月下美人の花言葉が伝える、女性に向けた7つのメッセージ

月下美人の花言葉には女性に向けた7つのメッセージがあります。月下美人は、メキシコの熱帯雨林地帯を原産地とするサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物と分類されています。

ゲッカビジンは日本での栽培下では6~11月に咲き、この季節に株の体力が十分に回復すれば2~3ヶ月後にもう一度咲くことができます。つぼみは初期は垂れ下がっているが開花直前になると自然に上を向いて膨らみ、夕方に芳香を漂わせ始めます。

台湾ではスープの具として使われます。同一株から分かれたため同じ日に咲く、1年に1度しか咲かない、新月や満月の日にしか咲かない。

などの説があるが、これらは月下美人の美しさ、珍奇植物として好奇の目にさらされていた時代が長かったための、言い伝えや俗説の場合が多いです。月下美人のことが少しわかったところで、その花言葉に触れていきましょう。

 

月下美人の花言葉が伝える、
女性に向けた7つのメッセージ

 

美しい命は儚くて

月下美人というは夜に咲きます。白い花びらを大きく開くのは、夜中の数時間だけ。夜に飛ぶコウモリの受粉により、育まれるからです。

花が咲き出すまでに、3年くらいかかり、たった数時間ほど咲くと、しぼむ。花言葉の儚い美は、美人薄命を彷彿とさせる命を表現したものです。その命、長らく楽しめる方法があるのをご存知でしょうか。

満開のその刹那切り落としホワイトリカーに漬けます。花びらは透き通ったようになり、若干サイズが小さくなりますが、儚い命を封じ込めることができます。

 

繊細なお手入れでいつまでも美しく

その2.花は純白でとても美しく、絹糸のような繊細な雄しべがあらわれ、すばらしい芳香を放ちます。繊細という花言葉は、そんな姿を表したものです。女性は繊細でその美しさはすぐ損なわれます。

毎日丁寧なケアでいつまでも輝きたいものです。月下美人の手入れは株元から「シュート」と呼ばれる棒状の茎が伸びるので、1m-1.5mに伸びたら先端を指で摘むこと。

生育期(5月~9月)は直射日光は避け、日当たりのよい屋外で育てること、水やりはたっぷり、冬は月に2~3回、用土が軽く湿る程度にします。

 

憧れるだけならいいかしら

一晩だけ自分の美しさを最大限に演出し、翌朝には静かに消えていくところから、儚い恋という花言葉も生まれました。

実際に女性の恋が儚くては苦しいことも多かろうと思いますが、一度くらいなら儚い恋に身を窶したいという憧れもあるのではないでしょうか。儚く萎んだ花は食べられます。

花を軽くねじるともぎ取れますので、軽く洗って埃を取り除いたら花びらと花ガクとを縦に4つに裂き、雄しべ雌しべも一緒に三杯酢で和えます。水気を拭き取り、花を真ん中から手で裂き四等分して、それぞれに衣を付けて広げるようにして揚げた天ぷらでも楽しめます。

 

ただ一度だけ会いたくて

名前のせいで、一年に一度満月や新月の夜だけにしか咲かないなど誤解もあります。ただ一度だけ会いたくてその花言葉も誤解から生まれたようです。

けれども、ちゃんと世話をすれば、1度開花した後でも数ヶ月後にはもう一度花を咲かせます。

実は逞しい女性のようです。花はティンクチャーにもできます。チンキともいわれ、花が浸るくらいの無水エタノールを瓶に入れ、冷蔵庫へ。

毎日瓶を振り、2週間で抽出します、漉したら手作り化粧水や入浴剤に使えます。月下美人エキス配合コスメもあるほど、保湿力に優れます。

 

強く清く逞しく

メキシコ原産で、大木や岩の割れ目などに根を降ろして育つ着生植物なので、逞しい生命力を持ちます。花言葉強い意志はそんな理由で生まれたもの。

美しく神秘的なイメージですが生命力は強く育てやすく、親しみやすい花で、愛好家もたくさんいます。月下美人の香りは誰もが一言で言い表せないと形容します。

アユーラからはそんな月下美人を使った香水がラインナップされています。ナオミ・キャンベルの香水にもミドルノートに月下美人の成分が含まれます。その上品な香りを楽しむことができます。

 

夜だけ開く花

月下美人の豪華な見た目の派手さと、名前から女王花という別名もあります。快楽という花言葉にぴったりです。固く閉じたつぼみが一時の時間だけ大きく絢爛に花咲く。

女性ならば好きな人の前では、より美しくいたいでしょう、この花はその気持ちを如実に表しています。アロマオイルで月下美人の香りに似せて再現することができます。

深いリラックスを促すサンダルウッドと女性の魅力を高めるジャスミンとリフレッシュ効果に優れたマンダリンのブレンドです。気持ちの腫れない日に試したいブレンドです。

 

強さと美しさは紙一重

ミステリアスな人だと思っていたら付き合ってみると意外とチャーミングだったり、女性はそんな意外性もたくさんあるでしょう。

月下美人のように強い意志でケアしていくことでその美しさは際立ちますし、女性は月下美人のようだといって間違いないでしょう。そんな月下美人に似たクジャクサボテンという花があります。違いは葉に一番現れます。

トゲがあり、葉に水分が多く肉厚なものはクジャクサボテン、月下美人の葉は薄く固く、濃い緑を帯びて、トゲはありません。いつでもすべらかにとげのない女性でありたいものです。

 

いかがでしたか。

月下美人という美しい名前は植物学者であった昭和天皇が皇太子の頃に台湾を訪れ、この花を目にして、側にいた台湾総督に名前を聞いたものの、総督も名前がよく分からず「月下の美人です」と思わず答えてしまったのだとか。

それから月下美人が日本名になりました。情緒的で花のイメージにもぴったり。花言葉、儚い美、繊細、儚い恋、ただ一度だけ会いたくて、快楽、強い意志は憧れるだけでいいものもあります、けれど詩に出てきそうな幻想的なイメージの言葉ばかりです。月下美人の花言葉は女性に向けたメッセージのようです。

 

まとめ

月下美人の花言葉が伝える、女性に向けた7つのメッセージ

・美しい命は儚くて
・繊細なお手入れでいつまでも美しく
・憧れるだけならいいかしら
・ただ一度だけ会いたくて
・強く清く逞しく
・夜だけ開く花
・強さと美しさは紙一重


連記事