10月の誕生花と花言葉に関する5つのこと


10月の誕生花と言えば秋を代表する花のひとつであるコスモスが一般的ですが、調べてみるとガーベラや菊といったコスモス以外の10月の誕生花があり、プレゼントする場合はどれも鉢植えや花束に適した綺麗で可愛い花なのでどの花を選べば相手に喜んでもらえるのか悩んでしまいますよね。

10月の誕生花に限りませんが、複数ある花から種類をひとつに絞って贈りたい時は花それぞれに付けられている花言葉が役に立ちます。贈りたい相手のイメージに合った花言葉を選ぶのもいいですし、10月の誕生花の花言葉には気持ちを伝えることができる花言葉も豊富にあります。

10月生まれの知人に誕生花を贈りたい時は花の見た目だけでなく、10月の誕生花に付けられている花言葉も判断材料のひとつにして下さい。もちろん、自分が10月生まれの場合は自分の誕生花を知り、身につけたり育てて楽しむことで誕生月に愛着が湧きますから、知っておいて損はありません。そこで今回は10月の誕生花と花言葉に関することについてお伝えします

コスモスの花と花言葉

秋の花で連想しやすいコスモスの花は10月の誕生花の中で一番季節感のある花と言えるでしょう。花言葉は「乙女の真心」や「謙虚」「調和」、西洋の花言葉で日本の花言葉に無いものだと「the joys that love and life can bring=愛や人生がもたらす喜び」や「beautiful=美しさ」が挙げられます。

赤のコスモスは「愛情」、ピンクは「純潔」、白は「優美」と花色それぞれで違う花言葉もあるのでコスモスの花をプレゼントする場合はコスモス全般の花言葉だけでなくコスモスの色の花言葉もぜひ参考にして下さい。

コスモスの花は茎が細く見た目が華奢なので、本数の少ない小さな鉢植えだと少し貧相に見えてしまいますから、花束にしたりラッピングを華やかにする工夫をすると物足りなさを補うことができますよ

 

ガーベラの花と花言葉

花色豊富なガーベラの花は小さな花束でも華やかで喜ばれやすく、花言葉も「希望」「前向き」「美しさ」や「常に前進」など良い意味の花言葉ばかり付けられているので、花言葉による誤解を気にせず贈ることができる贈り物向きの花です。

ガーベラもコスモスと同様色によって違う花言葉があり、赤なら「燃える神秘の愛」や「挑戦」、ピンクは「熱愛」、黄色は「究極の愛」や「優しさ」、オレンジは「冒険心」や「忍耐強さ」、白は「律儀」や「純潔」というように贈りたい相手の個性に合わせて選ぶこともできるので、相手をイメージしたガーベラの花束などは趣向を凝らした良いプレゼントになります。

ガーベラは10月の誕生花としてだけでなく、様々なシーンで使われる花ですからこのように花言葉を添えたりして特別感を出すと受け取る側も定番や適当なものを選んだのではなく、考えてプレゼントを選んでくれたのだと好感を持ってもらえることでしょう。贈り物向きの花ですがガーベラを自宅に飾り「前向き」や「挑戦」「忍耐強さ」などの花言葉を毎日の励みにするのもおすすめです

 

菊の花と花言葉

菊の花も秋を代表する花のひとつ。菊は日本の国花であり毎年秋に開催される菊の展覧会もニュースで放送されるほど有名で、愛情をかけて育てられた大輪の菊の花は豪華で思わず見惚れてしまうほど美しく、花言葉も「高貴」「高潔」「高尚」といずれも気高いイメージを持つ言葉が付けられています。

これらの花言葉は10月の誕生花として贈る花に添えるには使いにくい言葉ですが、西洋の花言葉になると菊の花全般の西洋の花言葉として「You’re a wonderful friend=あなたはとても素晴らしい友達」や、赤い菊に限定されますが「I love you=あなたを愛しています」

とメッセージ性の高い言葉が付けられていますから、親友や恋人、家族に10月の誕生花を贈る時はこれらの花言葉を添えてサプライズを演出すると贈った相手も感動して喜んでくれますよ。

 

菊を誕生花として贈る時に気をつけたいこと

10月の誕生花を調べて菊という文字を見た時なんとなく嫌な気持ちになった人もいるかもしれません。菊は10月の誕生花ですが、一般的には誕生花というよりも「お葬式に使う花」「お供えする花」「縁起の悪い花」というイメージの方が強いために苦手な人が多い花であり、プレゼントすると嫌がられる危険性のある花です。

贈る相手が自分の気持ちを理解してくれる柔軟な思考の人や、特別親しい人の時以外はトラブルを避けるためにも無理に贈る必要はありません。黄色い菊には日本の花言葉で「破れた恋」や西洋の花言葉で「slighted love=軽んじられた恋」という言葉が付けられているので恋人に贈る時にも注意が必要。

それでも菊を贈りたい時は和菊よりも受け入れられ易い西洋菊を選ぶという方法もありますが、ネガティブなイメージの強い花なので、どのような菊を選んだ場合でも、菊を贈ろうと思った理由を誤解がないようにきちんと伝えることが大切

 

10月の誕生花を贈る時に大切にしたいこと

10月の誕生花を相手に贈って、わだかまりを残さないためには少しの思いやりが必要です。花言葉で花を選ぶのも良いですが、華やかなものが好きな人は控えめな印象のコスモスよりも色鮮やかなガーベラが好まれますし、菊が嫌いでない人でも菊を贈られれば嫌われてるかと疑ってしまうことも無いわけではありませんから、贈る花を決める時には自分の気持ちだけでなく相手の性格や好きなものを考えることも忘れずに

菊やガーベラは通年手に入る花なので秋の花だと知らない人も多いですし、ガーベラは特に花のプレゼントでは定番ですから、こちらが誕生花のつもりで贈っても相手に誕生花と伝えなければ特別な贈り物と認識してもらえない場合があります

せっかくの誕生日のプレゼントなので、10月の誕生花だということはもちろん、秋の花だと言うことや、花言葉、何よりその花に決めた理由や気持ちを伝えるようにすれば相手もすっきりした気持ちで受け取ることができますよ

 

さて、10月の誕生花は手に入れやすく種類も豊富でプレゼントするだけでなく自宅に飾るのにも向いている花ばかりです。開花時期である秋口にホームセンターの園芸コーナーなどに10月の誕生花の鉢植えや切り花が多く出回るのですが、実は10月の誕生花はどの種類にも春咲きや夏咲きといった本来の開花時期とは違う時期に咲く種類があるので、とても長い期間楽しむことができる花でもあります

自分の誕生花を常に自宅に飾ることができるのは10月の誕生花ならではで、他のほとんどの誕生花にはない嬉しいメリットですから、誕生花と共に過ごす楽しみを感じながら眺める時に10月の誕生花の花言葉も思い出して毎日の励みにしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

10月の誕生花と花言葉に関することとは

・コスモスの花言葉は愛や美しさを表すものが多い
・ガーベラの花言葉は前向きな言葉が豊富にある
・菊の花の花言葉はネガティブイメージに反した気高さを感じる言葉
・菊を誕生花として贈る際は、花言葉や菊を選んだ理由を必ず伝える
・相手の性格や気持ちを考えて、プレゼントする時には気遣いと工夫を凝らそう


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