水耕栽培に挑戦!初めてでも簡単に収穫できる手順とは

水耕栽培に挑戦!初めてでも簡単に収穫できる手順とは
水耕栽培で野菜を育てることができると、気軽にキッチン脇でもちょっとした彩り野菜が収穫できて、気軽に家庭菜園の味を楽しむことができますよね。ハーブなどの西洋野菜になると、スーパーでも高いので節約しながら料理のグレードもアップ!

ただ、水耕栽培で野菜を育て始めるためには、家庭菜園と同じように準備が必要。方法は二つ、自作で節約しながら水耕栽培を始めるのか、楽チンにお任せできる、水耕栽培キットを購入するのか…。

確かに余裕があれば水耕栽培キットには、LEDライトもセットされているものなど、便利なものも多いです。ただ、自作で水耕栽培を始めるなら、100均で揃うのはもちろん、今キッチンにある材料でできちゃいます!

そう考えると、まずは水耕栽培を自作で始めて、節約できて手軽な家庭菜園に挑戦したいですよね。そこで今回は、自作の場合の準備方法と育てる手順をお伝えします。ぜひ参考にして、優雅に水耕栽培を楽しんでください。

 

水耕栽培に挑戦!
初めてでも簡単に収穫できる手順とは

 

水耕栽培の手順1、容器を確保

まずは、水耕栽培をするための容器を確保。水耕栽培で大切なもののひとつは、容器です。

【 水耕栽培その1:容器を準備する 】

★ そもそも植物の根は、養分を吸収する他に酸素も吸い込んでいることを忘れてはいけません!

・ その為、水耕栽培をする際には、植物の根っこの下半分が水溶液へ入り、上半分は空気に触れさせて置くことがポイント。

実は、その条件をクリアする器として、多く用いられている容器がポットボトルです。ペットボトルの上3分の1程度を切り離し、裏返して使うことで簡単に水耕栽培用の容器ゲットです!

 

水耕栽培の手順1、土の代わりのスポンジ

種を撒く土台はスポンジがおすすめ!水耕栽培で野菜を育てる時は、種から育てるのがごく一般的。

【 水耕栽培その2:スポンジを準備 】

★ 水耕栽培で土の代わりに使うものはスポンジ。

・ 台所用のスポンジを使っている方も多く見受けられますが、もっと安価なスポンジをご存知の方はそちらを準備して問題ありません。

 

水耕栽培の手順その3、スポンジに種を撒く

水耕栽培用の容器とスポンジの準備ができたら、スポンジに切り込みを入れ中へ種を忍ばせ、スポンジが乾燥しないように注意して発芽を待つ形となります。

【 水耕栽培その3:種撒き 】

★ スポンジに十字の切り込みを入れ、水を十分に湿らせるだけで、家庭菜園で言うところの土(培地)に変身!この十字の中央に種を埋めてください。

・ 発芽するまでは水だけで十分。液肥などを与える必要はありません。タッパーやトレイにスポンジを並べても良いですし、ペットボトルの口部分にスポンジを埋める人々も多いです。

 

水耕栽培の手順4、液肥をあげる

水耕栽培用の液肥で元気な野菜を育てるのが次の手順。発芽したのを目安に、水ではなく水耕栽培用の液肥を容器へ張り、野菜の根が届くように浸します。

【 水耕栽培その4:液肥をあげる 】

★ 根が全部、液体漬けにならないよう、液体と根元までの間には空間を作ることをくれぐれも忘れずに液肥を入れます。

・ また水耕栽培で用いられる液肥は、必ず水耕栽培専用の液体肥料を準備してください。

土にある養分なども考え含ませてあるので、間違って園芸用液肥や土栽培用の液肥を投入しないよう気を付けるのも、大切なポイントのひとつです。

 

水耕栽培の手順5、日に当てる

野菜が大きく育って来たら日の光が充分に当たるよう、水耕栽培容器を放したりして、野菜と野菜の間隔スペースを調節していきます。

【 水耕栽培その5:害虫対策 】

★ 野菜を育てる際に気を付けるポイント!害虫対策はここでも欠かせません。

・ 害虫に汚染されてしまうと駆除が大変なのは、土も水も変わりはないのです。

ただ、確かに土で育てる家庭菜園と比較すると、害虫が付き難いのは確かなこと。室内で育てる場合は比較的安全ですが、ベランダなどでの栽培の際には、防虫ネットで覆いを作ったり虫取りシートを利用すると、後々楽です。

 

節約のための水耕栽培なら、リボベジ

ここまでが基本的な水耕栽培の手順ですが、「やっぱり種から育てるのも面倒!」なんて声も聞こえます。そんな時、より気軽に節約目的で水耕栽培に挑戦するなら、「リボベジ」がおすすめ!

【 水耕栽培その6:リボベジ 】

★ リボベジとは、スーパーで購入して料理に使った野菜の根元を残し、それを水耕栽培することによって成長させること。

・ 最も人気のリボベジ野菜と言えば万能ネギですが、その他、三つ葉や豆苗も、水耕栽培で人気のリボベジ野菜です。

驚く人々も多いのですが、実はこのリボベジ野菜、慣れてくればニンジンやキャベツ、大根なども大きく育ちます。一切の水耕栽培のための費用が掛からず、食材が育てられるとは、驚きです!

 

いかがでしたでしょうか、家庭菜園は近年、ベランダなどでも手軽に始める人々が増えましたが、その中でもより手軽に育てられる、水耕栽培の始め方、基本の手順をお伝えしました。

確かに水耕栽培キットを購入すれば安心かもしれませんが、数万円するものも!それならまずは、身近にあるペットボトルやキッチンスポンジで試してみてから、検討しても良いかもしれません。

ちなみに、水耕栽培で人気の野菜はレタスや水菜、バジルなどなど…。ミニトマトも育てられますが、初心者であればまずは「葉物野菜」から始めるのがおすすめ!特にイタリアンパセリやバジル、クレソンと言った、ハーブは人気の野菜です。

これらの西洋野菜はスーパーでも高いので、家計にも大助かり!本記事を参考にしながら今日からでも、気軽に水耕栽培を始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

水耕栽培を始める手順

・容器はペットボトルで代用可能
・土の代わりにキッチンスポンジを用意する
・スポンジに十字の切り込みを入れ、種を埋める
・発芽したら、水耕栽培専用の液肥をあげる
・野菜が育ってきたら、十分に日に当てる
・室内では少ないが、害虫を見つけたらすぐに駆除


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