アロマキャンドルをプレゼントに選ぶときの9つのポイント

友達や職場の同僚、アロマ好きな男性へのプレゼントにも役に立つのがアロマキャンドルです。ゆらゆらと揺れるキャンドルの炎に加え、心地よいアロマの香りが、プレゼントした相手を癒してくれることでしょう。

アロマキャンドルで有名なブランドの商品も、日本で簡単に手に入れることができるようになり、ますます人気が高まっています。それだけ、気軽に贈れて喜んでもらえやすいアロマキャンドルですが、実は選び方のポイントがいくつか存在します。

これを知っているか知らないかで、アロマキャンドル選びがグッと変わってきます。プレゼントする相手をもっと喜ばせたいと思いませんか?

今から、いくつかあるそのポイントをお伝えするので、今年のプレゼント選びに役立ててもらえたらと思います。

 

アロマキャンドルを
プレゼントに選ぶときの9つのポイント

 

その1.香りの好みを知る

何よりも大切なのは、贈る相手の香りの好みを知ることです。甘い香りが苦手な人に、バニラやイランイランなどのアロマキャンドルを贈ると、せっかくのプレゼントなのに、その気持ちが伝わりにくくなってしまいます。

一番わかりやすいのは直球で相手に好きな香りを聞くことです。話のついでに、嫌い(苦手)な香りも聞いておくと、今後ハーブティーやアロマグッズなどを贈る時の失敗を避けることができます。

しかし、できるだけ相手には何を贈るのかさっぱりわからない状態でプレゼントしたいこともありますよね。そんな時には、普段から身につけている香水や柔軟剤、ハンドクリームといった化粧品などから、その人の好みの香りをさりげなくリサーチしておくと、とてもスマートです。

 

その2.デザインは、好みを知っている場合以外はシンプルなもので

ナチュラルな植物モチーフや、人気の北欧系、エスニックまでいろいろなデザインのアロマキャンドルが売られています。どれも素敵で、ついつい自分の一番気に入ったものを選びたくなりますが、そこはちょっと我慢してみましょう。

贈る人の部屋のインテリアに合うかで判断するのが賢明です。模様替えをよくする人なら、敢えて好みとは違うものをプレゼントしても喜ばれるかもしれませんが、不安な場合は、どんな部屋にでも合うようにシンプルなものを選ぶと間違いないでしょう。

柄が入っていないとさびしく感じるかもしれません。しかし、キャンドルが入っている器の形やカットが凝っているだけのものの方が、スタイリッシュな印象を持たれやすいのです。

さらに、どんな部屋にもマッチするので、プレゼントされた人も喜ぶこと間違いなしでしょう。

 

その3.一緒にマッチもプレゼント

キャンドルに火をつけるときには、マッチやライターやチャッカマンが一般的です。たばこを吸う人はライターやマッチを持っている人が殆どですが、そうでない人の家には、チャッカマンが常備されていない限り、火をつけられるものがありません。

贈るのはライターやチャッカマンでもいいのですが、ここはマッチを選ぶことをオススメします。マッチを擦った時にほのかにともる炎の揺らめきや、マッチ特有の香りは人の心をいやす効果があります。

また、雑貨屋やインターネットで、おしゃれなデザインのマッチがたくさん売られています。アロマキャンドルとセットで贈ると、とても気の利いた贈り物になります。

 

その4.キャンドルの成分に注意する

これまで紹介した3つのポイントは、デザインや香りを重視してきました。次の3つは視点を変えて、安全面に着目したいと思います。

まずは、外箱等に記されたアロマキャンドルの成分に注目してください。ミツロウやソイワックスと書かれたものは、安全性が高いといえます。

しかし、パラフィンと書かれていたら要注意です。パラフィンは燃えると、発がん性物質であるベンゼンやトルエンをはじめとして種々の有害物質を発生させます。

アレルギーを持っている人はさらに重くさせる恐れがあり、アレルギーを持っていない人でも、鼻水や、目・皮膚のかゆみなどのアレルギー反応を引き起こす可能性があるのです。ひどい場合には頭痛や吐き気、めまいが起きることも……。

また、キャンドルの芯には、補強のために金属がつかわれている場合があります。そうすると、燃えた時の「すす」に亜鉛・カドミウム・スズなどが含まれ、上記のような症状が出る危険性があります。

キャンドルの芯まで成分を見極めるのは至難の業ですが、アレルギーを持っている人に贈る場合は、できる限りよく注意することが必要です。

 

その5.リーズナブルな商品は合成香料の疑いアリ

アロマキャンドルはその人気から、多くの商品が世に出回っています。そんな中、香りはするけどアロマの効果を持たない、いわば「雰囲気アロマキャンドル」も数多くあります。

