柊の花言葉があなたの将来を応援してくれる7つの理由

柊の花言葉があなたの将来を応援してくれる7つの理由
「柊(ひいらぎ)」と聞いて思い出すのは、葉っぱの先を形どるように棘のついた緑色のぎざぎざです。ぎざぎざの葉っぱに、赤い実がついたものは、クリスマスシーズンには、良く目にするモチーフですよね。

日本でも、西洋でも、柊は「邪気を払って、悪いものをよせつけない」と信じられています。そんな尖った印象である柊ですが、ぎざぎざの葉っぱの中には、不似合いな可愛らしい白い花をつけます。とても甘く、漂ってくる香りも楽しむことができるんですよ。

魔よけの他にも、いろんな顔を見せてくれる柊ですが、一生のうちには面白い変化も見せてくれます。それは、柊の花言葉にも反映されています。柊には、「先見の明」があるといわれ、きっと将来を導いてくれる力がありますよ。

そこで今日は、柊の花言葉があなたの将来を応援してくれる7つの理由についてお伝えします。ではご覧ください。

 

柊の花言葉が
あなたの将来を応援してくれる7つの理由

 

柊の花言葉で将来を応援しよう

さて、先にも触れました柊の花言葉ですが、こんなものがあります。「用心深さ」「剛直」「保護」。棘で身を守っていることからでしょうか、こんな花言葉があります。

「先見の明」。柊の葉の変化から、この言葉がつけられたと思います。柊の葉は、年を重ねるごとに棘がとれて丸くなっていくことから、こんな花言葉がついたのでしょう。

「歓迎」。柊の花は、葉の鋭さと相反して、良い香りで招きよせることから、この言葉がつきました。

 

先見の明で将来を応援しよう

葉に特徴がある柊ですが、葉に棘があるのは葉が若いうちだけってご存知でしたか?若いときの葉は、鋭い棘があり、うっかりさわってしまうと、肌に傷がついて痛いです。

実は、柊という名前は「ひいらぐ」という言葉から来ています。ひいらぐというのは、ひりひりと痛むという意味です。ですが、木が年齢を重ねていくと尖っていた葉が、少しずつ丸くなってきます。最後には、棘がすっかりなくなって、丸い葉になってしまうんです。

最初は危ないと思っても、そうではないというような変化が、先見の明という花言葉になったのです。

 

別名は「鬼の目突き」に将来を守ってもらおう

柊の別名は、「鬼の目突き(おにのめつき)」とも呼ばれています。鬼が柊の葉に目を突かれて逃げていったという、伝説からきています。現在ではほとんど見られなくなっているようですが、関西には厄払いとして、柊を使っていました。

節分の日の夕方に、いわしの頭を柊の葉の間に挟んで、玄関前などに置きました。鬼はいわしの頭の匂いが嫌いだと信じられていたようです。

嫌いな匂いと、触ったら痛い柊がおうちを守ってくれるという訳なんですね。悪いものをよせつけないように、柊を側において守ってもらいましょう。

 

葉の棘と甘い花を持つ強い女性になろう

柊は葉や実のことは知っていても、花についてははあまり知られていません。秋の終わりから冬にかけて、小さな、白い花を咲かせます。花は花弁が反り返ったように先、棘のある葉とのコントラストも美しいです。

柊はモクセイ科なので、金木犀のような甘い、印象的な香りを漂わせます。香りも花の可愛らしさも楽しめて、寒さが厳しくなっていく季節にも優しい気持ちになりますね。

「用心深さ」「剛直」さも持ちながら、優しい香りを放つ、キリリとした素敵な女性を思わせる花です。柊のように、強くて優しい女性を目指したいものです。

 

魔よけのパワーに守ってもらおう

クリスマスに飾られる柊は、西洋柊(せいようひいらぎ)と呼ばれます。英語名ではEnglish holly(イングリッシュ ホーリー)。西洋柊は、日本の柊とは種類が違います。日本の柊は、モクセイ科なのですが、西洋柊は、モチノキ科となります。

これは、日本の柊に似ているからと言うことで付けられた日本名だったんですね。日本の柊は、くきのふしに2まいの葉が向かい合ってつきますが、西洋柊は葉が左右たがいちがいに出ます。西洋でも日本でも、魔よけとして信じられていることも共通しています。

 

神聖な木から授かるパワーを信じよう

西洋柊は、12月24日の誕生花にもなっています。クリスマスのオーナメントや、ドアに飾り付けるリースにも、この緑の葉と赤い実が飾り付けられます。

クリスマスに悪魔が悪いことをしないようにと、飾り付けられたといわれています。イングリッシュホーリーという名前の他に、クリスマスホーリーという名前もあります。

真冬に真っ赤な実をつけるという植物は珍しく、昔からから神聖なものとされていました。これは、キリストが生誕するよりも、もっと前からそのように信じられていたということです。

ホーリーという名前も、ダテではないのです。身近において置くと、神聖な力を借りて、パワーが沸いてくるような気がしてきませんか?

 

新たなものに秘めるパワーをもらおう

真冬に真っ赤な実を付ける西洋柊は、キリストの血のようだと言われています。キリスト教では、西洋柊は、キリストの足元から生えたと信じられています。

「キリストの刺」という名前も持っています。白い花はキリストの生誕を意味し、樹皮や実は受難を表しています。キリストの血は、人々の罪をその身に負い、身代わりとなったために流された尊いあがないです。

血を流すことによって、新しいものが生まれるというのは、歴史上何度も繰り返されたことです。柊は、生まれ変わるような、新しいことをはじめる力も与えてくれます。

 

いかがでしょう、柊の秘めたる魔力は、悪い力をも制すると、何千年も前から信じられてきたんですね。そう思うと、触れるとちょっと痛い、あのいまいましいトゲトゲも、大切なものに思えてきます。

今いるところから、ちょっと違う場所に行ってみたいとか、今の自分から変ってみたいとか。

変化を求めたり、将来を思い描くときに、柊はきっと悪いものを遠ざけて、良い方向へと導き守ってくれるでしょう。節分や、クリスマスには、玄関口に柊を飾ってみてはいかがですか?

まとめ

柊の花言葉の意味と解釈

・柊の花言葉で将来を応援しよう
・先見の明で将来を応援しよう
・別名は「鬼の目突き」に将来を守ってもらおう
・葉の棘と甘い花を持つ強い女性になろう
・魔よけのパワーに守ってもらおう
・神聖な木から授かるパワーを信じよう
・新たなものに秘めるパワーをもらおう


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