トマトの育て方から始める家庭菜園☆初めてさんの基礎知識

トマトの育て方から始める家庭菜園☆初めてさんの基礎知識
トマトの育て方は簡単!初めて家庭菜園に挑戦したい人々におススメの野菜です。

生で食べても焼いて料理しても美味しく、様々な料理に使えるトマト。調味料としても活躍し、今や料理に欠かせないそんなトマトの育て方を、自分の家でも挑戦できたら、便利に楽しめますよね。

家庭菜園が初めての方でも大丈夫!トマトの育て方は、野菜の中でも比較的簡単で、初心者にやさしい野菜でもあります。特にミニトマトは大きいものに比べ果実も実りやすいので、家庭菜園が初めての方でも簡単に収穫することができます。

そこで今回は、家庭菜園初めてさんへ向けて、失敗しないためのトマトの育て方と、家庭菜園の基礎知識をお伝えします。この記事を参考にすれば、トマトの育て方からスムーズに、家庭菜園ライフが始まります!

 

トマトの育て方から始める家庭菜園☆
初めてさんの基礎知識

 

トマトの育て方の基本知識

トマトの育て方を知るには、大まかな「栽培時期」の把握が必要!

【 トマトの育て方:栽培時期 】

★ 種まき 3月初め

★ 植え付け 5月初め

★ 収獲 7~10月中旬

大玉、中玉、ミニと様々な種類がありますが、植え付けや収穫の時期など、基本は同じです。

★ 初めての方には、育て方のとても簡単なミニトマトがおすすめです。

また種から育てる方法苗から育てる方法がありますが、種からの育て方はとても難易度が高いため、チャレンジするのは家庭菜園に慣れてからでも問題ありません。

そこで今回は、苗からの育て方を中心に、お伝えします!

 

苗の植え付け

【 トマトの育て方:苗の植え付け 】

★ トマトはあまり深植えはしません

・ ポットの土の表面が顔を見せる程度の深さに植えるのがおすすめです。

その際、あらかじめ立ててある支柱の近くに植える場合は、実った果実がぶつかり傷つかないよう、支柱が蕾の反対側に来るように植えておいてくださいね!

 

支柱を立てる際の注意点

【 トマトの育て方:支柱を立てる 】

★ トマトの育て方では、植えてから2~3週間経ったら、「支柱」を立てて本枝を支柱に縛って固定する作業が必要!

・ この時、先ほどもお伝えしたように「蕾とは反対側に」支柱が来るよう縛るのがポイントです。

枝はその後も成長と共に太くなっていくため、きっちりと支柱と結んでしまうと紐が枝に食い込んでしまうのです。

★ そのため、枝と紐の間にゆとりのできるよう、8の字に緩く結びます!

 

トマトのわき芽かき、摘芯、摘果

作物を育てる場合は、余分な栄養が果実以外へ行かないよう適度に「わき芽かき」「摘芯」「摘果」などを行います。

【 トマトの育て方:わき芽の処理 】

★ トマトの場合、芽の間から「わき芽」という小さな芽が次々と顔を出します。

・ この余分な芽を摘み取ると、栄養が本枝の方へ集中し、よく育ちます。

【 トマトの育て方:摘芯 】

★ また摘芯も行うのも、美味しいトマトの育て方のポイント!

・ 支柱よりも本枝が高く育ったら、それ以上成長しないように、支柱の高さに合わせて茎を切るのがおすすめです。

トマトは一つの枝にいくつもの実を結びますが、これも収穫する数だけ残し、余分な実をあらかじめ摘果しておくのがおすすめです。このように余分な枝や実を摘出し、必要なものだけ残すことでトマトを美味しく育てることができちゃいます!

 

収獲の際の注意点

【 トマトの育て方:収穫 】

★ 収獲の時期は7~10月中旬頃、ヘタの上まで赤くなったら収穫時です。

・ 収獲が遅れてしまうと実が割れてしまったり、落ちてしまったりするので、早めに収穫しちゃいます!

またトマトの実は雨に当たると割れてしまうので、天気予報をチェックし、雨の日の前に収穫してしまいます。

 

トマトの連作障害

【 トマトの育て方:連作障害 】

★ トマトは同じ土俵で育て続ける連作障害を起こします。

・ 1度育てた土は避け、4~5年の間を空けることがおすすめです。

プランターの場合も出来るだけ1度使った土は避け、毎年新しい土を利用すると作物が良く育ちます。

★ 去年トマトを育てた土へは、別の野菜か花を植えるのがおすすめです。

 

病気と害虫について

トマトの育て方では、気をつけるべき病気がいくつかあります。例えば、青枯病、萎凋病、うどんこ病、黄化えそ病など、様々な病気にかかる恐れがあります。

【 トマトの育て方:病気 】

★ 原因は様々ですが、連作中だと比較的かかりやすい事が分かっています。

・ そのためにも、出来る限り連作は避けると良く育ちます。

またトマトには、アブラムシやカメムシ、ガやハエの幼虫など様々な害虫がつくことがあります。これらの害虫は防虫剤で予防できるので、様子を見て薬剤を散布するのがおすすめです。

 

味を良くするために

トマトは葉や枝は比較的枯れにくいですが、果実の出来は環境と育て方に大きく左右されます。トマトの実はちょっとした変化で割れやすく、味も環境により大きく異なるため、美味しいものを育てるには少し手間が掛かります。

【 トマトの育て方:味を良くする① 】

★ 実が収穫前に割れてしまった場合は、急激な水分量の変化が原因の場合が多い!

・ これは雨避けの屋根を張るなどで予防することができます。

雨が降るなどし、多くの水を吸ったトマトが急速に成長し、外の皮に亀裂が入ってしまうのです。

他に、30℃を超える暑さで起こりやすい「空洞果」や、熟しても下手の周りが緑色のままになってしまう「グリーンバック」などがあります。

【 トマトの育て方:味を良くする② 】

★ 水分量が多いと味の薄いトマトになってしまうことも!

・ 濃い味のトマトを作りたい場合は、与える水の量を抑えるなど、トマトには様々な育成法があります。

 

いかがでしたでしょうか。 最後にお伝えした通り、トマトの育て方では収穫が簡単!ただ、手間をかければかけるほど美味しくなる、奥の深い野菜でもあります。そのため、自分の好みにあった自分だけの味のトマトに育てることができるのも家庭菜園の魅力の1つです。

種類も多く、大玉トマトのようなたくさん植えてガッツリと育てられるものから、ミニトマトのようなベランダでも安心して育てられるものまで様々です。

サラダからソースまで色々な料理に使用できるので、どのような種類でも損はありません。自分の生活スタイルにあったトマトを見つけ、トマトの育て方をマスターすると、より育てることが楽しくなります。

ぜひそんな多彩なトマトの育て方を研究し、自分だけの味のトマトを育ててみましょう!

 

まとめ

トマトの育て方のポイント

・トマトの植え付けは5月初め
・トマト収獲は7~10月中旬
・支柱を立てる際は、蕾の反対側
・支柱へ茎を結ぶときは、ゆとりを持とう
・余分な枝、茎、実、を取り除くことで、美味しいトマトを
・連作は出来ないため、1度使用した場所と土は使わない
・創意工夫で自分だけの味のトマトを育てよう


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