夏の花は、暑さでバテてしまう心と体を元気に、そして涼しくしてくれます。「夏は暑くて外に出たくない!」「ずっと涼しいところにいたい!」と言う人も、多いのではないでしょうか?
夏は夏バテやクーラー病、また意外と知られていませんが、夏季うつになりやすい季節です。夏こそ暑さに負けないくらい元気になれるよう、お部屋に夏の花を飾ってみてはいかがでしょうか?
最近では睡蓮をベランダで育てながら、睡蓮が咲く鉢の中に金魚やめだかを放して、「ウォーターガーデニング」を楽しみながら、おしゃれに夏を乗り切る方法にも、注目が集まっています。
そこで今回は、夏バテや夏季うつを吹き飛ばしてくれる夏の花を7つ、お伝えします。さらにお伝えする夏の花、それぞれのとっておきのアレンジ法もご提案しちゃいます!誰でも簡単にできる夏の花アレンジ法なので、是非試してみてください。
夏の花は元気になる☆
部屋に飾る7つの花とアレンジ法
アサガオを飾ろう
アサガオを知らない人はいないというくらい、日本ではとても伝統のある夏の花です。
アサガオはつるを伸ばしながら成長していく花で、実は昔から日よけとして、各家庭で育てられていたのです。今でもその人気は衰えることなく、鉢植えなどでも育てる人も多いです。
【 涼やか!夏の花アサガオのアレンジ法 】
★ アサガオを育てるときには「グリーンカーテン」として、日よけにしてみてください!
日よけになりつつ、家の中からもアサガオの花を楽しむことができますよ。
サルスベリって知ってますか?
サルスベリという花を聞いたことがありますか?別名ヒャクジツコウと言って、漢字で書くと『百日紅』と書きます。この漢字なら知っている人も多いかもしれません。
サルスベリはその漢字の通り、長い期間花を咲かせることからこの名前が付いているという説があります。実際には少しずつ種子が作られていて、花の色も少しずつ衰えてはいるけれど遠目から見ても分からないということなのです。
【 とてもキレイな百日紅(サルスベリ)の飾り方 】
★ サルスベリの仲間は30種類以上あって、いろんな色の花を咲かせます。
・ サルスベリはドライフラワーにして、お部屋に飾るととてもキレイなので是非やってみてください!
懐かしい感じがするオシロイバナ
小学生の頃など、帰り道に生えているオシロイバナの種で遊んだことはありませんか?オシロイバナは道端に生える草花です。
その雑草魂はとても強く、多少条件の悪い場所でも育つという力強さを持っています。そんなオシロイバナは、お花屋さんで売ってることはありません。
【 懐かしい!オシロイバナ探索 】
★ 全国どこでも雑草として、道端で咲いている身近な花。
・ 子どもの頃に戻って、もしくは子どもと一緒に、探してみてはいかがでしょうか?オシロイバナを見つけたら、持ち帰って押し花にしてもキレイです。
実はこのオシロイバナ、夜行性の夏の花なのです。そのため花が咲く時間帯は昼3時頃。実はとても珍しい夏の花なので、探すときの豆知識にしてください。夏の夜に月の光だけでオシロイバナを眺めながら、ゆっくり過ごしてみても、粋な時間が楽しめます。
ハイビスカスで気分は南国!?
南国の夏の花として名が高いのは、ハイビスカス!そんなハイビスカス、現在では観葉植物としても人気があります。ハイビスカスには大きく3つに分類されるのですが、1番大輪を咲かせるのがハワイアンハイビスカスです。
ハイビスカスは夏の花というイメージですが、実は日本の暑さには弱いのをご存知ですか?春や秋くらいの温度が、1番花が咲きやすいです。
【 夏の花、ハイビスカスの2つのアレンジ 】
① ハイビスカスのレイを飾る。
・ ハイビスカスの花をレイ(フラダンスを踊るときに首にかける)を作って、お部屋に飾ると一気に南国になります!
② ハイビスカスティーを楽しむ。
・ 部屋に飾るのではないのですが、ハーブティーとしても美味しく頂けますので試してみてはどうでしょうか!
