7つの花々
古くから人気のゼラニウム
春に咲く花で古くからとても人気があるゼラニウム。玄関先に置けば魔除けにもなるなどと言われていてよく育てらています。
【 春に咲く花、ゼラニウム 】
★ ゼラニウムは、とても暑い夏や寒い冬以外の、気候の良い時期に花を咲かせる多年草。
・ 育てるのも簡単!庭で育てる以外にも鉢植えやプランターなどで育つ点が特徴的。寄せ植えなどにもおすすめです。草丈は20cmくらいから80cmくらいまで育つものも!
花色はピンクや白、赤などがあり、乾燥にもとても強く適度に水分を与えるくらいで、きれいに花が咲いちゃいます!ただし、過湿を嫌うので雨の当たらないベランダや玄関先などで育てるのがおすすめ。部屋の中で半日陰の場所でも育ってくれます。
とてもかわいいデージー
春に咲く花でとても丈夫で見た目もかわいく女性に人気のデージー。お手入れポイントを押さえて育てれば、とても長い期間花が楽しめます。たくさんお庭に植えて楽しむと可愛い花!
【 春に咲く花、デージー 】
★ 冬の時期から春に咲く花で、草丈もさほど大きく育たないため、プランターや鉢植えでベランダでも育てることができます。
・ 花の色は白やピンク、赤など。ほとんどのものが八重咲きの品種です。
本来は多年草ですが、日本の梅雨時期の高温多湿には耐えられず枯れてしまうため、日本では一年草とされています。和名はヒナギクとよばれ、古くから庭先で育てられ広く親しまれている花なのです。
ベゴニアは日陰でも丈夫に育つ
春に咲く花のなかでも、半日陰でも丈夫に育てることができるベゴニア。育てやすいのでとても人気があります。
【 春に咲く花、ベゴニア 】
★ 日当たりの悪い庭でも育てることができるのが魅力!
・ 葉が分厚く乾燥にとても強いので、夏や秋口まで花を咲いてくれます。ほとんど手間いらずで自然に育てられる、初心者でも楽しめる花がベゴニアです。
さらに、温度が15度くらい保つことができるなら、1年中花を咲かせることも可能!一重咲きと八重咲きの2タイプありますが、一重咲きのほうが丈夫で長持ちします。
清楚なイメージのマーガレット
春に咲く花のなかでも、白がとてもきれいで清楚なイメージを持つマーガレット。プレゼントにもおすすめです。
【 春に咲く花、マーガレット 】
★ 白が一般的ですが赤や黄色、ピンクなども花色、形の異なる品種があります。
・ 春に咲く花ではありますが、割と暖かい地域であれば、冬から花を楽しむことも可能!夏も比較的涼しい地域では、たくさんの花を咲かせてくれます。
水はけがよい土を使って、湿度に気を付け、やや乾燥気味に育てることがコツ。このポイントを押えれば、きれいな花を咲かせることができちゃう育てやすい花なのです。
金魚のような可愛らしいキンギョソウ
春に咲く花でも、咲いた花の形が「金魚のように見えた」ことから名前がついた、キンギョソウ。本数を多く植えてたくさんの花を咲かせていくことで、とても美しく見えさらに楽しめます。
【 春に咲く花、キンギョソウ 】
★ 花色は白や黄、ピンクや赤などさまざま!草丈も20cmくらいのものから1mの高さになるものまであります。
・ 庭でたくさん植えて育てるのがおすすめですが、プランターや大き目の鉢植えにして育てることもできます。春と秋に咲く丈夫で育てやすい花です。
とても小さな花を咲かせるアリッサム
春に咲く花で、とても小さく5mmくらいの花を咲かせるアリッサム。2月から6月頃に咲き長期にわたり花を咲かせ、とても育てやすい花です。
【 春に咲く花、アリッサム 】
★ 草丈はさほど大きくはなりませんが、横に張っていくように広がっていくのが特徴。お庭で育てるか広めの鉢で育てるのがおすすめ!
・ スイートアリッサムとも呼ばれ、とても甘い香りがします。ベランダや窓辺の装飾にもぴったり!
庭だけでなくプランター、吊り鉢、バスケットと容器を選ばず、寄せ植えでも活躍してくれます。最盛期のころにはこぼれんばかりに花が密に咲くため、バスケットなどに咲かせプレゼントするのも素敵です。
春を連想させるチューリップ
春に咲く花で最も春らしい花といえば、チューリップ。「春に咲く花は?」何と尋ねたら、ほとんどの方がこの花をイメージすると言えるくらい有名な花ではないでしょうか。花言葉には「博愛」という意味もあります。
【 春に咲く花、チューリップ 】
★ たくさんの品種と花色があり、お庭を華やかにしてくれるチューリップ!
・ 大き目の球根を選んでお庭に植えたり、鉢やプランターでも育てることもできます。
・ 球根の向きをそろえて植えるのが、キレイに育てるコツ。伸びてきたときに葉が同じ方向に向いてくれて、見た目もきれいに整えることができるのです。
このように植えるときに注意して進めるのが、チューリップの基本。植える時期は10月から11月頃。開花は3月から5月の春時期に咲きます。
いかがでしたででしょうか、春に咲く花、人気の7品種をお伝えしました。春は植物が育ちやすい気候でもあるため、比較的育てやすく枯れにくい!初心者でも始めやすい時期でもあります。
このほかにも春に咲く花がたくさんあるので、ご自分の好みや環境で色々な花を楽しんでみてください。最初は、一種類をたくさん植えて楽しむのが育てるのも簡単!見た目もきれいに整います。
慣れてきたら色々な花を植えて、色や高さなどもバランスよく整える楽しみも。ただし、たくさん植えるときは間隔をしっかり確保したり、湿度なども注意が必要。たくさん植えすぎて枯れてしまわないように気を付けてください。
花がたくさんあって、きれいに咲かせることができたら、見た目だけでなく香りも楽しめ心も穏やかに過ごせるはず。ぜひ試してみて春の花を楽しんでみてください!
まとめ
春のガーデニングにおすすめの花々
・古くから育てやすく、定番のゼラニウム
・鉢植えでも育つ、可愛いデージー
・ベゴニアは日陰でも丈夫に育つ
・やや乾燥気味に育てるマーガレット
・庭にたくさん植えたいキンギョソウ
・甘い香りも楽しめるアリッサム
・球根の向きを揃えて楽しむチューリップ