あじさいの花言葉☆贈る時に知っておきたい7つの知識

あじさいの花言葉☆贈る時に知っておきたい7つの知識

6月から7月、梅雨の時期にかけて咲き誇る「あじさい」。雨に打たれながらも力強く咲き誇る姿はとても美しく、見とれてしまいますよね。そんなあじさいの花言葉は、「移り気」・「冷淡」と世間一般では認知されています。実際、この花言葉を耳にしたことがある方は多いことでしょう。そのため、愛する方、親しい方、お世話になった方などに贈ることを躊躇してしまう花でもあります。他の花に負けないくらい美しいあじさいなのに、なんだかとても勿体ない気がしますよね。

しかし実は、これらの花言葉以外にも、あじさいはたくさんのプラスな花言葉を持っているんです。今回は、「あじさいの花言葉☆贈る時に知っておきたい7つの知識」をご紹介します。あじさいがとっても大好きだけど、贈ることは控えていた…そんな方は是非本記事を参考にしてくださいね。

 

あじさいの花言葉☆
贈る時に知っておきたい7つの知識

 

「家族団らん」の意味もある!結婚式に使用しても大丈夫

憧れのジューンブライド、そんな季節にピッタリなのがあじさいでしょう。実は、あじさいには、「家族団らん」という花言葉があるんです。小さい花が寄り添って咲いているその姿は、まさに家族の結びつきを表しているようにも見えますね。そのため、結婚式の装花やブーケなどに使用しても大丈夫です。

しかし、年配の方には、あじさいは「移り気」という花言葉を連想する方が多いかもしれません。もし使用するときは、あらかじめ司会の方へ「あじさいには良い意味の花もあるんですよ」ということを、披露宴などで出席者へ伝えてもらうのが良いでしょう。また、新郎新婦へあじさいを贈る際も、花言葉をカードなどに書き添えて贈ると良いですね。

 

「辛抱強い愛情」という花言葉に残る逸話

あじさいには、「辛抱強い愛情」というちょっと切ない花言葉もあります。この花言葉の由来は、さかのぼること江戸時代。ドイツ人医師シーボルトは長崎に滞在していました。そのときに愛していた日本人の女性は「お滝さん」。しかしシーボルトが国外追放となってしまったとき、愛するお滝さんを想って祖国にあじさいを持ち帰り、つけた名が「おたくさ」といわれています。

辛抱強く、深く強くあなたを想っていますという気持ちが込められているんですね。また、あじさいの花の季節である6月は梅雨の時期でもあります。降りしきる雨にじっと耐えているその姿は、「辛抱強い」という言葉がぴったりといえるでしょう。

 

純真無垢な白あじさいの花言葉は「寛容」

あじさいは、その色によっても花言葉が違うとされています。普段あまり見かけることが少ない、白いあじさいの花言葉は「寛容」です。今でこそ、あじさいの品種は数百にも及び、さまざまな色があります。しかし、あじさいの原産国は日本。そして、もともとの色は青色であったといわれています。

これは、あじさいの美しさに魅せられた外国人が日本国外へ持ち帰り、品種改良をしたためだとされています。白いあじさいも、そのために生まれた品種かもしれませんね。あじさいが咲く季節は雨が多く、憂鬱な気分になりがちです。そんなとき、真っ白なあじさいは見ていると、心を癒してくれるような穏やかな気持ちになってきます。それゆえ「寛容」という花ことばが生まれたのかもしれませんね。

 

鮮やかなピンクはビタミンカラー!花言葉は「元気な女性」

青の次に目にする機会が多いのが、ピンクのあじさいかと存じます。実は、この花言葉はフランスから来ています。あじさいは、土や環境によって花の色が変化するといわれており、一説ではアルカリ性の土壌であれば、あじさいはピンクに色づくとされています。そしてフランスも土壌がアルカリ性に近いため、あじさいはピンクなのが一般的です。

日本での6月という時期は、、雨が多くジメジメしていますよね。しかしこの時期フランスは、お天気が良くとても過ごしやすい季節だそうです。ピンク色が可愛らしく、またカラっとしていて気持ちの良い時期に咲くことから、「元気な女性」をイメージさせ、このような花言葉が生まれたようですよ。

 

可憐に咲くガクアジサイの花言葉は「謙虚」

あじさいの品集が数百にも及ぶことは、先ほどお話しました。そのあじさいの1種であるのが「ガクアジサイ」。一般的なあじさいは、小さな花が集まって大きな塊となって咲くものが多いですよね。

しかし、ガクアジサイは小さい蕾のような花が中心に咲き、その周りを取り囲むように大きな花が咲きます。これは、装飾花といって訪花動物などを引き寄せるためだとされています。ガクアジサイもその装飾花のうちの一つで、大きな花が周りを取り囲むようにポツポツと咲く可憐なお花です。豪華に咲き誇るのではなく、小さく儚げに咲くガクアジサイの姿はまさに、「謙虚」という姿を表しているようですね。

 

母の日に贈ってもOK!「家族の結びつき」という花言葉

あじさいには、「家族の結びつき」という温かい花言葉もあります。そのため、母の日にピッタリです。母の日へのプレゼントとして毎年カーネーションを贈っているという方は、今年はちょっと工夫を凝らして、カーネーションの代わりにあじさいを贈られてはいかがでしょう。

贈る際に花言葉を説明してあげると、お母さんにきっと喜ばれることでしょう。あじさいは比較的丈夫な植物のため、鉢に植えられたものをお手入れしてあげることで、翌年も楽しむことができます。そのため、ギフトにちょうど良いといえますね。

 

お友達にプレゼントしても良し!その花言葉は「友情」・「仲良し」

あじさいには、「友情」・「仲良し」なんていう花言葉もあります。小さい花が寄り集まって咲いている姿は、確かに仲が良さそうなお友達という姿を連想しますね。そのため、親しい友人にあじさいを贈っても問題はありませんよ。

現在では花束だけでなく、あじさいを使ったブリザードフラワーやリースにアレンジされたものなのなど、たくさんのあじさいがギフト用として販売されています。あじさいの一つ一つの花は小さく可愛いので、他の花と一緒にアレンジするととっても素敵です。ぜひ、大切なお友達のプレゼントして検討してみてくださいね。

 

以上7つが、「あじさいの花言葉☆贈る時に知っておきたい7つの知識」です。あじさいにマイナスなイメージを持っていたという方は、ちょっと驚かれたことでしょう。しかし、たくさんのプラスな花言葉を持つあじさいは、本当に贈り物に最適です。

鮮やかに咲き乱れるあじさいは、ジメジメとした気分を吹き飛ばしてくれます。もし6月にお花を贈る機会があれば、ぜひ大切な方にあじさいをプレゼントしてください。そのときは、贈る方にピッタリな花言葉を添えることを忘れないでくださいね。

 

まとめ

あじさいの花言葉☆贈る時に知っておきたい7つの知識

・「家族団らん」の意味もある!結婚式に使用しても大丈夫
・「辛抱強い愛情」という花言葉に残る逸話
・純真無垢な白あじさいの花言葉は「寛容」
・鮮やかなピンクはビタミンカラー!花言葉は「元気な女性」
・可憐に咲くガクアジサイの花言葉は「謙虚」
・母の日に贈ってもOK!「家族の結びつき」という花言葉
・お友達にプレゼントしても良し!その花言葉は「友情」・「仲良し」


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