1月に花を植えるなら☆冬から始めるガーデニング

1月に花を植えるなら☆冬から始めるガーデニング
1月の花初めてのガーデニングには、敷居が高いように感じますよね。確かにガーデニングと言えば、少し温かくなった春先をイメージします。チューリップやスイートピーと言った、柔らかな春の花は魅力的!

けれども寒い冬場の1月の花だからこそ、花を咲かせてくれたら、見た目にも温かく楽しませてくれます。反対に暖かい季節の春になると、アブラムシなどの虫が付きやすい悩みも…。

春夏秋冬それぞれのガーデニングのコツと、それぞれの花の手入れポイントを知れば、寒い真冬の1月の花でも、初心者でも十分にキレイな花を咲かせられるのです。

寒い冬場だからこそ、1月の花を咲かせて毎日を豊かに過ごしたいですよね。そこで今回は、寒さに強く初心者にも比較的育てやすい、1月の花々をお伝えします。

 

1月に花を植えるなら☆
冬から始めるガーデニング

 

クリサンセマムは、初心者におすすめ

初心者にも育てやすく、寄せ植えにも活躍する、可愛らしい1月の花がクリサンセマム。特に白い花を咲かせる「ノースポール」が有名でおすすめ!ハンギングにしても可愛らしい1月の花です。

【 1月の花:クリサンセマム 】

★ 初心者でしたら花付きのポット苗が販売されているので、素直に花から手入れを楽しんではいかがでしょうか。

・ 水はけの比較的良い、市販の草花用の培養土でも大丈夫!肥料は必要な花なので草花用の培養土に、最初から緩効性化成肥料を混ぜると便利です。

1月の花クリサンセマムは湿り気は苦手。水やりは土が乾いたらあげるようにするのが基本です。日当たりの良い場所に置いてあげれば、元気な花を春まで見せてくれるはず。

肥料は良く吸収するのが特徴なので、元肥の他にも、月2・3回ほどは、液体肥料を追肥すると、より元気に!温かな春のアブラムシには注意してください。

 

まんまるのお花が人気!デージー

まんまるく可愛らしい花姿ながらも、華やかで人気の花がデージー。ポンポンマムなどと同じ、菊科の植物で初心者にも育てやすいです。真冬の12月から春先に掛けて花を咲かせる1月の花!

苗は秋口から少しずつ、店頭に並び始めます。デージーの最大の手入れポイントは、日照不足に注意すること!日当たりが少ないと、花が少なくなる傾向にあります。

【 1月の花:デージー 】

★ クリサンセマムとは反対にデージーは乾燥には気をつけて、手入れをしてください。冬場は水やりのタイミングが難しく感じますが、凍結の心配がない晴天時には、三日に一度くらいは水やりをしたいところです。

・ 反対に春先など暖かい時期なら、毎日あげなければなりません。

水きれを起こして乾燥すると、害虫(アブラムシ)が出やすくなるのが、デージーの特徴、殺虫剤が有効です。春に花がたくさん咲いたら、肥料をたくさんあげてください。

 

室内で育てるなら、セントポーリア

室内で花を育てたいなら、鉢花の女王とも言われるセントポーリアはいかがでしょうか。開花時期は晩秋から春先までですが、キチンと育てれば一年中楽しむことができるのも魅力です。

セントポーリアは鉢植えの女王と言われるだけに、お花好きには人気の鉢花。植え替え時期は春と秋ですが、人気の花だけにセントポーリア専用土が市販されているのも、育てやすい!

