野菜栽培は狭いスペースでもOK!ベランダで育てるコツ

野菜栽培は狭いスペースでもOK!ベランダで育てるコツ
野菜栽培には興味があるけれど、うちはマンションだから難しい…そんな風に諦めている方って、意外と多いですよね。

最近では家庭菜園用の貸農園も増えてきていますが、離れた場所に通うのは生活の負担になりやすいですし、できればいつでも育てた野菜の成長を見られたり、必要な時に手軽に収穫が楽しめると、より楽しい野菜栽培になるはず!

そこで、試してほしいのがベランダ菜園。ベランダで野菜栽培と聞くと、本当にうまくいくのか不安に思う方もいるかもしれません。でも、きちんとコツさえ押さえてしまえば地植えで育てるのと同様に、美味しい野菜が育てることが出来ちゃうんです!

初心者でもコツひとつで、簡単に美味しく野菜栽培が出来るなら、ぜひベランダ菜園に挑戦したいですよね。そこで今回は、野菜栽培をベランダで気軽に楽しむためのコツをお伝えします。

 

野菜栽培は狭いスペースでもOK!
ベランダで育てるコツ

 

コツその1☆プランター向きの野菜を選ぶ

野菜栽培の難易度は、植物の種類によって異なります。特に、ベランダでプランター栽培をおこなう場合、プランターという環境に適した野菜と、そうでない野菜というのははっきりと分かれてきてしまうもの…。

したがって、プランターで育てやすいものを選ぶのが基本中の基本!

【 野菜栽培のコツ、プランター向きの野菜とは 】

① ミニトマト …

・ ミニトマトは家庭菜園を始める上で、超初心者向きと言われている野菜!ベランダや室内でも育てることができる丈夫さと、実の多さが嬉しいポイントです。

② ししとう、とうがらし …

・ こちらも初心者向きの丈夫さがポイント。ただし、一緒のプランターで育てるとししとうが辛くなってしまう場合が多いので、気を付けてください。

③ 小松菜、春菊 …

・ プランター栽培には、根菜より葉物野菜の方が向いています。小松菜や春菊は比較的丈夫で、プランターなど土が少ない環境でもよく育ってくれるのもメリット!

 

コツその2☆限られた空間を意識する

言うまでもないことですが、ベランダ菜園での野菜栽培の大きな違いは、空間が限られていること。

【 野菜栽培のコツ、空間の把握 】

★ プランターで土の量が限られていることに加え、野菜が伸びることのできる広さにも、限りがあります。

・ その点を把握しないで、よく伸びるゴーヤなどのつる性の野菜を育て始めてしまうと、いつの間にかつるが上階や隣のベランダに侵入してしまう…、なんていうご近所トラブルにもつながりかねません。

プランターのサイズや置く場所、選ぶ野菜の種類などを決める時には、野菜が成長したあとにどうなるか具体的に計算しておくことが大切です。

 

コツその3☆プランター選びは慎重に行う

プランターと一口に言っても、実はその形や大きさはさまざま。「どれでも一緒」と思って適当な物を選んでしまったり、普段お花を育てるのに使っているプランターを使いまわしたりすると、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

【 野菜栽培のコツ、プランター選び 】

★ 野菜を育てる上で重要なのが土であるということはよく聞きますが、ここで問題になる「土」というのは、土そのものだけではありません。野菜がしっかり育って実を付ける上では、根が深くしっかりと張ることが大事!

・ そのため、プランターの底が浅いと根が十分に張らず、株がうまく育たなかったり、実をつけたときに重さに耐えきれず株が倒れてしまったり…、といったことが起こってしまうのです。

通常お花のガーデニングで使われるプランターは底が浅め。余っているからと使いまわしたりしないで、野菜栽培専用のプランターを探して購入するようにしてください。

 

コツその4☆専用の土を買う

大切なのは土そのものだけではない…とはいっても、土そのものが大切なことに変わりはありません。

【 野菜栽培のコツ、専用の土 】

★ 野菜栽培のためには、肥料や堆肥、腐葉土などを適切にまぜて熟成させた土が必要ですが、熟成させるために土を広げるのもベランダ栽培だと難しい!

・ そんな時には、最初から野菜栽培用にブレンドされた、「専用の土」を購入するのがおすすめ!

基本的には野菜の種類にかかわらず使えますし、失敗が少なくなります。

 

コツその5☆水やりをこまめに行う

ベランダ栽培の地植えとの違いのひとつが、雨が当たらないこと。普段洗濯物を干す時には助かるポイントですが、野菜栽培にはこれがネックとなってしまいます。

【 野菜栽培のコツ、水やり 】

★ 通常の地植えで栽培する場合、水やりは土が乾いてきた時だけでも大丈夫ですが、ベランダ栽培の場合は必ず1日1回の水やりが必要。

・ さらに夏場は非常に土が乾きやすくなりますので、朝方の気温が上がる前と、夕方日が沈むころの2回、水やりを行ってください。

これを忘れてしまうと、野菜はあっという間にしおれてしまいますのでご注意を!

 

いかがでしたでしょうか、地植えより気をつけなければいけないポイントの多い、ベランダでの野菜栽培…。お伝えしたコツさえ掴んでしまえば、あとは簡単!

成長の様子をいつでも窓の外に見ることができ、窓を開けるだけで簡単に野菜が収穫できる、素敵なベランダ菜園の完成です♪気を付けなければいけないのが日当たりですが、プランターを移動させて解決できるところも、ベランダ菜園の嬉しいポイントのひとつ。

お伝えした野菜以外にも、ミニサイズに改良された根菜やハーブ類など、プランター向きの野菜は数多く存在しています。最初の1年間は失敗の少ない初心者向きの野菜から挑戦して、上手くいったら翌年から少しずつ種類を増やしていくのも楽しいアイデア。

お伝えした5つのコツをしっかり押さえて、ベランダでの野菜栽培をぜひご家族で楽しんでみてください!

まとめ

ベランダで野菜栽培を楽しむコツとは

・プランター向きの野菜で成功!
・プランターの「限られた空間」を活用
・野菜の根の張りも考えて深さを選ぶ
・野菜専用の土で手軽に栽培
・1日1回の水やりでデメリットも補填


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