例えば、リラックス効果を期待してラベンダーの香りを選んだのに、なぜか香りが鼻について全然癒されない、といったことが起こります。これは、ラベンダーの精油が使われておらず、ラベンダー風の香りを作り出し、強引にキャンドルにつけているからです。

こういった商品は、大量生産されている商品に多く見られ、本物のアロマキャンドルに比べると、非常に安価で売られています。とてもお買い得でリーズナブルな商品は、疑ってかかるぐらいがちょうどよいと思っていいでしょう。

一概に値段だけで判断できず、かといって香りで天然か合成かを見分けるのは至難の業ですが、極力天然のものを選ぶように心がけましょう。

 

その6.既往症や妊娠中など、体のことも考える

どんなに相手が好きないい香りだからといって、体のことを忘れないように注意しなければなりません。基本的に芳香浴で急激に体調を崩すことはありませんが、相手のことを考えると、どんな小さなリスクでも避けたいものです。

特に妊娠中は、自分の体の変化から、精神的にもナイーブになりやすい時期です。そんな時に、通経作用のあるアロマを使ったと気に病んで、最悪の事態になってしまったら……。良かれと思って贈ったプレゼントが原因なんて、どちらも後味が悪すぎます。

そういうことを避けるために、プレゼントを贈る人が、今どんな状態にあるかは、必ず確認しておきましょう。

 

その7.心を込めて手作りしても

さて、安全面を重視した3つのポイントを読んで「怖くて商品を選べない!」と思ったかもしれません。そんな場合は、手作りのアロマキャンドルを作るという手があります。

作り方は簡単。ざっくりいうと、ミツロウを溶かし、芯をいれた容器に入れて固める。それだけです。手作り用のキットも売っているので、初心者でも手が出しやすく失敗しないことも魅力の一つです。

時間と手間をかける分、相手に気持ちが伝わりやすいのも利点の一つです。プレゼントを贈る相手のためだけに作られた特別なアロマキャンドル。そんな逸品を作り出すのもまた楽しみになることと思います。

 

その8.火を使わない、キャンドルウォーマーなんてものも

小さい子供や室内にペットを飼っているため、火を使うものを贈るのはちょっと……。新築祝いにインテリアになるアロマキャンドルを贈ろうかと思ったけど、火事を連想させるものを贈るなんてマナー違反だから贈れない……。

せっかくアロマキャンドルを贈り物の候補に入れたのに、このような理由で断念せざる得ないことがあります。こんな時でも大丈夫です。

なんと、火を使わず、電気の力でロウを溶かし香りを拡散させる「キャンドルウォーマー」というものがあります。火を使わないから、小さい子供やペットがいても安心ですし、アロマも楽しめる。

インテリアとしてもおしゃれで、電気の力を使うため、玄関やベッドルームの間接照明としても最適です。一度諦めようとしたアロマキャンドルも、これでまた候補に挙げることができます。

 

その9.リキッド、フローティング、バス用も候補に入れてみる

アロマキャンドルは、その熱し方だけではなく、そもそもの形にもたくさんのバリエーションがあります。液状のリキッドタイプや、水に浮かせるフローティング。

湯船に浮かべて使えるバス用のアロマキャンドルまで。これだけあれば、どんな人にも喜ばれる逸品を見つけることができるでしょう。

例えば、スタイリッシュでシックなインテリアが好きな人にはリキッドタイプを。ナチュラル志向で、明るく透明感のあるインテリアが好きな人にはフローティングタイプ。バス用のアロマキャンドルは、ダイエットや美容好きな人にプレゼントすると喜ばれるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

アロマキャンドルは、贈る相手の好みや安全性に柔軟に対応できる優れたプレゼントです。ストレスの多い現代社会には必須のものといっても過言ではないかもしれません。だからこそ、今とても人気があり、その人気に伴ってとても多くの商品があるのです。

贈るときっと喜ばれるアロマキャンドル。せっかく喜んでもらえるなら、とびきり喜んでもらいたいですよね。そのためにも、今回紹介したポイントを押さえつつ、相手の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選んでください。

そうすることで、きっと、あなたの想いはしっかりと相手に伝わることでしょう。

 

まとめ

アロマキャンドルをプレゼントに選ぶときの9つのポイント

その1.香りの好みを知る
その2.デザインは、好みを知っている場合以外はシンプルなもので
その3.一緒にマッチもプレゼント
その4.キャンドルの成分に注意する
その5.リーズナブルな商品は合成香料の疑いアリ
その6.既往症や妊娠中など、体のことも考える
その7.心を込めて手作りしても
その8.火を使わない、キャンドルウォーマーなんてものも
その9.リキッド、フローティング、バス用も候補に入れてみる


連記事