観葉植物でリラックス☆手入れが簡単7つの植物

お部屋の中に観葉植物があると、それだけで空気が和らぐ気がします。床置きの大きな観葉植物は落ち着きを与えてくれますし、棚やテーブルの上に置くような小さな観葉植物もナチュラルな雰囲気が素敵です。

ところで観葉植物は種類が豊富であり、特殊なものでなければ入手も簡単ですが、お手入れの仕方はなかなかわかりづらいものです。特に忙しい方だと、枯らしてしまうのではないかと購入をためらうこともあるのではないでしょうか。

そこで本記事では日々の手入れが簡単で、目を楽しませてくれる観葉植物を7つお伝えします。どれも個性的でユニークな姿を見せてくれますので、ひとつの種類だけではなく、いくつか組み合わせてインテリアにすると楽しいでしょう。

 

観葉植物でリラックス☆
手入れが簡単7つの植物

 

ナチュラルなインテリアにもピッタリ「アイビー」

建物の壁や庭園などで見かけるだけではなく、すっかり観葉植物としてもおなじみになっているアイビー(ヘデラ)。フラワーアレンジメントでも活躍していますね。その品種は500種以上もあるとされ、葉の大きさも形もいろいろです。

【アイビーの特徴】

・暑さや寒さ、乾燥にも強い。
・日陰に置いてもぐんぐん育つ丈夫さです。

真夏の強い日差しでは葉焼けしてしまいますが、それ以外は日光を当てたほうが元気に育ちますので、真夏以外はなるべく日光に当ててあげましょう。水やりも、土が乾いていたらあげるようにすればOKです。

そしてアイビーは、ツタが下垂する性質を持っています。それを生かして高いところから垂らすように飾ったり、ハンギングすると良いでしょう。円形やハート型のフレームにツタを絡ませても素敵ですよ。

 

スッキリと美しい葉が魅力「オリヅルラン」

オリヅルランは、スッキリと長い葉が美しい観葉植物です。緑の葉の中央が白く抜け、コントラストがはっきりしている様子が、一層スッキリ感を高めています。

【オリヅルランの特徴】

・寒さにも強く、日陰にも耐えて丈夫に育ちます。
・ずっと暗い場所に置いていると生長が鈍くなります
・なるべく日光に当てましょう。

また、根が太く多肉質で水をしっかり貯えられるようになっています。土がまだ湿っているうちに水をあげると根腐れを起こすことがあるので、土の表面が白く乾いたら水やりをしましょう。

オリヅルランは葉がきれいなカーブを描きながら下に垂れます。また、ランナーと呼ばれる細い茎が長く伸び、その先に子株が付くので、葉と子株を生かすようにハンギングするのがオススメです。

オリヅルランには室内の空気清浄効果があるのも見逃せないポイントです。

 

存在感のある観葉植物「クワズイモ」

クワズイモはサトイモ科の観葉植物で、日本にも自生しています。素朴な雰囲気のある大きな葉が特徴で、屋外で大きく育った場合、なんと傘として使えるほどの大きさにまで生長します。

とても存在感がある観葉植物なので、シンボルツリー(家を引き立てる木)としてもよく使われます。

【クワズイモの特徴】

・クワズイモは日陰にも寒さにも耐えられます。
・屋外でも室内でも丈夫に育ちます。

通常は水をたっぷりあげて育てますが、冬は土が乾いてから数日たってから水やりをする程度にとどめます。また、葉水(葉に霧吹きで水を与えること)はまめにした方が良いでしょう。

 

マイナスイオン効果の高い観葉植物「サンスベリア」

サンスベリアは別名をトラノオと言う観葉植物です。上に向かってスッと伸びた肉厚の葉がおしゃれな感じを醸し出していて、とても人気のある観葉植物。

【サンスベリアの特徴】

・よく日光に当てればぐんぐん育ってくれます。
(ただし真夏の直射日光は葉の色をくすませる原因になります)。

・乾燥に非常に強く、水やりは土が乾いてからあげましょう。
冬は水やりをストップして、温かくなったら再開すれば良いのも特徴的です。

ただ、10℃以下の気温には弱い性質を持っているので、室内の日当たりのよいところで育ててくださいね。サンスベリアはマイナスイオンを放出することでも有名です。まさに癒しの観葉植物ですね!

