ブロッコリースプラウト栽培に大切な5つのポイント


スーパでも見かけることが多いブロッコリースプラウトですが、栄養価の高さから話題になったブロッコリースプラウトを自宅で栽培できるとしたら実際に試してみたくなりますよね。

ブロッコリースプラウトには「スルフォラファン」というファイトケミカル(天然の化学成分)が含まれており、体内に入ると活性酸素を除去したり有害物質を排出してくれる働きがあります

ガン予防、アンチエイジング、メタボ予防、ピロリ菌の除去、花粉症の軽減と、ブロッコリースプラウトは様々な効能が期待できるスーパーフードです。100円~150円ほどで買えるブロッコリースプラウトですが、栽培すればコストはもっと低く抑えられますよ。そこで今回はブロッコリースプラウト栽培に大切なポイントについてお伝えします

 

ブロッコリースプラウト栽培に

大切な5つのポイント

 

スプラウト専用の種を買う

ブロッコリースプラウトを栽培するには、まず種を購入しなくてはいけません。ところで、ブロッコリースプラウトとは「ブロッコリーの新芽」という意味です。ですからブロッコリースプラウトが生長するとブロッコリーになると考えて良いです。

しかし、ブロッコリースプラウト用の種とブロッコリー用の種には大きな違いがあります。ブロッコリー用の種には消毒が施されていますから、ブロッコリースプラウト用の種を購入してください

 

栽培のための容器

ブロッコリースプラウトを栽培する方法は、大きく分けて2つあります。根の部分からもう一度発芽させる再生栽培と、種から栽培する方法。ブロッコリースプラウトは土でも栽培することができますが、土を使わない一切使わない水耕栽培が簡単でおすすめ

まず用意するものは、タッパーと水切りカゴが一体になったもの。100円均一ショップなどにブロッコリースプラウトの栽培に適した容器を販売しています。水切りカゴがなければ、タッパーにコットンを敷いて栽培もできます。

しかし、ブロッコリースプラウトを育てる過程で繰り返し水を替えなくてはいけないので、水切りかごだとその際の手間がかからないという点でおすすめです。種や容器がセットになったブロッコリースプラウト栽培キットもあります。

 

清潔を心がける

ブロッコリースプラウトの栽培で最も気をつけなくてはいけないのは、清潔を心がけることです。種を手で直接触らない、使用前の容器をしっかり除菌する、朝と晩の1日2回は水を替えるのが成功の秘訣です。

ブロッコリースプラウトは栽培するのがとても簡単ですが、失敗の原因は雑菌による腐敗やカビの発生です。暑い時期は特に水の交換を頻繁に行うようにしましょう。嫌な臭いがしてきたら危険信号です。

 

日陰で発芽

発芽した芽と茎を食べるスプラウト類は、まず遮光して発芽させるのが鉄則です。種を蒔いて発芽するまでは段ボールや暗い場所で遮光し、発芽して5㎝くらい茎が伸びるまではそのままにしておきます。そもそもスプラウト類を遮光して育てる理由は、暗いことにより土の中と勘違いして茎が長く伸びるから。光を当てて発芽させると、茎があまり伸びません。

 

日に当てて緑化

発芽して5㎝ほどまで伸びたら明るい場所に移します。黄色かった葉が少しずつ緑に色付き、日に当ててから1~2日で食べごろを迎えます。種を蒔いてからは、およそ約1週間ほどで収穫できます

とても短いサイクルで楽しめるところもブロッコリースプラウト栽培の魅力と言えます。ブロッコリースプラウトは、発芽して栄養が爆発的に高まった状態に意味があるので、欲張ってさらに大きく育てようとすると、せっかくの栄養分が逃げてしまいますよ。

 

いかがでしたでしょうか。ブロッコリースプラウト栽培に大切な5つのポイントについてお伝えしましたが、これほど短い期間で収穫までできるなら、とブロッコリースプラウトの栽培にとても興味が沸きますよね。

実際、ブロッコリースプラウトを栽培している人はとても多いです。しかし多くの人が臭いに悩まされているようですが、それは全て雑菌が原因。水を替える間隔が長かったり、例えマメに水を替えていても臭いが発生することも。

水替えの時に種や容器を洗ったり、容器に古い水が残らないように水滴を拭くなどして、徹底的に清潔を保つことが重要です。少し面倒だと感じるかもしれませんが、間引いたり肥料を与えたりと、他の野菜を育てるのと比べたら圧倒的に手間がかかりません。何より、収穫の喜びを頻繁に味わえるのが嬉しいです。

サラダやおひたし、サンドイッチに挟んだり、スムージーとして楽しんでいる人もいます。ぜひブロッコリースプラウトを栽培して、健康的で豊かな生活を手に入れてみてはいかがでしょうか

まとめ

ブロッコリースプラウト栽培に大切なポイント

・ブロッコリースプラウトの種を用意する
・水耕栽培がおすすめ
・清潔を心がけること
・種を蒔いたら発芽後5㎝ほどまでは遮光する
・茎が5㎝ほどまで伸びたら日に当てて緑化する


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