【 1月の花:セントポーリア 】

★ 一番のコツは水やりには温かな水をつかうこと。汲み置きなどを利用して25℃前後の温かな水をあげてください。

・ ただし、この時セントポーリアの葉部分には水がかからないよう、注意しながら根元の土部分に上げるのも、ポイントのひとつ。あまり寒い時期には(7℃以下が目安)は、水やりも控えめにすれば、長持ちします。

冬場は葉の部分のホコリも取って、葉からの呼吸をサポートしたいところ。暖かい日には、水を含ませたスポンジで拭いたりすると適切です。

 

寄せ植えに便利、ハボタン

お正月の玄関先などでよく見掛ける、寄せ植えの脇役に大変重宝するハボタン!実はハボタンは花ではなく、キャベツなどの仲間の野菜なのです。その容姿からも「なるほど。」と思いますよね。

【 1月の花:ハボタン 】

★ だからと言って野菜用の培養土などではなく、他の花々と同じく、市販の草花用培養土を使用して問題ありません。真冬に差し掛かる11月頃から苗が出回りはじめます。

・ キレイな色のハボタンを楽しみたいなら、あまり暖かな場所に置かないことがポイント。日当たりは必要なのですが、寒い場所で手入れをしてください。

キレイな色を望むなら、肥料も冬時期はあげないのが鉄則!水あげは、土の表面が乾いてからたっぷりあげるだけで、大丈夫です。

 

華やかな鉢花なら、アザレア

セントポーリアと同じく、室内でも楽しめる鉢花がアザレア。もともとはツツジなのですが、ヨーロッパで品種改良されたため、とても華やかな花々を楽しめる1月の花なのです。

1月の花とは言え寒さに弱いため、室内での栽培が最適。3℃以上の温かな環境で育て、夏場には半日陰の涼しい置き場所を選ぶと元気に育ちます。

【 1月の花:アザレア 】

★ アザレアの水やりも、土の表面が乾いたらたっぷりとあげる方法。花時期は追肥は必要ないのですが、花後に液肥を頻繁に(月に2・3回を目安に9あげると、翌シーズンの花が期待できるはず。

アザレアは苗から元気なものを選んでください。ポイントは蕾の多さと色艶

 

初心者の王道!パンジー・ビオラ

初心者が初めて草花を育てるなら、パンジー・ビオラは欠かせません。初心者にも育てやすい、可愛らしい冬の草花の筆頭がパンジーとビオラです。パンジーやビオラを育てるなら、「肥料をたっぷり」が合言葉。

特に花がたくさん咲く春時期には、その分栄養も吸収しますので、肥料はたっぷりあげると安心です。

【 1月の花:パンジー・ビオラ 】

★ 苗を植え付けする際は緩効性化成肥料を原肥に混ぜた上、花期には追肥として液体肥料をあげてください。目安は毎月2・3回

・ 日当たりを好むので花をたくさん咲かせたいのであれば、日当たりの良い場所は必須!元気に育てるためには、花がら摘みをこまめにすることがポイントです。

寒さに強いのが最大の特徴ではありますが、冬場はあげた水の凍結をふせぐため、朝や夕方の水やりは避け、温かくなった時間を狙って水あげをしてください。

 

いかがでしたでしょうか、近年ではガーデニングも気軽にベランダなどの狭いスペースでも楽しめるようになりました。

花壇などでガーデニングができたら、それに越したことはないのですが、鉢植えでも十分に楽しめるものを、多くピックアップしています。特にセントポーリアは鉢植えではとても好まれる花なので、試してください。

その他にも1月の花と言えば、お歳暮にも時々選ばれるシクラメン、胡蝶蘭などのラン系の植物があります。どちらも手入れが難しいイメージがありますが、花は全てにおいて、それぞれの花の特徴をきちんと理解することが第一歩。

「全ての花に共通した」育て方、と言うのはあまりないのですが、基本的なガーデニングの流れを体験していれば、それぞれの特徴が分かりやすく、楽しくなるはず!

本記事を参考にしながら、初めての冬のガーデニングを楽しみましょう!

まとめ

1月に植える花々と、育て方のポイント

・クリサンセマムは乾かし気味に育てる
・冬場のデージーは、三日に一度の水やりをする
・セントポーリアは温かな水を根元にあげる
・ハボタンは寒い場所に置いて色付く花
・アザレアを育てるなら、室内がおすすめ
・パンジー・ビオラは日当たりの良い場所を選ぶ


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