紫陽花も夏の花
紫陽花といえば、「梅雨の時期に、カタツムリが葉っぱについている。」そんなイメージがあります。けれども実は紫陽花は、梅雨だけでなく7月にも咲く夏の花。
その昔、「紫陽花は、プレゼントには向かない花。」とレッテルを貼られていました。なんとなくジメジメしたイメージがあるからかもしれません。しかし、最近ではそのイメージが変わってきています。
【 夏の花、紫陽花を母の日に贈る 】
★ 母の日のカーネンションに代わって、紫陽花を贈る人が増えています!
紫陽花は何年も花を咲かせてくれるので、1年で終わってしまうカーネンションよりはいいのかもしれません。
【 紫陽花のとっておきアレンジ 】
★ 紫陽花のドライフラワーのリースが人気急上昇中!
・ この紫陽花もドライフラワーや、押し花にしてお部屋に飾るとオシャレです!ドライフラワーのリースはシックな仕上がりで、ナチュラル派に絶大な人気!
ゼラニウムも花が咲く
ゼラニウムは、ハーブやアロマオイルとして名前が知られている植物です。夏の花のいエージがないのですが、実はちゃんと花も咲くのです!
日本ではアイビーゼラニウムという品種が、多く出ています。ゼラニウム花は少し紫陽花にも似ています。そんなゼラニウムはハーブっやアロマオイルにしなくとも、その花自体に虫除けの効果があります。
【 夏の花、ゼラニウムを家の窓に 】
★ ゼラニウムを窓に飾って、虫除け効果!
・ ヨーロッパでは家の窓にゼラニウムを飾って、虫除けにもなるということで一石二鳥の役割を果たしているのです!
是非、この夏に虫除け対策にもなるゼラニウムを窓辺に飾ってみてはいかがですか?
夏の花といえばヒマワリ!
最後に夏といえばヒマワリ!ですよね。ヒマワリは大きく成長するので、「なかなか家の庭では育てられない!」と言う人が多いです。
けれども、最近では品種改良されていて小ぶりのヒマワリもあるので、チェックしてください。向日葵はその漢字の通り、太陽の光を追いかける習性があります。
【 夏の花、ヒマワリのアレンジ 】
★ 夏のフルーツや青々とした野草で元気アレンジ!
・ 今回は花瓶に飾るのではなく、生け花のように剣山などに飾り、夏のフルーツっや青々とした草と一緒に飾る、ちょっと斬新な飾り方をご提案します。
よりヒマワリのイエローパワーで元気が貰えますよ!
そんなヒマワリ、色鮮やかな黄色の花はドライフラワーにもできますが、やはり花びらがクシャっとなってしまします。そのため、まずは生花として飾ってそのビタミンカラーを楽しんでくださいね!
夏の花でバテ気味や夏季うつの気分を吹っ飛ばす!疲れた体と心を押し上げてくれる花々とアレンジ法はいかがでしたでしょうか。もちろん今回お伝えした夏の花以外にも、まだまだたくさんの花々があります。
今回はそのなかから、特に厳選した7つをご提案してみました。ほとんど1度は名前を聞いたことががある花ばかり。サルスベリや紫陽花のドライフラワーは、風通しの良い場所に1〜2週間ほど干しておくだけで、誰でも簡単にできます。
サルスベリも紫陽花も、その魅力はバリエーション豊富な色の花があること。カラフルなだけでも、飾るのがとても楽しみになります。今回ご提案したものは、どれも難しいアレンジ法ではありませんので、夏の暑い日にお花を見て少しでも癒されて、そして元気になってください!
まとめ
夏バテや夏季うつを吹き飛ばす!夏の花々とアレンジ法とは
・つる科のアサガオは、ベランダの柵でグリーンカーテンに!
・30種類以上のバリエーション豊かなサルスベリはドライフラワーに
・今、シックな紫陽花のドライフラワーが人気!リースにして飾って
・子どもに戻ってオシロイバナを探索!夜長を優雅にする夜行性
・南国気分のハイビスカスは、レイにして飾ったりハーブティーも!
・ゼラニウムを窓に飾って、虫除けと鑑賞の一石二鳥!
・ビタミンカラーのヒマワリは生け花風に、生花で楽しむ