ハナミズキの花言葉を使ってメッセージを贈る7つの方法

ハナミズキの花言葉を使ってメッセージを贈る7つの方法

みなさんは、ハナミズキに授けられた花言葉をご存知ですか。ハナミズキの花言葉は、「返礼」と「私の思いを受け取ってください」です。

控えめながらも、礼儀を重んじた美しい言葉だと思いませんか。お世話になってありがとうという気持ちが、丁寧に表現されている花言葉ですよね。

この花言葉に込められた感情にあなたの感謝の気持ちをのせて、ハナミズキを上質でワンランク上のお返しの品にしてみましょう。

 

ハナミズキの花言葉を使って
メッセージを贈る7つの方法

 

苗木

ハナミズキは北アメリカが原産地。私達日本人が桜を愛するように、ハナミズキはアメリカの人々が最も愛する花の1つです。ミズキの仲間で花が目立つことから名づけられました。正式和名は、アメリカヤマボウシと言います。

ハナミズキには、日本とアメリカを結ぶこんなストーリーがあります。

明治の終わり頃、日本の桜を讃える声が来日経験のあるアメリカ人学者や作家の間で相次ぎました。アメリカの国民にも桜という名の美しい花を知ってもらおうと、多くの方の尽力の末に、日本から約3000本がワシントンへ寄贈されました。そのお礼として、アメリカはハナミズキを日本へ届けたのです。ハナミズキは、日本とアメリカを支える親善の証でもあります。

苗木であれば、鉢に植え付けることも庭木とすることも出来ますので、日米間で行われたような友好を示すプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。

 

切り花

切り花とは、枝、茎、葉をつけて、咲き始めまたはつぼみの状態で姿を整え、花器に挿して飾る花のことです。生け花とも呼ばれています。日本は、この切り花から独自の鑑賞芸術として華道文化を築いてきました。

流派によって概念は異なりますが、華道では、枝ぶりや花の向き、葉の茂り具合までもを使い、命の尊さや生きるものの美しさを表現します。こうした技法には、欧米で生まれたフラワーアレンジメントにはない奥深さがあります。

ハナミズキは、どこか和の趣を感じさせられるので、切り花に向いている花材だと思います。ハナミズキの切り花を、お世話になった人へ差し上げてみてはいかがでしょうか。

 

盆栽

ハナミズキは盆栽という鑑賞方法もあります。盆栽は鉢物の1つですが、ただ植えるのではく自然の風景を鉢の中に再現して作り出します。生け花とは違い、形が常に変化をしていくのが面白いところです。

植物の実際の姿に似せる為に、樹形を施す多くの技巧があります。そのため、施肥、剪定、針金かけ、水やりに手間を必要としますが、時間をかけて成長していく様を楽しめます。

生活にゆとりの出てくる高年齢層の方には、趣味の1つにどうぞといった気持ちでプレゼントすると喜ばれると思います。

 

写真

ハナミズキの見頃は、4月の下旬から5月の上旬にかけてです。開花シーズンには、空にむかって白や薄ピンクに大きく開きます。上向きの平らな花びらのようにみえるものは総苞と呼ばれる葉で、本当の花は中心にある黄緑色の塊の部分です。

ハナミズキは街路樹として植栽されていることが多いので、山まで出むかなくても市街地でシャッターチャンスがたくさんあります。

お礼の品には、満開に咲いたハナミズキの写真を渡してみませんか。大きなサイズに現像したものはインパクトもあり、部屋を彩るインテリアになります。

 

リース

ハナミズキは、初夏から晩秋にかけて赤い実をつけます。

枝葉を使って輪にしたら、赤い実のリースを作ることが出来ます。リースは、花や葉から作られる装飾用の輪です。終わりのない永遠の象徴として、幸せを運ぶとされています。代表的なものには、クリスマスに飾られるクリスマスリースがありますね。

リースの起源は古く、古代ギリシャやローマでは勝利や名誉のシンボルとして頭に飾られるものでした。松ぼっくりやドングリなど、ほかの樹木に実る秋の産物と一緒にすると、季節感たっぷりの可愛いいリースに仕上がります。

花が散った後に実のなる植物は、花以外にも愛で方が考えられるので嬉しいですよね。ちなみにこの果実は、食べるととっても苦いそうですよ。

 

絵ハガキ

気持ちを伝える粋な贈り物に、絵ハガキがあります。身の回りのどんなものでも描く対象になってしまうので、ハナミズキももちろん素敵な題材になります。

墨で輪郭をとり絵具で色をつける水彩画は、人気も高く、趣味でやられる方も多いです。線の描き方と色のつけ方にはその人ならではの味が出ます。

会いたくてもなかなか会えない人には、ちょっとした気持ちや近況をしたためて、ポストへ投函してみましょう。受け取った相手は、あなたの顔を思い浮かべながらあなたの想いを感じてくれるでしょう。

 

CD「ハナミズキ」

「ハナミズキ」は、台湾出身のアーティスト一青窈が2004年にリリースした5枚目のシングル。全体を通して意味深な言葉が並んでおり、初めに耳にする感じは恋愛ソングのように思えます。

しかし、何度も繰り返してその意味を読み取ろうとすれば、毎回違ったインスピレーションが湧いてきて、不思議な歌詞に虜となるでしょう。この曲は、9.11同時多発テロを受けて手がけられました。独特な言い回しによる表現からは、彼女の本心をなかなか掴むことは出来ません。

真意はオブラートに包むことで、聞き手側に自由な解釈を委ねているのでしょう。恐らく世界で最も有名な「ハナミズキ」の花言葉に反戦と平和への願いが込められた作品なのではないでしょうか。

 

ハナミズキと桜に接点があるなんて、驚きではありませんか。ハナミズキが日本に渡って来た背景を知ると、この樹木への愛おしさが溢れてきます。

「返礼」という花言葉は、アメリカが日本へハナミズキを贈ったことがきっかけで授けられました。なんだかロマンチックですよね。また、「お礼」や「お返しの品」という言葉で表さずに、より道徳的で品のある日本語で訳されているところも素敵に感じます。

ハナミズキでメッセージを届けてみませんか。きっと、いつもと違った、少しだけ上級なお礼をすることが出来るはずです。

 

まとめ

ハナミズキの花言葉を使ってメッセージを贈る7つの方法

・歴史的物語を背負う苗木
・伝統文化の切り花
・縮尺図にもなる盆栽
・開花の瞬間を残せる写真
・秋の木の実リース
・個性が光る絵ハガキ
・秘められた平和への祈り


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