椿の花言葉を添えて女性に贈る☆小粋な花の贈り方7選

「椿を贈る」ということに、あなたはどんなイメージをお持ちですか?「お見舞いには向かない花(花が散らずに、ポトッと落ちる様が「首が落ちる」ことを連想させるため)」という、マナーに基づいたイメージが強いでしょうか。しかし、椿は日本人に古くから愛され、冬でもつやつやと美しい葉などの様子から「不老長寿の霊木」としても尊ばれてきた植物でもあるのです。

また、豪華な八重咲きや、おなじみの赤や白の花色だけではなく、黄色や黒っぽい色の花もあるなど、バリエーションもいっぱいです。ここでは、椿の花の花言葉にも基づいた、贈り方のアイディアをご紹介します。

 

椿の花言葉を添えて女性に贈る☆
小粋な花の贈り方7選

 

椿の小さな盆栽を贈る

盆栽にはどうしても渋いイメージ、シニアの趣味というイメージがあります。しかし、最近の盆栽はとってもおしゃれで、インテリアとして部屋に飾っても、とても美しいものです。植木鉢も日本伝統の焼き物だったら、重厚感が出て、お部屋の雰囲気も変わりますね。盆栽には一重の、小ぶりの花をつける椿がよく用いられます。

ここで、赤と白の椿の花言葉をご紹介しましょう。赤い椿の花言葉は「気取らない魅力」「慎み深い」「高徳な理性」など。白い椿の花言葉は「申し分のない魅力」「至上の美」「誇り」など。贈る相手のイメージに合わせて、選ぶと良いですね。

 

椿を苔玉にアレンジして贈る

苔玉とは、土台となる植物の根を土でくるみ、さらにその周りに水苔などの苔類を貼ったものです。この土台に小ぶりの一重咲きの椿を用いると、とても素敵です。和室はもちろん、不思議とどのような部屋に置いてもマッチするものであり、鉢植えとはまた違った面白さがあります。

苔のモスグリーン、葉の深いグリーンとのバランスを考えると、赤い花の方が映えそうですね。気心知れた女友達に、花言葉を添えて送ってみてはいかがでしょうか。

なお水やりは、一日一回、苔玉が浸かるくらいの容器に水を入れて、苔玉を5~10分浸けて十分水を吸わせる、という特殊な方法になります。また、風通しの良い半日陰の場所に置くのも大切なポイントです。このような、お手入れの仕方を添えるとさらに良いと思います。

 

同じ色・同じ種類の椿だけの花束を贈る

一輪の椿も風情があって素敵ですが、同じ色と同じ種類の椿だけを集めて花束にするのも、静かな迫力があって美しいものです。ワックスペーパーなど、渋い色合いかつ重厚感のあるペーパーでくるむと、花とのバランスが取れます。リボンもきらびやかなものより、おちついた色味と質感のものを選びましょう。

この時の椿は、一重咲きでも八重咲きでも素敵かと思いますが、小ぶりの椿の方が向います。また、花の色は赤でも白でも美しいと思いますが、ピンクでも素敵です。ピンクの椿の花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」。やさしい雰囲気の女性にぴったりです。

 

椿を「フラワーボックス」にアレンジして贈る

フラワーボックスは、箱の中一面に花を活けたアレンジメントです。簡単で見栄え良く仕上がるので、ご自分で活けてみてはいかがでしょうか。この場合の椿は、一重咲きでも八重咲きでも、お好きなものを!

〈用意するもの〉

花・箱・箱の大きさに合わせた吸水性フォーム(オアシス)・セロファン・アルミ箔

1.まず、吸水性フォームに水をしっかり吸わせます。 なお、フォームの高さは箱の高さの半分くらいになるように、あらかじめカットします。
2.箱の底に、セロファンを敷きます(水が漏れないようにするためのものです)。
3.フォームの底と周囲をアルミ箔でくるみ、箱にセットします。
4.花や葉の茎を箱の高さに収まるようにカットし、差し込みます。

この時、まずメインとなる花(この場合椿)を先に挿し、花の間をグリーンなどで埋めるようにすると、きれいに仕上がります。花はバランスが良ければ、同じ種類や同じ花色でなくても良いと思います。グリーンは椿の葉よりも薄めの色の方がきれいです。また、センリョウなどの小さな赤い実をつける植物も似合いますよ。

 

椿をミニ花束にして贈る

椿1~2本とグリーンを合わせた、ブーケのようなミニ花束も可愛らしいものです。ポイントは、花束をくるむペーパーをこげ茶・深緑などの落ち着いた色にすること。花の明るさがより一層引き立ちます。この場合、椿の花を2本使うのでしたら、同じ種類や色よりも違うものを取り合わせたほうが華やかです。他のギフトに添えてもいいですね。

 

椿をフラワーバスケットにアレンジして贈る

椿全般の花言葉には「完全な愛」「魅力」「控えめなやさしさ」などがありますが、極めつけは「女性らしさ」!色とりどりの色々な種類の椿を、フラワーバスケットにアレンジしてみてはいかがでしょうか。この場合の花は、一重咲きよりもむしろパッと華やかな八重咲きが向いています。さまざまな椿がたくさん盛られている様子は、きっと喜ばれますよ!

 

プリザーブドフラワーの椿を贈る

プリザーブドフラワーとは、生花や葉の樹液を抜いた後に、特殊な液を吸わせて作られる素材のことです。ドライフラワーが乾いた質感を持ち、飾っているうちに色褪せてくるのに対し、プリザーブドフラワーは柔らかな質感を持っており、鮮やかなままの色が保持されていくことが特長となっています。もちろん、水やりなどの必要はありません。いつまでも椿の美しさを楽しんでほしい、と思ったら、こちらを贈るのも良いですね。

 

いかがでしょうか。

冒頭で取り上げた「お見舞いの花には向いていない」というお話は、広く知られていることです。年齢が上がるほど気にされる方が多くなりますので、このマナーは守るべきことと言っても過言ではありません。

しかしそれ以外のフラワーギフトでしたら、これほどまでに美しく、女性にぴったりの花言葉を持つ花を使わない手はありません。贈りたい方のイメージに合わせ、いろいろな花色や形の中からとっておきの椿を選び、あなたの心を花言葉に託して贈ってみませんか?

 

まとめ

椿の花言葉を添えて女性に贈る☆小粋な花の贈り方7選

・椿の小さな盆栽を贈る
・椿を苔玉にアレンジして贈る
・同じ色・同じ種類の椿だけの花束を贈る
・椿を「フラワーボックス」にアレンジして贈る
・椿をミニ花束にして贈る
・椿をフラワーバスケットにアレンジして贈る
・プリザーブドフラワーの椿を贈る


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