クレチマスの花言葉で女性の魅力をUPさせる5つの方法

ギリシャ語の「Krema(ツル・巻きひげ)」の意味をもつ「クレマチス(Clematis)」。その名前は茎の形状にちなんだもの。クレマチスのツルはとても強く「鬼婆のロープ」や「悪魔のより糸」なんて呼ばれていたことも。

薪を縛るために使われるほど丈夫なうえ、どんどんツルを伸ばして安定するととても頑丈になります。また日本でクレマチスと言えば中国原産の「鉄線(テッセン)」と日本原産の「風車(カザグルマ)」が一般的。「鉄線」は細いながらも針金のように強いツルから、「風車」は花の形から由来しています。

鉄線は花びらが6枚なのに対し、風車は花びらが8枚と微妙に違います。正確には花びらのように変化したガクのため、実はクレマチスには花びらがありません。クレマチスはバラとの相性がとても良く、西洋のガーデニングではよくツルバラと一緒にアーチなどの絡ませています。

イギリスではバラは「キング」でクレマチスは「クイーン」と呼ばれ、「ツル性植物の女王」と称されています。日本では江戸時代に鉄線が中国から渡来し、茶花として愛されています。大きく立派な花ながら不思議と華美にならない空気を漂わせているため和の心にも通じるものがありました。

そんなクレマチスには外側の美しさだけに囚われない美しい花言葉があります。『精神的な強さ』『美しい心』『たくらみ』『高潔』『旅人の喜び』と言った5つの花言葉から学ぶ、女性の魅力をUPさせる方法をご紹介します。

 

クレチマスの花言葉で
女性の魅力をUPさせる5つの方法

 

自分に負けない『精神的な強さ』

どんなに外見が美しくても内面磨きを怠っている女性は本当に美しい人と言えるでしょうか。人を羨み妬む、誘惑に負けて楽な方へ流されてしまう…。

誰にだって精神的な弱さはあるものですが、その中でもいかに精神的な美しさを保つかが大切なこと。精神的に不安定になっている人は自ずと外見にもその様子が表れてきます。

顔色が悪くなる、目つきが悪くなる、笑顔が不自然など、本人も気づかないままに変化をしていきます。自分に自信を持つことも大切ですが、過剰な自信は自分を見失うことも。

本当に美しい精神を築き上げるには、よほどの修業や経験が必要になります。もしかしたらとても辛い経験を乗り越えていかなければ精神を磨くことはできないかもしれません。

ですが、精神的な美しさを意識して目指している人と全く無意識に過ごしている人とではやはり違いがあります。大きく美しい花ながらも主張しすぎない、凛とした姿のクレマチスのように内側から溢れ出す美しさを目指しましょう。

 

本当に大切なのは『美しい心』

皆さんは日常生活の中でどれくらい感謝をしていますか?人に何かをしてもらった時、窮地を助けてもらった時などわかりやすく感謝をする場面でなくても、実は普段から感謝をするべきことはとても沢山あります。

また新しい朝を迎えられたこと、今日もご飯が食べられること、当たり前のようで当たり前ではないことにお気づきでしょうか。美しい心を持っている人はいつも感謝の気持ちを忘れていません。

感謝の気持ちを忘れない人が何故輝いて見えるのか、それは感謝を通してとても大切なことに気付けるから。意外かもしれませんが、感謝することを続けていると自分がいかに沢山の人に愛されているかに気付くことができます。

そして自然と周りにも優しくできるようになります。見返りを期待した優しさではなく、本当の優しさで困っている人に手を差し伸べることができる。

美しい心を持つにはまずは心の余裕が必要になり、心の余裕を持つには自分が愛されていることに気付かなくてはいけません。外見の美しさばかりに囚われていては美しい心を育むことはできません。

クレマチスの花が今日も綺麗に咲いたことに感謝するように、小さなことでも感謝できる美しい心を持ちたいですね。

 

時にはイタズラな『たくらみ』も

たくらみの花言葉はもともとヨーロッパの浮浪者が物乞いをするため、クレマチスのツルで自分の体を傷付けて憐れみを誘うために使用したことから由来しています。一見「たくらみ」と聞くとずる賢いような印象を受けますが、使いようによっては女性の魅力を上げるためにはとても重要です。

もちろん誰かを陥れようとしたり自分だけが得をしようなんてたくらみはいけませんが、日常を楽しくするたくらみや毎日をハッピーに過ごすためのたくらみなら周りも幸せになります。現状を良くしていくために何かを考えることはとても大事なことですよね。

