秋の花は、心寂しい季節の移り変わり目を軽やかに過ごしたいあなたを助けてくれます。夏から少しずつ秋に変わってくる時期、なんとなく寂しくなったり、人肌恋しくなってきます。それは気温が下がってくるなど、気候の変化も大きく影響しています。
特に女性はホルモンバランスも大きく影響します。時には何をやっても何だかやる気が出なかったり、悲しくもないのに泣きたくなってみたり、なんてことも。そんなメランコリックな毎日を、何の対策もなく過ごしていると、心寂しさに飲み込まれてしまう危険性も。
その寂しい心にぽっかり空いてしまった隙間。秋の花とアロマでほっこり温めてみませんか?今回はあまり知られていない秋の花や、女性の心寂しい気持ちに効果的なアロマをお伝えします。きっと秋の花とアロマが心の穴を埋め尽くしてくれます。
秋の花とアロマ☆
心寂しい季節に贈る香りと花々
茶の木の控えめな愛らしさ
秋の花の香りと言えば、金木犀や銀木犀などの香り高い花々を思い浮かべますが、ここでは敢えて「茶の木」をお伝えします。心寂しげな時にはそっと寄り添う、控えめな存在感に癒されるもの。
秋の花である茶の木はまさに、控えめで可愛らしい佇まいが癒しに繋がります。
【 秋の花、茶の木で癒しの日々を 】
★ 白く小さな花びらと房のような薄黄色の明るい雌しべが、控えめながらも可愛らしい花。名前の通りお茶が作られる木ながら、なかなか飲料用の美味しいお茶を家庭で作ることは難しいので、その花姿を楽しみます。
茶の木の花言葉は「純愛」。開花時期は10月から11月と短めですが、梅や桜とはまたひと味違った、日本の風流な気分が楽しめます。
キンレンカの可愛いオレンジ
初夏の花のイメージが強いキンレンカですが、実は9月から10月にも花を咲かせる秋の花です。このキンレンカの濃厚なオレンジや明るい黄色い色味は、心寂しい秋口の心を癒します。
【 食用としても利用できる秋の花、キンレンカ 】
★ キンレンカのピリッとしたスパイスは、ハーブなどの食用としても用いられますが、心寂しげな秋口におススメの理由は、オレンジや黄色のビタミンカラー。カラーセラピーの効能として、赤や黄色の温かい色味が混ざったオレンジは、寂しい心を癒す効果があります。
前述したようにキンレンカは食用にも使える、いわゆる「エディブルフラワー」。家庭で育てながら日々を楽しんでも良し。カラーセラピーの効果があるので、画像を待ちうけにして癒されるのもおススメです。
冬が来ても咲き続ける秋の花、山茶花
山茶花(さざんか)はよくお正月に咲いている椿に似た秋の花です。確かに秋の花ですが、花の少ないお正月の時期まで咲いています。山茶花はとてもいい香りがするので、お部屋に飾るもよし、ヘアアクセとして髪の毛につけるも良しの秋の花であることが魅力のひとつ。
【 開花時期が長い秋の花、山茶花(さざんか) 】
秋の花、山茶花の花言葉は、『困難に打ち勝つ!』や『ひたむきさ』。
花言葉を心に感じて山茶花を見ると心寂しくても頑張ろうよと、山茶花が言ってくれている気がします。
女性の魅力アップにも花の女王薔薇
心寂しい季節にも、女性の魅力アップに導いてくれる薔薇。春の花のイメージを持つ人々も多いのですが、秋の花としても薔薇は有名。
贈り物としても薔薇は万人に喜ばれる間違えないチョイスです。特に秋に咲く薔薇は、色も濃厚で開花時期が長く、より薔薇らしさを楽しんでもらえること、間違えありません。
【 秋に咲く薔薇を贈る注意点 】
秋口のビタミンカラーと言えば、「オレンジや黄色」とお伝えしましたが、誰かにプレゼントする薔薇なら、黄色だけは避けて下さい。
★ 黄色のバラの花言葉が『嫉妬』なので、異性に贈る時は要注意です。
寂しげだったり疲れていそうな相手へ贈る薔薇ギフトなら、ローズのエッセンシャルオイルと共に贈るのがおススメです。エッセンシャルオイルは薔薇の香りの効能を、より効果的に引き出してくれます。
秋にも咲くジャスミン
ジャスミンには秋の花というイメージはありませんが、秋に咲く種類のジャスミンも数多くあります。ジャスミンは一般的にも知られているように、ジャスミンティーなど飲み物としても用いられて癒しをもたらします。もちろん、その香りもリラックス効果大!
