大切な人に贈るブーケ、贈る人に合わせて自分で作ってみたいと思いませんか。参考になるよう、簡単にブーケの作り方と、作りやすいお花を7つ紹介します。
初めての人にも簡単に作れるブーケ、
作りやすい7つのお花
簡単なブーケの作り方
まず、花束と言ってもいろんな形があります。ここにはラウンド型の花束をスパイラルという作り方で作る方法を紹介します。半円形なので見た目が丸くてかわいいですよ。
花材はメインとなる大きめの花をます選びます。後はその花のボリュームに合わせて花材を選んでいきます。
基本的には大・中・小の花材を選ぶことで、きれいなラインが作りやすいです。後はグリーンも忘れずに。個々の花を引き立せてくれ、花束が引き締まります。下葉の処理や水揚げをしたら、いよいよ束ねます。
まずは中心となる花を3本用意します。茎は真っ直ぐなものを選びましょう。
最初の一本の花が中心となるように茎を交差させます。初めての人はメインの大きい花を持ってくるのがよいでしょう。
茎と茎の隙間があかないように他の花やグリーンで隙間を少し埋めます。これは次の花をさすことへのクッションにもなります。茎を交差させた場所が軸となります。軸を崩さないように手で抑え、回転させていきながら花材をさしていきます。
次にメインの花よりも少し小さめの花を少し低い位置で交差・回転させながらさしていきます。花に高低を付けることで立体的に見えます。同じ花同士がくっつかないよう、丸くなるように小花やグリーンでバランスをとります。少しギュッと握ってみて軸が崩れなければ大丈夫です。この時握りすぎて茎を痛めないように注意してください。
このままでもかわいいのですが最後に角度の曲げやすいグリーンなどで広がりをつけてください。きれいに仕上がります。
後は手で抑えていた軸の部分を麻ひもで結び、余分な茎を切って完成です。あまり短く切らないようにしましょう。濡れティッシュなどで茎を包みアルミホイルでくるんだらラッピングをしてください。
作りやすい7つのお花
基本的には好きなお花を選んでいいのですが、初めてだと失敗しそうだと考えてしまいますよね。そんな時には茎が細くてしっかりしているものや花がとれにくいものを選んでください。茎が太いとまとめにくいことがあります。また硬すぎるものばかり選んでもまとめるときに茎を折りかねないので注意してください。まとめやすそうな花を7つ紹介します。
1:バラ
いろんな種類が有り、ウエディング用など幅広く使われます。バラだけの花束なんかも良くありますね。色を変えたり高低を付けたりして楽しめます。メインにもサブにもなる花材です。使用するときはとげの処理などをきちんとしましょう。
2:カーネーション
バラ同様に良く使用される、メインにもサブにもなる花材です。いろんな色や形が有ります。最近では珍しい尖った花びら型なんかもあります。種類によっては花がとれやすいものもあるそうなので注意してください。
3:トルコキキョウ
茎は柔らかくしなやかです。花びらも柔らかくふんわりしています。日持ちも良く、色も豊富にある花材です。
4:菊
和素材としてのイメージが強い菊ですが、最近では丸みを帯びているピンポンマムなどかわいらしい種類もたくさんあります。和風のブーケにするのはもちろん、洋風ブーケにも合う種類も豊富にあり素敵です。
5:アジサイ
アジサイは1本でもボリュームが有ります。グラデーションがきれいなものを選べば花束が装飾的になります。使いやすいのですが花言葉に「心変わり」の意味があるので避ける人もいます。使う用途に合わせて下さい。
6:スモークツリー
別名煙の木と呼ばれています。メインではなくサブに使われる花材です。フワフワしてボリュームがあるので花と花の空間を埋め、クッション的な役割をします。存在感が有り展開を広げるのに便利です。
7:ニゲラ
花びらにみえる部分は実はがくです。色も豊富で一重と八重があります。葉や花などすごく特徴がある花です。
どうでしたか
他の形もスパイラルでつくると上手くまとめていけます。また同じ花でも使用する色や形によって全く違うブーケになります。野草やハーブなんかをつかっても素敵な花束ができますよ。好きな香りで選んで作るのもいいかもしれません。ぜひいろいろとアレンジを楽しんでください。
まとめ
初めての人にも簡単に作れるブーケ、作りやすい7つのお花
・花材は大・中・小の花をそろえ、メインを大きめの花にする。グリーンも忘れずに。
・中心となる花を茎を交差させて茎を手で抑え軸をつくる。
・花に高低差を付け、回転させながら他の花をさして行きます。小花などでバランスをとる。
・軸を麻ひもで縛り、ラッピングをして完成。1:バラ
2:カーネーション
3:トルコキキョウ
4:菊
5:アジサイ
6:スモークツリー
7:ニゲラ