女性ホルモンとアロマが関係する5つの大切なこと

女性ホルモンとアロマが関係する5つの大切なこと
若い頃とは違うニキビに悩まされている方、生理不順が気になる方、それは女性ホルモンの乱れが原因だということはご存知ですよね。ところで、女性ホルモンの乱れがアロマで改善することはご存知ですか。アロマは使用方法さえしっかり守れば副作用も少なく、穏やかな効き目が望めます。

そもそも女性ホルモンの乱れとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスが乱れること。乱れることによって、不妊、月経不順、無月経、不正出血、月経前症候群、自律神経の乱れ、肌荒れ、更年期などが起こります。

実はこの女性ホルモン、些細なことで乱れやすいのです。ですから誰の身にも起きやすいということ。そんな乱れた女性ホルモンをアロマで改善するためにはどうしたら良いか。そこで今回は女性ホルモンとアロマが関係する5つの大切なことをお伝えします。

 

女性ホルモンとアロマが関係する

5つの大切なこと

 

睡眠不足の解消

女性ホルモンを乱す原因のひとつに、睡眠不足が挙げられます。「睡眠不足はお肌の大敵」であるように、女性ホルモンにとっては質の良い睡眠がとても大切なのです。睡眠中に作られるホルモンとしては成長ホルモンが有名ですが、実は女性ホルモンも睡眠中に多く作られているのです。

そこで、女性ホルモンの乱れをアロマで改善するために、睡眠にアプローチしてみましょう。質の良い眠りを誘うアロマと言えば、リラックス効果の高いラベンダーや、ラベンダーの香りが苦手という人は万人受けするオレンジでも同様の効果があります。不眠症に効果のあるカモミールもおすすめです。

 

ストレスの軽減

女性ホルモンを乱す原因にはストレスが大きく関わってきます。女性ホルモンを分泌するのは卵巣ですが、その卵巣に指令を出すのが脳。ストレスによって疲れた脳は正常な指令が出せなくなり、そのため女性ホルモンの分泌が減ってしまうのです。

ストレスを解消させるにはストレスの原因から遠ざかることが最もですが、そう簡単にはいかないものですよね。けれど、アロマでそのストレスを軽減することができるのです。

では、女性ホルモンの乱れをアロマで改善するために、ストレスの軽減にアプローチしてみましょう。ストレスや緊張を和らげてくれるローズ、オールスパイス、筋肉の緊張をほぐし、ストレスを和らげてくれるラブダナムをおすすめします。

と言っても、苦手な香りではさらにストレスが溜まると言うもの。ストレスを解消させるためにストレスを感じていては本末転倒ですね。一番良いのは、自分の好きな香りを選ぶことです。

 

気持ちの安定

女性ホルモンの乱れで起こる症状として、実はこれが一番厄介かもしれません。エストロゲンには幸福感を高め、不安を解消したり気分の調整にはなくてはならないセロトニンを活性化する働きがあります。

エストロゲンの減少によって起きる不安定な精神状態。本人も周りも大変ですよね。抑うつ状態はすべてをマイナス方向へ引っ張ってしまいます。そこで、女性ホルモンの乱れをアロマで改善するために、精神面にアプローチしてみましょう。

恐れや不安を和らげ、気持ちを安定させてくれるジャスミン、鎮静と調和、興奮状態に聞くサンダルウッド(白檀)やベンゾイン(鎮息香)、抗うつ作用、気分をリフレッシュさせてくれるベルガモットがおすすめです。

 

冷え性に効く

女性ホルモンの乱れには、冷え性も深く関係しています。女性ホルモンの乱れが冷え性を招くこともありますし、冷え性が女性ホルモンの乱れを招くことも。内臓に適した温度は37.2~38℃が望ましいとされています。その為、体が冷えると内蔵の働きが悪くなります。

卵巣がうまく働かず、女性ホルモンの分泌が減ってしまうのです。そこで、女性ホルモンの乱れをアロマで改善する為に冷え症にアプローチしてみましょう。食べて冷え性を改善してくれることで有名なジンジャーは、もちろんアロマとしても効果が期待されます。血行促進作用のあるユズやヒノキも効果的です。

 

女性ホルモンの乱れを正す

アロマには、エストロゲン様作用(エストロゲンに似た働きを持つ)を持つものがいくつかあります。そこで、女性ホルモンの乱れをアロマで改善するために、睡女性ホルモンそのものにアプローチしてみましょう。クラリセージには「スクラレオール」という成分が含まれ、スクラレオールはエストロゲン様作用を持ちます。

アネトールというエストロゲン様作用を持つ成分のあるフェンネル、ビリジフロールというエストロゲン様作用を持つ成分のあるニアウリがおすすめです。所説ありますが、一般的には妊娠中やホルモン依存型がん患者、乳腺症などには使用しないよう言われています。

 

いかがでしたでしょうか。女性ホルモンの乱れは体のあちこちに困った症状をもたらす厄介なものです。女性ホルモンの乱れはほんの些細なことで引き起こされますが、その分日々の生活で改善しやすいのです。

女性ホルモンの乱れがアロマで改善されるとなれば、不調を感じた時はとりあえず試してみるのも手ですね。女性ホルモンは20代半ば~30代前半でピークを迎え、あとは年齢とともに減っていきます。

そこを補う手助けにもアロマは一役買ってくれるはずです。そして何より、いつまでも美しい女性でありたいと願うことが大切なのです。アロマで自分の時間を持つことが、心の余裕にも繋がって、内面からの美しさまで手に入れることができそうですね!

まとめ

女性ホルモンの乱れをアロマで改善するためには

・質の良い睡眠を誘うアロマを使う
・ストレスを軽減させるアロマを使う
・気持ちの安定させるアロマを使う
・冷え性に効くアロマを使う
・エストロゲン様使用成分で女性ホルモンそのものにアプローチ


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