【 秋に咲くジャスミンを贈る 】
ジャスミンは、ガーデニングを好む方へ是非鉢植えで贈ることをおススメします。
・ 大輪ジャスミン
大きな大輪が華やかな大輪ジャスミンは、エッセンシャルオイルの抽出用にも用いられる品種で、香り高いことが特徴です。
・ イタリアンイエロージャスミン
イタリアンイエロージャスミンは特に寒さに耐性が強い秋の花。黄色い花を咲かせます。
心や体の疲れを癒す秋の花のジャスミンギフトなら、花と一緒にジャスミンのエッセンシャルオイルやジャスミンティーのパックを贈るのも一案です。
秋のプチうつにはアロマがオススメ
秋の花ももちろんそれぞれにいい香りがするのですが、なんだかやる気が出ないという人にはアロマもオススメです。夏から秋に季節が変化していく時期。やっぱり寂しい気分に襲われる時があります。そんな寂しい気分を意識し始めてしまうと、心も元気が出なくなりプチうつになりやすいのです。
【 秋のプチうつに効果的なアロマ 】
★ ベルガモット
・ ベルガモットは不安や抑うつに効果があり、不眠傾向を和らげてくれるフレッシュでスパイシーな香りがするアロマです。
プチうつ対策にベルガモットを使用する時には、コットンやティッシュに一滴垂らして、鞄などに入れて持ち歩くといいですよ!
★ ベンゾイン
ベンゾイン=安息香です。バニラのような甘い香りがして、アロマの中で1番甘い!と言っても過言ではありません。樹脂からとれる濃度の濃いアロマでその歴史は古いです。
ベルガモットと同じように不安や憂鬱を和らげてくれるので、プチうつ傾向だな…と感じたら、是非お試しあれ。
秋口に起こりやすい心寂しさから来る、プチうつ。その対策に効果的な秋の花々やアロマは、いかがでしたでしょうか。今回お伝えした以外にも、秋の花はまだまだたくさんありますが、中でも良い香りを放つ数種類をお伝えしました。
秋の花とひと口に言っても、金木犀や銀木犀のように秋になるとすぐ手に入りやすいものもあれば、「聞いたことがない!」というものまであります。特に秋の花でもあり、プチうつには効果的ながら、ジンジャーや柊木犀はなかなか手に入らない種類のものです。
「目的の秋の花がなかなか手に入らない!」そんな時には香りだけでなく、「可愛いな。」とか「癒されるなぁ。」と感じた秋の花を素直に手にとってみるのも、ひとつの方法です。
植物や花々は、季節によって花の色味や香りも様々。効果や効能の知識も大切ですが、見ているだけでも癒されます。また花だけでなく、アロマももちろんベルガモットやベンゾイン以外にもラベンダーなどリラックス効果の高いものがたくさんあります。
寂しげな秋口を共に過ごす、お好みの香りや秋の花々を見つけてください。
まとめ
寂しげな秋口のプチうつに効果的な、秋の花々やアロマ
・茶の木の控えめな愛らしさは、傍に置いておくだけでも癒される
・エディブルフラワーとしても人気の、キンレンカの可愛いオレンジ
・困難に打ち勝つ!やひたむきさ、を花言葉に持つ山茶花を贈る
・花の女王薔薇も秋に咲く花!花言葉で選ぶなら黄色は避けて
・リラックスをもたらすジャスミンも秋に咲く種類が。茶葉と一緒に
・ベルガモットとベンゾインのアロマを贈って、プチうつ撃退!