オクラの育て方☆美味しく大きく育てるプロの裏ワザ

オクラの育て方☆美味しく大きく育てるプロの裏ワザ
オクラの育て方は初心者でも比較的簡単!初心者でも確実に収穫できるなら、家庭菜園でも試したいですよね。もちろん、美味しく大きなオクラを育てることができます。独特なねばねばとした触感が人気なオクラは、育てやすい野菜だったのです!

しかし育てやすい反面、収穫時期の難しい野菜でもあります。育ちすぎてしまうと実が固くなり、逆に収穫が早すぎると種が育たず美味しく食べられません。

そのため、家庭菜園でオクラを育てている方の中には、せっかく収穫したけどいざ食べてみたら味がイマイチだった、なんて経験をされた方も多いことも事実。どうせ挑戦するなら美味しいオクラの育て方を知っておきたいですよね。

そこで今回は、初心者でも美味しく育てる、オクラの育て方の裏技をお伝えします。この記事を参考に、ぜひ美味しいオクラを作ってください。

 

オクラの育て方☆
美味しく大きく育てるプロの裏ワザ

 

オクラの基本情報

オクラはアフリカ原産のアオイ科の植物です。そのため、暑さに強く真夏でも滅多に枯れることがありません。

また、病気や害虫にも強いことから、育てやすい野菜として初心者に人気!ただし、暑さに強い反面寒さには弱く、10度以下になると成長が止まってしまうため注意が必要なのです。

【 オクラの育て方:植え付け 】

★ オクラの植え付け時期は5月中旬から6月上旬。収穫時期は7月中旬から8月。

・ とても成長が早く、花が咲いてから1週間ほどで収穫!そのため、オクラを育てる際にはこまめに様子を伺うのが大切です。

長い間放置すると成長し過ぎて、収穫時期を逃してしまうなんてこともあるので注意してください。次項からはそんなオクラの育て方をお伝えしていきます。

 

オクラの土作りと肥料

オクラを育てる際にはまず、土作りから始めていきます。

【 オクラの育て方:土作り 】

★ オクラは高湿な環境を嫌うため、水はけの良い土を好みます。また、吸肥力が強く、土に栄養が少ないと葉や実が痩せ、元気に育ちません!

・ 種や苗を植え付ける2週間前までに土へ肥料を混ぜ、畑を耕しておいてください。

ただし、その際、肥料を与えすぎても葉や茎が育ちすぎて、実りが少なくなってしまうのが注意のしどころ。そのため、1度にたくさんの肥料を混ぜるのではなく、こまめに追肥を行い、後から調節する方法がおすすめです。植え付けた後も2週間に1度ほど追肥をすると良く育ちます。

 

オクラの種まき

オクラの育て方には種から育てる方法と、苗から育てる方法の2種類がありますが、初心者の方に失敗の少ない苗から育てる方法がおすすめです。苗から育てる場合は、この項を飛ばしてしまって構いません。

種まきをする場合、畑へ直接種を植える方法と1度育成ポットで育て、苗を大きくしてから畑へ移す方法の2種類があります。

【 オクラの育て方:種まき 】

★ 畑へ直接植える場合…

・ 1つの穴に種を2~3つ植え、ある程度育ったところで一番元気な芽を残して後は間引いてしまいます

★ ポットで育てる場合…

・ たくさんのポットに1つずつ種を植え、ある程度育てた後、元気な苗だけを選んで畑へ移します。

 

オクラの種まきの裏ワザ!

オクラの種は固く芽が出にくいため、どちらもその対策としてこのような方法を取ります。

【 オクラの育て方:種まきの前に 】

★ ここで、種まきの1日前に種を水に浸しておくのが、芽が出やすくなる裏ワザ!

また、先ほどお伝えした通り、オクラは寒さに弱いため、気温が10度以下の時に種を植えてしまうと低温障害を起こしてしまいます。「種まきは暖かくなってから」が基本です。

 

苗の植え付け

種が育ったら、苗を畑へ植え付けです!

【 オクラの育て方:苗の植え付けの注意点 】

★ オクラの根は細く傷つきやすいため、ポットから取り出す際には根を痛めない様注意してください。

また、オクラは成長が早く、かなり大きく育つため、1つ1つの苗を離して植えて育てるとよく育ちます。苗と苗の間を40cmほど離して植えるのがおすすめです。

 

オクラの収穫

花が咲いて1週間ほどで収獲時です。実が6~7cmほどの時が一番おいしいとされているため、この大きさになったらできるだけ速めに収穫してください。育ちすぎると実が固くなってしまいます。

【 オクラの育て方:収穫後 】

★ 収穫した後、収穫した実の下に生えていた葉は切り落とすと、残りの実に栄養が行き美味しいオクラに育ちます。

 

オクラを育てる際の注意点

最後にオクラの育て方での注意点をいくつかお伝えしなければなりません!

【 オクラの育て方:注意点 】

① オクラには連作障害があります。

オクラは本来病気になりにくい野菜ですが、連続して同じ土で育てると病気にかかりやすくなってしまうのです。そのため、2年目からは1年目とは別の場所と土で育てるようにしてください。

② また、葉に害虫が発生してしまうと実の収穫量も減ってしまうことに!

オクラの育て方では、害虫を見つけた場合には早めに駆除するようにしてください。

 

いかがでしたでしょうか、オクラの育て方は少しコツはいるものの、案外初心者でも簡単にできる作物です。成長が早いため、毎日欠かさず様子を見ることが大切!長期間放置してしまうと、せっかくの収獲時を逃してしまうのが、最大の注意点なのです。

野菜は手間をかければかけるほど美味しく育つため、ぜひ大切に育ててあげてください。また種類が多いオクラは、種の品種や環境によってオクラの育て方も大きく異なります。そのため、その品種や環境にあったオクラの育て方をするのが大切。

ただ、はじめにお伝えした通り、基本的にオクラの育て方は簡単!今回お伝えした間引きや追肥等などを行わず、ある程度放置して育てても実を結びます。そのため、興味のある方は、ぜひ気軽にオクラ作りに挑戦してみてください。

この記事を参考に美味しいオクラの育て方を実践して、食卓に並べてください!

まとめ

美味しく大きく育てるオクラの育て方

・成長が早いため毎日様子を伺うのが大切
・種を植える1日前に水へ付けておくと発芽が良くなる
・10度以下の時には植え付けしない
・肥料は1度に与えすぎない
・2週間に1度は追肥を行う
・連作障害があるため、同じ土は使わない


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