プレゼントで贈るブーケは手作りした方が良い5つのワケ


ブーケは特別な思い出を彩りたい時、ぴったりのラッキーアイテムですよね。でもブーケを手作りしてみようと思う方は実はあまり多くいません。それはブーケを相手に贈りたいと思ったとき、プロにオーダーしたりフラワーショップで既製品を選び購入することがほとんどだからです。

またブーケはフラワーショップで買うものというイメージがあるため、手作りしようとはなかなか思いつかないのですが、実際にブーケを手作りすることはとても簡単なのです。ブーケを贈るシチュエーションは、結婚式、お誕生日、母の日、彼女へのプレゼント、プロポーズ、結婚記念日、敬老の日、退職祝いなどたくさんあります。

そして、いつでも大切な人に贈るということが共通しています。大切な人への想いを込めたブーケを作って特別な日に贈ることはとても素敵なサプライズとなります。そこで今回はプレゼントで贈るブーケは手作りした方が良い5つのワケについてお伝えします。

 

プレゼントで送るブーケは

手作りした方が良い5つのワケ

 

費用が節約できる

値段は何を材料にするかによって変わりますが、ブーケを手作りすると、コストをおさえることができます。特に結婚式でウエディングブーケの費用を節約したいときにはおすすめです。

花嫁の希望を全て通そうとすると、業者と打ち合わせを重ねるごとに、お値段も膨れ上がってしまいがちです。でも自分で作る場合は人件費などがかからないため、値段が跳ね上がることはありません。

ウエディングブーケは平均5万円かかりますが、ブーケを手作りすれば1万円程度におさえることができるので、とてもリーズナブルです。また、もっと費用の安くしたいという場合は、100均の材料でもブーケを作成することができますよ。

造花を使う場合、できるだけ安っぽくない造り・質感のものを選べば、造花の良さが出たきれいなブーケが作れます。費用は1000〜2000円前後ですので、ぐっと経済的になります。

 

想いが込められる

ブーケを手作りすることの良い点は、どんな手作り品にも言えることですが、やっぱり気持ちを込められることです。ブーケは相手への感謝や愛を伝えるために贈るものですが、プロにオーダーしたり、既製品を買うのでは、より細やかな自分の気持ちを伝えるのが難しいというようなこともあるかもしれません。

よりこだわりを持つなら、ブーケを手作りする方がおすすめだといえるでしょう。また、受け取る側も、手作りだと温かい気持ちが伝わってくると喜んでくださる方もいらっしゃいます。

気に入らなければ、何度でも作り直すことができるのも嬉しいポイントです。ブーケを手作りするときに誕生花や花言葉にこだわってみると、相手への気づかいや気持ちを伝えることができますよ。ブーケにおすすめの花の花言葉をご紹介します。

バラ 「愛」「美」
胡蝶蘭(コチョウラン) 「幸福が飛んでくる」「清純」
チューリップ 「博愛」
カラー「清浄」「壮大な美」「乙女のしとやかさ」
フリージア 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
トルコキキョウ 「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」
グラジオラス 「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」
ユリ 「純潔」「無垢」「威厳」
ガーベラ 「希望」「常に前進」
カスミソウ 「幸福」「清らかな心」「感謝」「永遠の愛」
ラナンキュラス「晴れやかな魅力」「名誉」「美しい人格」
マーガレット「真実の友情」「誠実」「信頼」「真実の愛」「心に秘めた愛」

 

様々な材料が使える

ブーケに使えるのは生花だけではありません。プリザーブドフラワーは、まるで瑞々しい生花のように見えますが、ドライフラワーの一種であり、特別な日の形に残る思い出として保存ができます。でも壊れやすいので注意が必要です。

ネットショップなどでプリザーブドフラワーの手作りブーケキットが販売されています。造花(シルクフラワー)も保存が可能ですよ。花が枯れてしまう心配もなく、簡単には壊れないので、ブーケ作りのビギナーには一番おすすめの素材です。

そして見方を変えてみると、何でもブーケの素材になるんです。ビーズや紙、布、毛糸、ボタン、ハーブ、粘土、フェルトといった具合に、家の中にあるもので遊び心満点のブーケを手作りすることができるので、とても楽しいですよね。

また野の花やお庭のお花でブーケを手作りすれば、とってもリーズナブルですし、そのお花の咲いていた場所を思い浮かべたり、相手に伝えたりして会話を弾ませることができますよ。

 