 

定番の人気観葉植物「パキラ」

100円ショップでも簡単に手に入る、定番の観葉植物のひとつにパキラがあります。ずんぐりとした幹から葉の軸を長く伸ばし、その先に細長い葉を傘のように広げた姿は、南国の木をミニチュアにしたような、独特のかわいらしさがあります。

【パキラの特徴】

・熱帯の観葉植物なので、冬は室内に置きます。
・日陰には強い性質を持っています。
(けれども、なるべく明るい場所で育てた方が良いでしょう。)

・生育期は土の表面が白く乾いたら水やりをするペースにします。
(冬は乾燥気味にした方がよく育ちます。)

パキラは水栽培も出来ます。ガラスの花器にきれいな色のハイドロボールやビー玉をベースにして、育ててみても楽しいのではないでしょうか。

 

お部屋が明るくなる観葉植物「ポトス」

ポトスは部屋の中でも良く育つ観葉植物です。葉が広めでなんともきれいな形をしており、いつまでも見飽きないような美しさを持っています。


【ポトスの特徴】

・直射日光には弱く葉焼けを起こしてしまいます。
レースのカーテン越しの日光程度の光を好みます。
・水やりは土が乾いていたら行うようにしましょう。
・葉水を好むので、こまめに葉に霧を吹いてあげましょう。

ポトスはつる性の観葉植物なので、垂らしたりハンギングしてもいいのですが、鉢に支柱を立ててつるを絡ませ、上に延ばすようにしても楽しめます。グリーンの美しさを存分に楽しんでください。

 

繊細な茎と葉がかわいい「ワイヤープランツ」

ワイヤープランツは文字通りワイヤーのような茎と、小さな葉の繊細なバランスがかわいい観葉植物です。

【ワイヤープランツの特徴】

★高温多湿に弱い★
・真夏は直射日光が当たらない場所を選びます。
・さらに風通しの良いところで育てる必要があります。
・水切れに気をつければ丈夫にどんどん育ってくれます。

鉢でも楽しめますが、ハンギングしてもかわいいですし、他の観葉植物と寄せ植えにしても良いアクセントを加えてくれます。ナチュラルな雑貨との相性もとても良いので、いろいろアレンジが楽しめるでしょう。

 

心を和ませてくれる7つの観葉植物はいかがでしたか。これらの観葉植物はよく育つものばかりなので、どんどん背やつるが伸びていきます。その時には土に隠れた根も生長していますから、ずっと狭い鉢の中のままでは根詰まりを起こしてしまうかもしれません。

大きくなってきたなと思ったら、少し余裕を持って大きい鉢に植え替えるなど気を配ってあげてくださいね。

また、もし剪定をしたら、カットしたものも小さな器に活けるなどして楽しんでください。観葉植物の中にはそこからまた根が出て育つものもあるので、そこからまた新しい株を育てても良いでしょう。もちろん他の花と合わせて、素敵なアレンジメントを作っても楽しいです。

お部屋に一鉢でも観葉植物があれば、育てて楽しく、眺めて楽しくなるでしょう。もちろんリラックス効果も絶大です。忙しい方こそ、観葉植物を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

初心者でも育てやすい、手入れが簡単な観葉植物

・日陰に置いてもぐんぐん育つ丈夫な「アイビー」
・太い根を持つ「オリヅルラン」は乾いてから水やり
・シンボルツリーにもなる「クワズイモ」は葉水をかけて
・乾燥に非常に強い「サンスベリア」、冬は水やりなしで
・水栽培もできて初心者におすすめ!定番の「パキラ」
・部屋の中でもよく育つ「ポトス」は霧吹きで葉に水を
・「ワイヤープランツ」は鉢でもハンギングでも


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