ハーブティーなどで身近になりつつあるハーブですが、なかなか育てるまでにいきませんよね。実際、ハーブの育て方を詳しく知らない方が多いと思います。
でも、ハーブと聞いてイメージすると、香りが良いとか、身体に優しいとか、または雑誌のページでモデルさんのお家にさりげなく飾られている!美しい女優さんが取り入れている!など、お洒落で良いイメージが多いですよね。
しかし、真似してチャレンジしたものの枯らしてしまった…なんてことも少なくないはず。きっと、あなたは「ハーブの育て方」を知らないからではありませんか。実は思っているよりもハーブは育てやすい植物です。そのハーブの中でも、キッチンハーブはおすすめです。
キッチンハーブは、料理に使って美味しく食べてキレイになれる上に、お洒落なキッチンインテリアとして室内で育てられます。
そこで今回は、植物を育てるのが苦手な方、ハーブを知らない初心者の方にもわかりやすい、今度こそ失敗しない、簡単なキッチンハーブの育て方をお伝えします。
基本中の基本!ハーブって何?
手軽にハーブを楽しむのに一般的なのがハーブティー。やさしい香りでリラックス効果も期待できますが、でも中身って何なんだろう。と思いませんか。
英語で「harb(ハーブ)」は、「草・草本・薬草・香料植物」という名詞と「~に香味をつける」という意味があり、正確な数字は不明ですが、3000~5000種類もあると言われていて、私たちの暮らしに役立つ植物のことを「ハーブ」といいます。
その中で、ハーブには、一年以内に開花から枯れてしまうバジル、ディル、ルッコラ等の「一年草」、そのサイクルが一年以上二年以内のイタリアンパセリ等の「二年草」、そして開花して越冬して、また花を咲かせるオレガノ、ミント等の「多年草」があります。
どれも、煮込み料理のスパイスやサラダ、ハーブティーにぴったりのハーブです。では種類がわかったところで、いよいよハーブの育て方をお伝えします。
失敗しない!ハーブの育て方
さあ、本題の簡単ハーブの育て方です。押さえておきたいハーブの育て方には3つのポイントがあります。「日当たりの良い場所」で「土は培養土」そして「水をやりすぎない」という事を気を付けるだけ。
多くのハーブが日当たりの良い場所を好みます。もちろん、一日中日が当たらなくても、半日ほど当たれば十分です。でも「うちのキッチンは日が当たらないな…」って思っている方もいるはず。でも大丈夫ですよ。その場合は、室内で陽が当たる場所に日中置くだけです。後は、半日陰でも十分育つハーブの種類を選ぶのもよいですね。
土は園芸店やホームセンターで販売されている市販の培養土が一番手軽で失敗しません。そして、ハーブの育て方の中で初心者の失敗ナンバー1が水のやりすぎです。良かれと思って毎日毎日水をあげがちですが、実は、土の表面がかわいてからの水やりが大切なのです。水をやりすぎてしまうと、根が呼吸できず弱ってしまう事があるのです。成長を観察しながら水やりをしてあげましょう。
意外と簡単だと思いませんか。ハーブの育て方がわかったところで、次はお洒落なキッチン作りです。
置くだけで見栄え!お洒落なハーブ
限られたスペースのキッチン。小さな鉢やプランターでも育てやすいハーブがおすすめですが、置くだけでキッチンがお洒落に早変わりするハーブがあります。
例えば、小粒の赤いイチゴの実が可愛いワイルドストロベリーや、辛み成分がお料理のアクセントにぴったりの唐辛子、フランスでは最も人気のハーブでポンポンのようなピンクの花が印象的なチャイブなど、実や花に特徴があり、苗はもちろんドライにして飾っても、ただ置くだけで、簡単にお洒落キッチンを演出してくれます。
ワンランクアップ!差のつくお洒落キッチン
お洒落感をアップさせるには、手軽な雑貨を使ってハーブを育ててみましょう。
ハーブの苗を購入すると小さなビニールポットに入っていますよね。これを、いくつもカゴや木箱に入れて飾るだけで、お洒落なキッチンガーデンになります。それをつるして、ハンギングバスケットにして飾れば、上級者アレンジのお洒落キッチンに早変わりです。
ビニールポットの代わりに、カラフルな紙コップの底に穴をあけて、いくつかに苗を分けて並べるだけでポップなキッチンに。または、トマト缶など外国語が書かれた様々な空き缶に釘などで底に穴をあけて植えれば、これも外国風のキッチンを演出できます。そして、育てたハーブを切り取り、グラスに活けて並べるだけでもさりげないお洒落キッチン作りができます。
簡単なハーブの育て方を知ることで、身近にある雑貨でお洒落にハーブを育てられます。
まるでインテリア?!美味しいハーブレシピ
せっかく育てたハーブですから、収穫して暮らしに取り入れていきたいですよね。そこで、収穫後のハーブを美味しく、そしてお洒落に利用できる簡単レシピを紹介します。
ガラス瓶にオリーブ油を入れて、収穫したローズマリーやバジルを入れて置いておくだけでハーブオイルになり、パスタやピザのアクセントに使えます。また、お好みのワインやリキュールにミントやレモンバームなどを漬け込むだけでオリジナルハーブワインに、ジンやウォッカならハーブリキュールが作れます。
どちらも、ハーブの育て方の3つのポイントを押さえて育てたハーブを有効活用できる便利なアイテムです。キッチンサイドに保存しているだけで、お洒落なキッチンインテリアとして活用できるなんて、素敵ですね。
さて、キッキンハーブの育て方は思ったよりも簡単で、すぐに始められることばかりだったのではないでしょうか。
身近な雑貨や使用後の缶やビン等を利用してお洒落にハーブを育て、収穫した後もキッチンに置いてある調味料やお酒で見た目も美しく保存ができます。お金をかけずに憧れのお洒落なキッチンが簡単に作れます。さあ!さっそく始めてみましょう。そして、あなたのお気に入りハーブの成長を楽しんでみてください。きっと元気な美味しいハーブが育つはずです。
あなたオリジナルのお洒落キッチンが完成したら、友人を招待して自慢してみましょう。もちろん、キッチンだけでなく、お手製のハーブ料理も披露してくださいね。
まとめ
失敗しないハーブの育て方でお洒落キッチンにするには
・ハーブを知って、好みのハーブをみつけよう。
・置き場所・土・水やりのポイントを押さえよう。
・身近な雑貨でお洒落な鉢がわりにしてみよう。
・収穫後もお洒落なキッチンインテリアとして楽しもう。