イメージの色を再現できる

形の他に、ブーケを手作りするときに決めなければいけないのは、ブーケの色です。贈る相手の好きな色や要望がわかっていれば、その色を選びましょう。それがわからないときは、相手の性別や年齢、用途やシチュエーションによって決めると良いでしょう。女性に送るブーケの色は、基本的にどんな色でも大丈夫です。

ただし「白一色」は、結婚式や不祝儀の際の花色なので例外です。贈る相手が男性の場合、花色に困ってしまったら、「オレンジ、黄色、ブルー」を中心にすると良いですよ。またラッピングに使う紙やリボンも同系色にするのが基本です。

 

イメージの形を再現できる

ブーケには様々な形があるのをご存じでしょうか?ウエディングに使うブーケの種類の一例をご紹介しますので、ぜひブーケを手作りする際の参考にしてみてくださいね。

・クラッチブーケ
アレンジメントをしたことがない方にもおすすめなのが、切り口を揃えた花材を片手で持てる大きさにまとめたクラッチブーケ。しっかり束ねて、型がくずれないように作りましょう。

自然な雰囲気なので、ガーデンウェディングやカジュアルなパーティによく映えますよ。よく使われる花は、カラーやチューリップなどですが、使用する花によってがらっとイメージが変わります。価格が比較的安く仕上がるところも嬉しいポイントです。

・ラウンドブーケ
きれいに真ん丸の形をしたラウンドブーケは人気が高く、定番のブーケスタイルです。ブーケスタンドを使い、きれいな丸になるように仕上げます。

丸みがありかわいらしい印象のブーケは、花の種類でフォーマルにもカジュアルにもなり、どんなウェディングドレスにも似合いますよ。よく使われる花はバラ、ガーベラなどです。またカメラの角度をあまり気にする必要がなく、写真映りもばっちりです。

・キャスケードブーケ
キャスケードとは英語で「小さな滝」という意味です。 滝の流れのような花の連なりが華麗な美しさを演出する、ウェディングブーケの定番の形です。よく使われる花は、カサブランカやバラなど。

プリンセスラインやAラインのドレスなど、上半身は身体に沿ったデザインで下半身にはボリュームがあるドレスに似合います。ブーケの長さが特徴であるため、比較的身長の高い花嫁におすすめです。大人っぽく、すらっとした印象を与えてくれます。長さを出すにはアイビーなどのグリーンを使用します。初心者の場合は、ブーケキットを利用すると良いでしょう。

・オーバルブーケ
ラウンドブーケを楕円形にして、長さはキャスケードよりも短めのオーバルブーケ。キャスケードほど長くないため、小柄な花嫁でもゴージャスさを演出することができますよ。

ラウンドとキャスケードの両方の特徴をもっており、左右上下のバランスがポイントなので、ブーケを手作りをするには少し難しいかもしれません。初心者の場合は、ブーケキットを利用すると良いでしょう。よく使われる花は、カサブランカ、バラなど。似合うドレスはプリンセスラインなどです。

・ボールブーケ
ボールブーケとは文字どおり球状のブーケです。ブーケをつり下げている紐に指をかけて持ちます。似合うドレスはプリンセスライン、ベルライン、和装です。よく使われる花はミニバラ、ピンポンマムなどで、小振りな花が向いています。

組紐や房飾りの色や長さを工夫してみましょう。初心者の場合は、ブーケキットを利用すると良いでしょう。ドレスではミニバラを中心に、和装ではピンポンマムなどの丸い形の和花に組紐や房飾りをつけて、手まりのようなブーケになります。洋装、和装の両方にマッチしてくれるのが嬉しいポイントです。

 

いかがでしたか。このように、ブーケを手作りすることにはいろいろな良さがあります。家族にブーケを贈りたいけど、お花に高いお金をかけるとかえって怒られてしまうといった方も、工夫して手作りをすれば経済的にブーケを手に入れることができます。

またブーケに使える材料は生花や造花だけではないので、種類の幅が広がってとても楽しめますよ。また贈る相手がお花のブーケしか目にしたことのない方だった場合、新鮮さを感じていただけるのではないでしょうか。

ブーケを手作りすると、贈る側の感性によって、様々なブーケに出来上がります。ひとつとして同じものはなく、相手を思いやって作られるブーケはとても素敵なアイテムです。今までブーケを贈る機会がなかった方も、ぜひ感謝の気持ちやあなたの愛をこめてオリジナルのブーケを作り、大切な人を喜ばせましょう。

まとめ

プレゼントで送るブーケは手作りした方が良いワケとは

・材料を選び、費用を節約することができる
・自分の想いが込められる
・家にあるものなど、様々な材料が使える
・イメージ通りの色合いを出せる
・イメージ通りの形を作れる


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