チューリップの育て方、失敗しちゃう人に共通する7つのNG行為

チューリップの育て方、失敗しちゃう人に共通する7つのNG行為
毎年、春の風物詩として愛らしいチューリップは欠かせないものですよね。原産国であるオランダに古く伝わる話では、チューリップは三人の求婚者の愛に途方にくれた乙女の生まれ変わりとされています。

花言葉は色により異なりますが、愛がテーマになっています。そんなチューリップは自宅のでも簡単に育てることのできる品種で、栽培にはおすすめの花です。また最近ではテーブルの上でもできる水耕栽培なども流行っています。

そんな現代においても愛されるチューリップを自宅のプランターで育てたら、毎日が明るく華やぐことでしょう。しかし、なぜか失敗してしまうという方も数多くいます。

そこで今回はその失敗する人に共通する7つのNG行為に迫り、誰でも上手にチューリップを育てられるコツについてお伝えします。ではご覧ください。

 

チューリップの育て方、
失敗しちゃう人に共通する7つのNG行為

 

基本の育て方を大切に

子供の頃、幼稚園や小学校でチューリップを植えきれいに咲いたチューリップに心を躍らせた経験をもつ人も多いでしょう。

こうした経験からチューリップなら自分も簡単に育てられると思い自宅でトライしたものの失敗して、芽が出てこないなどのケースはよくあるものです。まずは基本の育て方を確認しましょう。

日当たりの良い場所、水はけのよい土、毎日の水やりが基本です。当たり前のようですが、この3つを再確認してみましょう。

 

球根選びは慎重にしよう

花屋の店先に並んだ球根を目にして、春に咲いた姿を想像して思わず購入してしまう方もいるのではないでしょうか。

しかし、良い花を咲かせるには、まず良い種が必要だということを忘れてはいけません。良い種は形が大きくふっくらしたものが多いでしょう。

オランダ、国産のものがおすすめです。先端の皮が剥けているものはさけましょう。逆に国産の皮は厚く初根の妨げになりますので、根の部分を少し剥くとよいでしょう。

 

水やりをおこたらず

失敗の共通点のほぼ多くは水やりにあります。多忙な生活スタイルに起因するケースが多いですが、コンスタントな水やりが難しい場合は、少量ずつ水が落ちるキャップを百円ショップで購入し、ペットボトルにつけて土に差し込むなどの工夫をしましょう。

チューリップの葉は根元に水をたくさん受けられるように開いています。それはチューリップがたくさんの水を必要とする花だということを示しています。

 

良い土をつくろう

良い種、水に加えて、植物を育てる基本の3つめに大切なものは土です。他の植物にも同様にあてはまることですが、チューリップも土の中に根を張り栄養を吸収し、大きく育っていきます。

その土が痩せていて栄養のないものだったら、チューリップが大きくなれないことはもちろんです。土はしっとりとして水はけのよい状態がベストです。またミミズなどの虫がいるほど栄養のある良い土です。良い土に球根を寝かせてあげましょう。

 

球根の向きはそろえて

良い球根、適切な水やり、良い土の条件がそろったら、さあ後は芽が出て葉が伸びるのを待つだけです。

ところが、やっと出てきた芽があちらこちらを向き、葉の向きもばらばらという残念なケースもあります。それは、球根を植える際に向きをそろえなかったことが原因です。ここで簡単に向きと間隔をそろえて植えられる裏技をご紹介します。

空の卵パックを土の上に押し付けてから離します。すると土のうえにパックによってできた穴ができるので、そこに球根を入れると綺麗に植えることができます。

 

土の状態を確認して

チューリップの育て方に失敗してしまう場合、原因は土を見るとよくわかります。乾いて土が白っぽくなっている場合、反対に水はけが悪くジメジメとして黒くなっている土がよくある失敗のケースです。

乾いた土は言うまでもなく、水やりを怠ったNG行為によるものです。ジメジメした土は、水をやり過ぎたNG行為によるものです。

土の良い状態は水はけがよいが、少しこげ茶っぽくしめった状態です。常に土を確認して良い状態を保つことが失敗せずに上手に育てるコツになります。

 

肥料のやり過ぎに注意

実は育てるのに失敗してしまう人に限って、肥料を多くやりすぎでしまいます。

うまく育たない焦りから、何とかしようとして肥料をたくさんあげてしまうのです。しかし、肥料は適切な時に、適切な料をあげる必要があります。肥料をやる目安は、芽が出たとき、葉が出たとき、つぼみが出たときなど変化のたびごとにやります。

適度な量は、根元の周りにぱらぱらと20粒目安に撒きます。多すぎて肥料で根元を覆ってしまわないように注意しましょう。

 

いかがでしょう、今日お伝えした内容を参考にして、ぜひもう一度、育て方を見直してみてください。

チューリップの育て方に失敗しちゃう人に共通する7つのNG行為は、球根の選定、水、土、の基本の要素を欠いている場合が多く、水はやり過ぎ、やらな過ぎにご注意を。土は乾き過ぎ、湿り過ぎにご注意。日当たりにも気をつけると良いですね。さあ、今年こそは見事なチューリップを咲かせてみましょう。

まとめ

チューリップの育て方のポイントは

・基本の育て方を大切に(日光、土、水の3要素)
・良い球根を選びましょう
・水やりはおこたらず
・良い土を作ろう
・球根の向きをそろえて植えよう
・常に土の状態を確認しよう
・肥料のやり過ぎにはご注意を


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