より良い未来を想像すだけで心もワクワクしてきます。友人や大切な人へのサプライズを考えたり、時にはちょっとしたイタズラをたくらんだり、心が若い人には魅力があります。

時には意中の男性に向けて妖艶な女性としての演出をたくらんでみてはいかがでしょうか。合コンや飲み会でのモテしぐさとしてたくらみを利用している女性もいますが、やり過ぎは注意です。

あまりに露骨なたくらみは自分を安売りしているようにも見えますし、一緒にいる人も楽しくありません。あくまでも自分も周りも幸せになれるたくらみを考えることが大切です。

落ち着いた花のようでありながらどこか無邪気さも感じさせるクレマチスのように楽しみを忘れないことも魅力に繋がります。

 

素直な心で『高潔』に

人柄が立派で利欲のために心を動かさないことを高潔と言います。自分の考えをしっかりと持ちながら周りのために動ける女性はとてもカッコイイですよね。

いつい周りに流されたり自分に有利なように動きがちですが、自分の信念をしっかりと持っている人は人としての強さを感じさせられます。とは言え、何がなんでもこうでなくてはいけない!と強情になるのとはまた少し違います。

確固たる信念を持ちながらもきちんと周りの話に耳を傾けることができるようでなくては高潔とは言えません。もしかしたら高潔な人は高潔であろうとしているわけではないのかもしれません。

日頃から自分に厳しく、自分と言うものの有り方を真面目に考え、人のためになるにはどうすればいいのかを考えた結果のように思いますもっと追究すれば良い意味で自分に素直に生きようと言う表れではないでしょうか。素直に生きることはただ自己中心的に我が儘に生きることとは違います。

その選択が皆にとってプラスになるかどうか、欲だけで動いていないか、ちゃんと自分の胸に手を当てて考えることができることが大切です。立派に咲き誇るクレマチスのように、高潔な姿は女性としての魅力を高めてくれる重要な要素の一つです。

 

挑戦することで『旅人の喜び』を

古代ヨーロッパ、旅人が宿で安全に宿泊できるように宿の入口にクレマチスのツルが飾られたことから「旅人の喜び」と言う花言葉ができました。家族や友達、恋人と行く観光のような旅から一人何かを求めて行く一人旅まで、旅と言ってもその形は様々。観光の旅でも自分探しの旅でも、行く前とは何かが変わったような感動を得て帰ってくる人が多いのではないでしょうか。

「可愛い子には旅をさせろ」とも言うように、旅は人を成長させる力を持っています。自分の生まれ育った場所で慣れ親しんだ人たちと過ごすのも良いことですが、自分を成長させるためにも時には少し冒険することも大切です。どこか遠くへ行くことだけが旅ではありません。

近所で気になっているお店やまだ行ったことのない場所に思い切って行ってみる。または誰も知り合いがいないコミュニティーに参加してみるなど、ちょっとしたこともまた「旅」と言えるのではないでしょうか。

普段はなかなかできないような経験をして刺激を得ることは人間としての器を広げるチャンスです。始めは緊張から思うように自分を出せないかもしれませが、少しずつ何かが変わっていくことを感じ、旅人としての喜びを感じられるようになります。

クレマチスのツルのように強靭な強さを持ち、様々なことに挑戦していくことで魅力を磨いていきましょう。

いかがでしたでしょうか。

クレマチスの花言葉はどれも内面的な物を指すような言葉でした。忘れがちだけど大切なこと、心に留めておいた方がいいことなどありましたが、女性としての魅力を高めるにはまずは人としての魅力を高めることが第一です。

とても綺麗なのにどこか魅力を感じない人は残念なことに大切な物を見落としてしまっています。逆に内から滲み出る美しさを持っている人は不思議と輝いて見えます。

女性としてどちらの方が魅力的かと言えばやはり後者ですよね。立派に咲き、凛としながらもどこか奥ゆかしさを感じさせるクレマチス。

人として、女性としての魅力をよりUPさせるためにも、一度5つの花言葉を考えてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

クレチマスの花言葉で女性の魅力をUPさせる5つの方法

・自分に負けない『精神的な強さ』
・本当に大切なのは『美しい心』
・時にはイタズラな『たくらみ』も
・素直な心で『高潔』に
・挑戦することで『旅人の喜び』を


連記事