トマトの育て方からマスター!初めてさんに7つの手順


トマトの育て方をマスターして、自宅で簡単に収穫することができたら、素敵ですよね。夏野菜の代表であり、様々な料理にも利用されるトマト。実はそんなトマトの育て方は、家庭でも簡単に実践することができます。

特にミニトマトは大きいものに比べ果実も実りやすく、家庭菜園が初めての方でも簡単に収穫することができるため、初心者にもおすすめです。また、トマトの育て方は地植えの方法から、ベランダなどの僅かなスペースでのトマトの育て方まで様々あり、あらゆる環境で栽培を楽しむことができます。

そんなにトマトの育て方が簡単なら、ご自宅でもできそうですよね。

そこで今回は、初めてのトマトを作りたいという方のために、トマトの育て方をマスターする7つの手順をお伝えします。とても簡単なので、ぜひこの機会にトマトの育て方をマスターし、おいしいトマトを収穫してください。

 

トマトの育て方からマスター!
初めてさんに7つの手順

 

トマトの育て方:種まき

トマトの種まき時期は3月初めです。種から育てるのはとても難易度が高いため、初心者の方は苗から育てるのがおすすめです。苗から育てる場合は種まきの工程は飛ばして大丈夫です。

【 トマトの育て方:種蒔き 】

★ 種から育てる場合は、ポット2、3粒蒔き育てます。

・ 芽が出た後は、1番育ちの良い芽だけを残して後は間引いてください。

そうして、残った1本の本葉が9枚ほどになったら植え付け時です。

 

トマトの育て方:場所選びと植え付け

苗の植え付け時期は5月はじめです。トマトは水はけの良い土を好み、強い日差しに当たらないと甘く育ちません。そのため、水はけが良く日当たりの良い場所で育てるのがおすすめです。

【 トマトの育て方:植え付け 】

★ 植え付けの際にはあまり深植えはせず、ポットの土の表面が顔を見せる程度の深さに植えます。

・ その際、あらかじめ立ててある支柱の近くに植える場合は、実った果実がぶつかり傷つかないよう、支柱が蕾の反対側に来るように植えてください。

 

トマトの育て方:水やり

トマトは葉や枝は比較的枯れにくいですが、果実はとても環境に左右されやすい作物でもあります。特に与えた水分量により味が大きく変わるので、水やりは慎重に行う必要があります。

【 トマトの育て方:水やり 】

★ 乾燥し過ぎると枯れてしまいますが、元々トマトは乾燥に強い植物なので、地植えの場合は水やりの必要がほとんどありません。

・ ただし、植えつけてからすぐの間は根がなじむまで、例外的にたくさんの水が必要なのでたくさん与えてあげてください。

水分量が多いと味の薄いトマトが、逆に与える水の量が少ないと濃い味のトマトが育ちます。

ただし、急激に水分量が変化すると、実が割れてしまう原因になるので、注意してください。味にこだわる場合は、水分量を調節するために、雨避けを設置するのも1つの手です。

 

トマトの育て方:支柱を立てる

本植えから2~3週間で支柱へ本枝を縛ります。その際、先ほどもお伝えしたように、蕾とは反対側に支柱が来るよう縛るのがポイントです。

【 トマトの育て方:支柱立て 】

★ 枝はその後も成長と共に太くなっていくため、きっちりと支柱と結んでしまうと紐が枝に食い込んでしまいます。

・ そのため、枝と紐の間にゆとりのできるよう、8の字に緩く結びます。

 

トマトの育て方:幹の剪定、摘芯

トマトは成長力が旺盛で、放って置くとどこまでもぐんぐんと高く成長していきます。そのため、ある程度背が伸びてからは、それ以上成長しない様、摘芯を行うのがおすすめです。


【 トマトの育て方:幹の剪定 】

★ 一番上の幹の先端を摘み取ることで、それ以上成長することを止めることができます。

あらかじめ育てる高さを決めて置き、支柱の高さに合わせて摘芯を行うと管理がしやすいです。

 

トマトの育て方:わき芽かきと摘果

同じく、ある程度育って来たら様子を見ながら、適度にわき芽かきと摘果を行います。

【 トマトの育て方:わき芽かき 】

★ トマトの場合、芽の間からわき芽という小さな芽が次々と顔を出します。

・この余分な芽を摘み取ると、栄養が本枝の方へ集中し、よく育ちます。

大きく育てたい場合のトマトの育て方では、このわき芽かきを1週間に1回程度行います。同じ要領で実が育ってきてからは、余分な実をあらかじめ取り除く、摘果を行います。

このように余分な枝や実を摘出して、必要なものだけ残すことで栄養が集中し、トマトを美味しく育てることができます。

 

トマトの育て方:収獲

ヘタの上まで赤くなったら収穫時です。収獲が遅れてしまうと実が割れてしまったり、落ちてしまったりするので注意が必要です。

【 トマトの育て方:収穫 】

★ 水やりの項でお伝えしたように、トマトは急激な水分量の変化で割れてしまいます。

・ そのため、雨の日の前に収穫してしまうのがおすすめです。

 

トマトの育て方をマスターする、7つの手順はいかがでしたでしょうか。記事内のトマトの育て方では、水やりの難しさをお伝えしましたが、他にもトマトは病気や害虫も付きやすく、それらの対策も必要なことがあります。

また、連作障害も起こすため、二年目からのトマトの育て方では、同じ土で連続して育てないようにします。連作中は病気になりやすくなります。

このように手間の多いトマトの育て方ですが、苗自体が枯れる心配はあまりないため、収穫するだけなら、初心者でも問題ありません。トマトの育て方は初心者には収穫しやすく、育て込めば育て込むほど、おいしくなる奥の深い野菜です。トマトの育て方によっては、自分だけの味のトマトを育てることができます。

ぜひ、この記事を参考にトマトの育て方をマスターして、自分だけのおいしいトマトを育ててみましょう!

 

まとめ

トマトの育て方、7つの手順

・種まき時期は3月初め
・トマトの植え付けは5月初め
・蕾の反対側が支柱になるように植える
・水やりは量の調整を慎重に
・支柱へ茎を結ぶときは、ゆとりを持とう
・余分な枝、茎、実、を取り除くことで、美味しいトマトを
・トマト収獲は7~10月中旬


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