プランターで家庭菜園!美味しいいちごの育て方

プランターで家庭菜園!美味しいいちごの育て方
私たちにとって親しみがあり、見た目も可愛らしい、みんなが大好きないちごの育て方を覚えて、自宅の家庭菜園で栽培する事が出来たら、楽しそうですよね。

いちごは、ホームセンターや園芸店などで売っている品種であれば、家庭菜園初心者の方でも育てやすく、プランターで簡単に美味しい実を作る事が出来ますので、気軽に栽培を始められる点が魅力的です。摘みたてのいちごを、新鮮な状態で食べる事が出来るのは、家庭菜園ならではの喜びといった感じがしますよね。

そこで今回は、プランターで栽培出来る、いちごの育て方について、お伝えします。苗を選ぶ際のポイントや、水の量、植え付けの際の注意点なども併せて取り上げていきますので、「いちごの育て方をマスターして、実践してみたい!」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

家庭菜園向けの品種を選び、葉の状態をチェックしてから苗を購入しよう

それではまず、いちごの育て方において必要な物を準備しましょう。

・いちごの苗
・プランター
・土
・(必要に応じて)底石

いちごの育て方における重要なポイントは、家庭菜園に向いている品種で、状態の良い苗を選ぶ事です。

いちごには非常に多くの種類があり、中でも「とよのか」や「ダナー」、「宝交早生」、「女峰」といった品種は、初心者の方でも美味しく作れると、評判が高くおススメです。

ホームセンターや園芸店などで、葉に変色が無く、3枚の子葉の形が揃っている状態の苗を選んで購入しましょう。いちご栽培に用いる土は、市販の培養土を使えばOKですし、プランターは、60㎝サイズ程度の、標準の大きさで、3~4苗ほど育てる事が出来ますので、特別な道具を必要とせず、すぐに栽培を始められそうですよね。また、いちごは水の量を調節する事が大切ですので、水はけのよい構造のプランターを使うのであれば、底石は必要ありません。

 

植え付けの際には、苗に土を被せすぎないように気を付けよう

いちごの苗は、9月中旬から10月上旬に植えましょう。いちごの育て方は以下の通りです。

1. (必要であれば)プランターに底石を入れる。

2. 培養土を、プランターの淵から3㎝ほどの高さまで入れる。

3. 苗をポットから出し、少し根鉢を崩してから植える。

4. 土を周りに被せたら、底から流れ出るくらいに、たっぷりと水を与える。

いちごの株元には、クラウンと呼ばれる、短い茎が生えています。この部分を土に埋めてしまうと、いちごが生長しなくなってしまいますので、植え付けの際には、苗に土を被せすぎないように気をつけてください。

植木鉢から取り出した時に、底の根がびっしりと固まっていたら、優しく根をほぐしてあげると、プランターにしっかりと植え付ける事が出来ます。

プランターは強風を避け、日当たりの良い場所に置いてあげる事も、いちごの育て方において大切です。いちごは水分を好みますが、水のやりすぎは根腐れの原因となりますので、用土の表面が乾いている時にのみ、水を与えましょう。

 

花が咲いたら、人工受粉をさせて、綺麗な実を作るサポートをしよう

冬場は株元に藁を敷いて、防寒をしてあげる事が、いちごの育て方におけるポイントです。いちごは、基本的に寒さには強い性質ですが、風や雪に当たると、実が傷んでしまう可能性がある為、美味しい実を作りたいのであれば、冬越しのサポートをしてあげましょう。

秋に植えたいちごは、3月から4月頃に、一気に成長のスピードを速めます。4月頃に花が咲いたら、ブラシの先端の毛や、綿棒を使って、雄しべと雌しべを軽くこすり、人工受粉させる事も、いちごの育て方のコツです。

虫や風によって自然に授粉させるよりも、この作業をしてあげる方が、スーパーで売っているような、形の整った綺麗な実を付けてくれますので、ぜひ試してみましょう。

 

収穫シーズンにはネットを張り、鳥からの被害を予防しよう

いちごは開花してから一ヵ月ほどで、収穫する事が出来ます。いちごのヘタの部分まで、しっかりと赤くなっている事を確認したら、ハサミを使ってヘタの上の部分を切り、収穫しましょう。

収穫の時期には鳥がやってきて、実を食べられてしまう可能性があります。せっかく育てたいちごを食べられてしまっては、勿体ないですよね。実が色づいてきたなと感じたら、早めにネットを張るなどして、対策をする事が大切です。

 

今回は自宅のプランターで簡単に栽培出来る、いちごの育て方について、お伝えしました。土やプランターは、標準の物を使用できますので、苗さえ購入すれば、すぐにいちごの育て方を実践する事が出来そうですよね。

いちごの育て方における重要なポイントは、子葉の形が揃った、状態の良い苗を選んだら、クラウンの部分を埋めないようにして植え付け、土の表面が乾いた時に水を与える事です。寒さには強い性質ですが、冬場には株元に藁を敷く事で防寒をしてあげると、いちごの生長をサポートする事が出来ます。

いちごはお子さんからの人気も高く、ビタミンが豊富ですので、自分の家で新鮮な状態で収穫が出来たら、嬉しいですよね。今回取り上げたいちごの育て方を実践し、ぜひ可愛らしい実の色や形の生長を楽しく観賞しながら、自分で栽培したいちごを美味しく食べてみましょう。


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