昔より花を贈ることに抵抗が少なくなった最近では、フラワーボックスをプレゼントとして選ぶ人が増えているようです。フラワーボックスとは箱に生花や造花を敷き詰めたフラワーギフトですが、お花屋さんなどでは結構よいお値段で販売されています。
母の日の贈り物や結婚式やパーティーなどのウェルカムボックスとしても利用する人が増えていますが、せっかく自分の手元に届いたフラワーボックスはやっぱり長い期間楽しみたいものです。ですが贈り物で頂くものほど生花で作られているものが多く、手入れの状態が良くないと長持ちしません。
そこで、今回は貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の7つの方法をご紹介します。少しでも長い期間、綺麗な花々を眺めていられたら、こんなに嬉しいことってないですよね。
貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の
7つの方法☆
長持ち剤で貰ったお花を長持ちさせよう
フラワーボックスを貰ったら、少しでも長い間飾っておきたいですよね。生花で作られているフラワーボックスを長持ちさせるためには、やはり長持ち剤が必要です。
長持ち剤はお花屋さんだけでなく、スーパーやホームセンターにも売っているので手に入れるのは簡単です。そんなの高価なものでもありませんし、普段フラワーアレンジメントをしたりする人は、大きいサイズで買っておいても良いかもしれません。
フラワーボックスの生花は、普通のフラワーアレンジよりも箱の高さに合わせて茎を短めにカットしていきます。茎を短めにカットするということは、その分普通のフラワーアレンジメントより寿命が短くなってしまうということです。
オアシスの使い方ひとつで長持ちさせよう
フラワーボックスに使用している、オアシスと呼ばれる給水スポンジの使い方一つで、貰ったフラワーボックスが長持ちするようになります。これは、意外と単純なことなのですが勘違いをしている人も少なくないのでご紹介いたします。
フラワーボックスを作る際に、オアシスに水を含ませようと洗面所などで流水で湿らせている人もいるかもしれませんが、これはオアシスの使い方として間違っています。
流水ではオアシスの内側まで、しっかりと水は入りません。せっかく綺麗に仕上がったフラワーボックスでも、給水がうまくいかないことで予定よりも早い段階でしおれてきてしまうこともあるのです。
オアシスは、洗面器や桶、バケツなどに水を張ります。そのうえにそっとオアシスを浮かべると、どんどん水を吸収して沈んでいきます。通常の大きさのもので、だいたい10分程度でしょうか。オアシスに水を含ませている間に、その他の花材の準備をしたり作りたいデザインを見直したりするとあっという間にオアシスが出来上がっていることでしょう。
茎を切るときは斜めにカット
フラワーボックスを作る時に必要な作業として、生花の茎をボックスの高さに合わせてカットするということをしますが、貰ったフラワーボックスを長持ち指せる為にも茎のカット処理は大切な作業となっています。
この時大切なことは、茎を切るときは斜めにカットするということです。茎の切り方はフラワーボックスのみならず、生花を使用したフラワーアレンジメントには基本的なことで、切り口の表面を増やすことによってたっぷりと水分補給をし長持ちさせるのが狙いです。
茎をカットするときは水中でしよう
フラワーボックスを生花で作る時は茎を切って使用しますが、貰ったフラワーボックスを長持ちさせるための茎のカットの処理も水中で行うことが生花を長期間長持ちさせるための方法です。こうした水中でのカットを行うことによって、花がいつでも水を吸収し新鮮さを保てるようにしているのです。
二度挿しで長持ちさせましょう
フラワーボックスを貰った時、そのフラワーボックスを長持ちさせるためには、茎のカット処理にひと工夫してみてはいかがでしょうか。
最初に茎をカットする時に自分が思っているよりほんの少し長めに切っておきます。次に1度引き抜いて、本来の長さにカットして再度挿し込みましょう。オアシスは、とても細かい粒子の集まりで出来ており、最初に挿しこんだままの状態にしておくと茎の切り口にオアシスのクズが詰まってしまうのです。
室内環境を整えることで長持ちさせる
フラワーボックスを生花で貰った場合、できるだけ長持ちさせる為にはやはり室内環境を整えることも大切です。暖房の効いた部屋や極端に日光が当たる部屋など、高温多湿な環境はフラワーボックスには必要ありません。もちろん冷暖房の風が直接当たらないようにすることも大切なのです。
水やりは少しずつ行いましょう
フラワーボックスを生花で貰った場合、出来るだけ長く花をもたせる為にも、水やりは少しずつ行うことにしましょう。やはり生花ですので、極端に多い水やりだとかえって根腐れを起こす原因にもなります。
いかがでしょうか。最近のギフトで人気が高いフラワーボックス。ブリザーブドフラワーや鉢植えギフトも人気がありますが、このフラワーボックスは開いた時のサプライズが魅力です。
フラワーボックスを頂くと、あまりの可愛さに飾っておきたくなるのが本音です。せっかく貰ったのだから、出来るだけ長持ちをさせたいもの。生花なので失敗するとどんどん枯れてしまい寂しい結果となってしまいますよね。
フラワーボックスは生花で贈られてくると、元気がなくなってしまったとたんにあまり綺麗ではなくなってしまいます。少しでも長持ちさせる為には、長持ち剤などの薬が一番効きますが茎を斜めにカットしたりして、さらに延命の工夫をすると長い期間楽しむことが出来るでしょう。せっかく頂いたお洒落で可愛いフラワーボックスが、いつまでも綺麗に飾っていられます。
まとめ
貰ったフラワーボックスを長持ちさせる為の7つの方法☆
・長持ち剤で貰ったお花を長持ちさせよう
・オアシスの使い方ひとつで長持ちさせよう
・茎を切るときは斜めにカット
・茎をカットするときは水中でしよう
・二度挿しで長持ちさせましょう
・室内環境を整えることで長持ちさせる
・水やりは少しずつ行いましょう