オクラの育て方☆プランター栽培で収穫!7つの手順

オクラの育て方☆プランター栽培で収穫!7つの手順
オクラの育て方は、ポイントさえ押さえていれば、初心者でも自宅でプランターでも育てることができちゃいます!場所を取らずプランターでも育てることができ、長い期間収穫できるとなれば、家庭菜園で挑戦したい野菜ですよね。

オクラはアフリカ原産で真夏にはとても美しい花を咲かせ、次々とさやをつけていく野菜。オクラの中には、実の断面が五角形や六角形などのものと、角がない丸いさやのものがあります。丸いオクラは実が大きくなっても固くなりにくく、とてもおいしく食べられます。

ただし、寒さにはとても弱いため、寒い冬時期10度以下で畑に植えてしまうと、低温障害をおこしてしまいますので、寒い時期の早まきは避けたいところです。せっかくならオクラの育て方のポイントを押えて、美味しく収穫したいですよね。

そこで今回は、初めてでも安心して始められる、オクラの育て方の手順をお伝えします。これで、プランター栽培でも簡単に育てられること、間違えありません!

 

オクラの育て方☆
プランター栽培で収穫!7つの手順

 

種まきの時期

オクラの育て方でまず大切なのは、種まきの時期。時期がずれるとうまく成長しなかったり、美味しく出来上がらなかったりします。

【 オクラの育て方:種まきの時期 】

★ 良い時期は5月中旬から6月中旬頃が、種まき時です。

・ 早すぎると気温が低く、遅すぎると真夏までに成長せずに収穫も減ってしまいますので、気温を考えながら時期を逃さないように植えるようにしてください。

 

種まきの方法

【 オクラの育て方:種まきの方法 】

★ 指で1cmくらいの深さに押し込んで種まきをし、そのあとたっぷりのお水を!

・ 寒いのが苦手なので、ベランダなどでは囲いをしたり床に敷物をしたりして、寒さ対策はしっかりしておくのがポイントです。

背丈が高くなるため株間は十分にとるようにします。

 

土づくりをしよう

オクラの育て方で次に大切なのは、土づくり

【 オクラの育て方:土づくりのポイント 】

★ オクラは肥料を吸収しやすいため元肥を与えすぎないように!

・ 茎葉ばかり育ち実がつきにくくなるのです。堆肥と元肥は適度にしておき、あとは定期的に追肥を行うようにして調整すればOK。

窒素、リン酸、カリをバランスよく与えるようにするのですが…、土づくりは初心者さんにはややこしい、複雑な「課題」。そこで、ちょうどいい配合されたものが、市販されています。初めての場合は、それを使うと次に進みやすくスムーズです。

 

良い時期に定植する

オクラの育て方でプランターで育てるなら、初めからプランターに種を植えるのもいいのですが、市販苗を買ってきたり植えたりポットで育てておいてから、プランターに植え替えするというのもいい方法です。

【 オクラの育て方:定植とは 】

★ 植え替えてそこで育てていくのが定植。

・ オクラの育て方では、本葉が2、3枚くらいのまだ若い間に定植します。

草丈が高くなるので株間を40,50cm程あけます。初めての場合は、種からよりも苗を買ってきて植えて育てることから始めるほうが、失敗も少なく簡単です。

 

オクラは連作障害があります

オクラを育てる場合に注意したいのが連作障害

【 オクラの育て方:連作障害対策 】

★ プランターの場合は、土を全部入れ替えて次の種を植えれば大丈夫!

・ そのままつぎ足すようにすると、うまく育たず枯れてしまいますので注意してください。

畑などそのままじかに植えた場合は、1年以上同じ場所を使わず、あけるようにしておきます。

 

元肥を調整して追肥で与える

オクラを育てるポイントで追肥をうまく与えることが大切!

【 オクラの育て方:元肥の調整 】

★ 肥料を極端に吸収し実がつきにくくなるのを防ぐために、元肥を減らしておいて追肥で栄養を与えていきます。

・ 植え付けてから2週間に1度のペースで追肥していきます。

肥料切れをおこすと葉が細っていくのでそうならないように、観察しながら追肥を行うようにします。また背丈が伸びるため土寄せもしておけばバッチリです。

 

収穫の仕方と時期

オクラを育てるうえで、とても楽しみなのが収穫です。初夏にはオクラの花が咲き始め、花がしぼんだら今度は実が成長していきます。オクラは節ごとに花を咲かせるため節間の数が収穫量を表しています。

【 オクラの育て方:収穫 】

★ 開花から1週間ほどで、長さ6、7cmくらいの頃が収穫適期!

・ 花梗をハサミで切り取って収穫していきます。収穫が早すぎると種が入らずにネバネバ感がない状態に、収穫が遅れると固くなって食用に向かなくなりますので、時期を逃さないように注意してください。

収穫したら実のすぐ下の葉を1枚残して、それより下の葉はすべて切り落としておくことで、実がつきやすくなり、風通しも良くなり病害虫予防にもなります。

 

 

オクラがかかりやすい病気や害虫

ここまでが、オクラの育て方の7つの手順なのですが、もうひとつ、オクラを育てるのに気を付けたいのが病害虫。被害にあわずに美味しく育てたいものです。

【 オクラの育て方:病気や害虫 】

★ かかりやすい病気はウドンコ病です。

・ 葉の表面に白い粉がふいたようなカビが発生します。発生した場合は素早く切り落とすか有機農産物栽培にも使える殺菌剤を使用します。

★ その他モザイク病にもかかりやすい病気。

・ 葉にモザイク模様が現れひどくなると葉が奇形します。ウイルスにかかった場合、取り除く以外方法がないためその株は処分します。

・ アブラムシが原因とも言われているので、アブラムシを退治するようにしておけば防げる場合も!

主な害虫はアブラムシやオオタバコガ、カメムシ、ワタノメイガなどがつきやすい害虫!いずれも見つけた場合は、有機農産物栽培にも使える殺虫殺菌剤を使用します。害虫はすぐに繁殖するので素早い対応で対処してください。

 

いかがでしたでしょうか、オクラを育てる手順を7つの段階に分けて、お伝えしました。オクラはポイントさえおさえれば自宅のベランダなどでも、プランターで育てることができます。水やり、追肥、害虫などに気を付けていれば、美味しく収穫することができるのです!

オクラはあのねばねばしている部分に栄養があり、疲労回復効果などが有名。夏の疲れを取り除いてくれる心強い野菜です。自分で育てたものならより愛着もわきますし、美味しく出来たら本当に嬉しいはず。

お庭や畑がある方は株を増やして、収穫時期を遅らせたりしながら、毎日ゆっくり収穫できるようにすることも!他にも育てやすい野菜がたくさんありますので、色々な野菜と共に育てて家庭菜園をしても、楽しめること、間違いありません。

オクラは育てやすい気候の時期に成長するので、育てやすい植物のひとつ。オクラが大好きな方はぜひ試してみてください!

まとめ

オクラの基本的な育て方

・種まきに良い時期は、5月中旬から6月中旬頃
・指で1cmくらいの深さに押し込んで種を撒く
・オクラははじめから、元肥を与えすぎない
・ポットで育ててからプランターに「定植」する
・連作障害を避け、二回目は土を全部入れ替える
・植え付けてから2週間に1度のペースで追肥
・開花から1週間、長さ6、7cmが収穫適期!
・害虫は有機農産物栽培にも使える殺虫殺菌剤で迅速に!


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