家庭菜園の始め方☆挫折しやすい7つのポイントを解決!

家庭菜園の始め方☆挫折しやすい7つのポイントを解決!
家庭菜園で家計を節約できたら、野菜が年々高騰してきている今だけに、嬉しいですよね。日々の食卓に欠かせない野菜、家で作れたら便利

でも、「ガーデニングの中でも野菜を育てるのは特に難しそう…」「植物はすぐに枯らしちゃう…」「初心者には難しいんじゃ?」と悩み、なかなか最初の一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

確かに、家庭菜園は初心者にとっては失敗がつきもの。1度は挑戦したけれど、枯らしてしまったことがトラウマで再挑戦できない…なんて方もいるかもしれません。

そんな難しそうな家庭菜園ですが、実は失敗する方のほとんどが、同じポイントでミスをしてしまい、挫折してしまっているのです。逆にいえば、そのポイントさえしっかり押さえてしまえば、失敗することなく家庭菜園ができるはず。

ならばそのポイントを知って、楽しく野菜を収穫したいですよね!そこで今回は、家庭菜園初心者さんが失敗しがちな7つのポイントと、その解決方法をお伝えします。

 

家庭菜園の始め方☆
挫折しやすい7つのポイントを解決!

 

育てやすい野菜を選ぶ

家庭菜園を始めるからには、自分の好きな野菜や食卓で特によく使う野菜を育てたいと思うのは当然のこと。でも、いきなり育てるのが難しい野菜に挑戦して枯らしてしまうと、その後のモチベーションが下がって挫折につながってしまいます。

【 家庭菜園の始め方:育てやすい野菜 】

★ 初心者のうちは、とりあえず育てやすい野菜をいくつか選んでコツをつかむことが肝心。

・ おすすめの野菜は、ししとうやピーマンなど。乾燥した荒地地帯が原産なので、ある程度放置してしまっても枯れにくいところが特徴です。

 

無計画はNG!栽培サイクルをおさえる

育てる野菜が決まったら、早速植え付け…といきたくなりますが、焦りは禁物。野菜は、種類ごとに種まきに適した時期から収穫のタイミングまで異なります。

最適な時期については、それぞれの野菜の種の袋に表記されているのが一般的なので、種を購入したらまずそこを確認してください。

【 家庭菜園の始め方:栽培サイクル 】

★ 特に注意したいのが、同時に複数の野菜を育てるとき。

・ 成長サイクルの違う野菜を同じプランターで育てようとしても、決して上手くいきません。

また、実際に世話をするときの労力を想像することも大事。この時期は仕事が忙しくなるから手間をかけていられない…という事情がある人は、その点も踏まえて栽培計画を立てると挫折しにくくなります。

 

意外に重要!?土づくりに手を抜かない

家庭菜園初心者さんが見落としがちなのが、土づくり。土なんてどれも同じ、と考えてしまうのは失敗のもとです。

庭や貸農園を利用するという方は、土をしっかり耕して通気性を確保することが肝心。柔らかい土にすることによって野菜の根がよく伸び、元気に育ちます。

【 家庭菜園の始め方:土づくり 】

★ ベランダや軒先でプランターを利用するという方は、あらかじめ土を熟成しておく必要があります。

・ 野菜の品種によって適した土の成分は異なりますが、堆肥などをあらかじめ混ぜ込んだ土を1カ月程度熟成する時間をおくことで、よい土が完成するのです。

 

そこで大丈夫?野菜ごとに違う「育ちやすい場所」

野菜作りに適した環境の基本といえば、「日当たりがいい」ことと「風通しがいい」ことの2つ。

【 家庭菜園の始め方:環境 】

★ でも、種類によっては直射日光が当たる場所より少し涼しい場所を好むものがあったりと、「育ちやすい場所」は結構複雑です。

・ 種の袋に説明が書かれていることが多いので、思い込みに頼らず必ず確認してください。

また、日当たりのいい場所を用意したくても、自宅の状況でどうしても難しいということも…。そんなときは、用意できる環境に適した種類を選ぶことで、失敗を防ぎやすくなるので、野菜を変えることも考えてみてはいかがでしょうか。

 

正しい水やりのタイミング

初心者さんが家庭菜園に失敗してしまう最大の要因が、水やり。まず、水をやり忘れてしまい、乾燥させてしまうパターンが考えられます。決まった時間に行い習慣化することで、水のやり忘れを防げばOK!

【 家庭菜園の始め方:水やり 】

★ また、土の表面だけ湿らせる程度だと水不足に。プランターの場合、底から水がしみ出るくらいが丁度いい量です。

・ それとは逆に、水をあげる頻度が多すぎて枯れることも…。いつも水やりをしているタイミングでも、土の表面が乾いていないうちにやりすぎると根腐れを起こしてしまう可能性が!

また、朝にやり忘れたからといって日中に水やりをすると、熱された水で根がダメージを受けてしまいます。

 

肥料の頼り過ぎは禁物!

「肥料は多ければ多いほどいい」と考えている初心者さんは多いかもしれませんが、実はその思い込みも失敗のもと!水と同様に、肥料にも適量があり、多すぎるとかえって野菜を病気にしてしまうこともあるのです。

【 家庭菜園の始め方:肥料 】

★ また、野菜の種類によって、必要な肥料の種類も異なります。

・ 育てるのに適した環境などと同様に、肥料についても種の袋に表記されていることが多いので、事前に確認しておくと安心!

ただ、一度肥料をあげたら終わりというわけでもありません。成長のタイミングごとに肥料を足す「追肥」を忘れないことも、失敗を防ぐ重要なポイントです。

 

放置は禁物!状況に適した行動を

水やりや肥料のポイントも押さえたし、後は決められたことを繰り返すだけ…と考えてしまいがちですが、油断は禁物。野菜は生き物ですので、必要な手入れは時と場合によって大きく変わります。

【 家庭菜園の始め方:状況に適した対応 】

★ 害虫に葉を食べられてしまったり、病気になってしまうことも…。

・ 日々目を配って変化がないか気にしてあげるのが成功のポイント!

また、例年より雨が少なかったせいで、いつもの水やりだけでは水が足りなくなることや、風が強すぎて茎が傷んでしまうこともありますので、天気の変化にも注意を払ってみてください。

 

いかがでしたでしょうか、「土づくり」「水やり」「肥料」など、その他のガーデニングにも共通するポイントがほとんど。

でも、家庭菜園の場合普通のガーデニングに比べて、このポイントの持つ影響力が大きいため、シビアな管理が求められます。でも裏を返せば、そこさえ押さえてしまえば失敗することはないと言っても過言ではありません。

このように、やらなけらばいけないことも多い家庭菜園ですが、成功の一番のポイントは、何といっても野菜を育てることを楽しむこと。

育てる野菜に丁寧に時間をかけていれば、愛情が湧いて自然と世話したくなってきているはず!全くの初心者だという方も、一度挑戦したけど挫折してしまった…という方も、ぜひこれを機に、簡単な野菜から手軽に家庭で育ててみましょう♪

まとめ

家庭菜園を挫折しないためには

・簡単な野菜を選ぶ
・栽培計画を立てる
・土づくりを丁寧にする
・育ちやすい環境を整える
・適切な水やりの量とタイミングを押さえる
・肥料のやり過ぎに注意する
・野菜の変化に目を配る


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