ボックスフラワーを自分で作る為の予算とその方法

ボックスフラワーを自作!その手順や予算をまとめました
箱の中に色とりどりのお花!ボックスフラワーは見る人の心をたちまち和ませてくれます。このボックスフラワー、実は誰でも作ることができるのです。

花を箱の上面に配置していくので、フラワーアレンジメントの経験がない方でもイメージが湧きやすく、作りやすいとも言えます。けれども、いざ作ろうと準備を進めると、花と箱以外に、何を準備すれば良いのか、迷う人々が多いようです。

とは言えボックスフラワーは購入する場合、少なくとも3,000円台、高価なものは10,000円以上の価格となりますので、予算も気になるところですね。そこで、ここではボックスフラワーに必要な材料や作り方の手順、美しくアレンジできるアイディアを簡単にまとめてみました。ぜひこちらを参考に、トライしてください。

 

ボックスフラワーを自分で作る為の予算とその方法

 

土台の箱と、アレンジする花材のタイプを決めよう

まずはボックスフラワーの土台になる箱を選びます。生花で作る場合はある程度の長さの茎をつけておかなければなりませんので、深さは少なくとも10㎝は必要となります(生花でない場合は、もっと浅くてもOKです)。花は密に差し込んだ方がきれいですが、差し込む面の面積が広くなれば、それだけ花もたくさん必要になりますので、大きさも十分考慮しましょう。

箱は専門店ではなくても、100均ショップや雑貨店などでも様々なものが入手できます。出来るだけ、アレンジしたい花の雰囲気に合うものを選びましょう。

また、市販のボックスフラワーには生花をはじめ、プリザーブドフラワー(生花を特殊な溶液で処理し、半永久的に保存できるように加工したもの)、そして最近注目されている、アーティフィシャルフラワー(化学繊維で出来た精巧な造花)などが使われています。

自作する場合は、長く飾っておきたいのか、生花の香りや雰囲気を楽しみたいのか、目的をはっきりさせて選びましょう。

予算はアレンジしたい花材によって大きく変わってきますが、まずはメインになる花、アクセントになる花を1~2種類、そして隙間を埋める細かな花や実・グリーンの順に決めていくとイメージが捉えやすくなります。

生花でしたらフラワーショップで購入するのが最適ですが、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーで作るなら、ネットショップを利用すると良いでしょう(ただし、プリザーブドフラワーは大変高価なものになります)。

なお、これらの花ではない「おススメの花材」は、雑貨店で売っている造花です。すべての雑貨店に置いてある訳ではありませんが、少しニュアンスのあるおしゃれな花姿のものがよく見受けられます。生花に拘っている訳ではないのなら、こういったものを上手に用いると、予算も少な目に抑えることができますよ。

 

花を挿し込むフォームを準備しよう

ボックスフラワーの箱と花が決まったら、花を挿し込むための「吸水性フォーム(オアシス)」も忘れず準備しましょう。生花だったら事前にフォームに吸水をさせることと、箱に水を浸みこませないようにする作業が必要になります。ここでは生花で作ることを前提に、準備の手順を説明します。

①箱の内側にセロファンを敷きつめる。防水のためなので、隙間ができないよう気をつけること。

②箱の半分くらいの高さになるようカットしたフォームに、あらかじめたっぷり吸水をさせておく(バケツに水を張って、少なくとも半日ほどつけておくとよい)。

③フォームの外側にアルミホイルを巻きつける(この作業も防水のため)。

④フォームを箱にセットする。

※生花以外なら、①~③の手順は必要ありません。②と同様にカットしたフォームを箱にセットすればOKです。なお、吸水性フォームは100均ショップでも購入できます。

 

花をバランスよく配置し、挿し込もう

それでは、いよいよ花を配置しフォームに挿し込みます。ボックスフラワーがきれいに仕上がるポイントを以下に説明します。

①メインになる花の配置を決めてから挿し込む。

②そのまわりにアクセントとなる花を配置し挿し込む。

③最後に細かな花や実・グリーンを隙間を埋めるように配置し、挿し込む。

この手順で行うと、修正もしやすく、バランスよく仕上がります。花はいきなり挿し込むのではなく、配置を見て挿すようにしてください。茎を短く切りすぎてしまうと挿した花が不安定になりますので、ある程度の長さを保っておきましょう。

なお、プリザーブドフラワーは茎が短いので、ワイヤーを花元に挿し込んで仮の茎を作る「ワイヤリング」が必要になります。これで完成となります!

 

出来上がったボックスフラワーは、直射日光や冷暖房の風が直接当たらないところに置きましょう。生花の場合フォームが乾かないよう水を与えます。花の間からそっとフォームに浸みこませるように、少しずつ与えるのがポイントです。

そして花が枯れかかったらすぐに取り除いて下さいね。ボックスがスカスカになってきたら、残った生花を水を張った器にフローティングさせて楽しむのもひとつの方法です。

いろいろとポイントをご説明しましたが、はじめはイメージと違うものになってしまうかもしれません。しかし、何度か自作していくうちにコツも掴め、よりよい素敵なものを作ることができるようになります。

ボックスフラワーを思いのままに作れるようになったら、ちょっと自慢できる趣味になりますよ。どうぞ楽しんでくださいね!

まとめ

ボックスフラワーを作るには

・土台の箱はアレンジしたい花のイメージで選ぶとおしゃれ!
・ボックスにオアシスを置いて、花を挿し込みアレンジを
・メインの花から順番にバランスよく、がアレンジのコツ!


連記事
タイトルとURLをコピーしました