観葉植物は虫がイヤ!そんなあなたも楽チン7つの植物


観葉植物に虫がつくこと…。虫が苦手な人は多く、その効果や美しさに憧れるものの、観葉植物の虫対策だけがネックとなって、購入をためらう人はかなりいます。確かに観葉植物の虫に限らず、ガーデニングに虫は付き物

慣れれば冷静に対応できるようになるのですが、できれば初めての植物ならばインパクトが少ないものを選びたいものです。虫が付きやすい植物など、茎いっぱいにアブラムシが付いていたりと、人によってはショックになりかねません。

観葉植物の虫対策は、それぞれの植物の特徴と、「どのような虫が付きやすいのか」を把握して、事前に予防しながら対策すれば良いのです。例えばコバエに困っているのに、蟻駆除の薬をかけていても、大きな効果は期待できないのと同じです。

そこで今回は、多くの観葉植物のなかでも虫が付きにくく、初心者でも育てやすいものをピックアップしつつ、それぞれに付くかもしれない虫とその対策をお伝えします。もしも虫が付いてしまっても、事前に知っているだけで冷静な対処ができるもの。

本記事をきっかけに、快適なグリーンライフを実現しませんか?

観葉植物の虫が付きにくい植物

細い葉がシュロに似ているため、シュロチクと呼ばれています。しかし、ヤシにも似ている所からもわかるように、実際はヤシ科に属する観葉植物です。虫が付きにくいのがありがたい、観葉植物です。また、耐寒性に優れ日陰にも強いです。

【 置き場所 】

葉焼けを起こすため、直接日光が当たる場所は避けてください。屋外の半日陰室内の明るい場所に置くといいです。

耐寒性がありますが、品種改良された園芸種は比較的弱いです。本来は0℃でも耐えられ、戸外でも越冬できますが、園芸種の場合を考えると、室内の明るい場所が安全です。

【 観葉植物の虫対策:シュロチク 】

☆ 乾燥には弱く、また乾燥すると虫が付くことがあります。

・ シュロチクは半日陰を好みます。直射日光に当てるのは避け、レースのカーテン越しの日光に当てるようにします。

春から秋は土の表面が乾いたら水やりします。乾燥に弱いながら、根腐れにも注意してください。春から秋までは鉢土の表面が乾いたところで、多めに水を与えます。水を好むので、水枯れには注意が必要です。

冬に向けては徐々に水やりを減らし、冬は乾かし気味で管理します。シュロチクの肥料は生育期の春から秋には、暖効性化成肥料の置き肥を、2ヶ月から3か月の間隔で、施すとよいです。

屋外の場合は冬から春にかけて、有機肥料を併用することをおすすめします。寒さに強く、15℃以上になると生育期に入ります。

 

ガジュマルの観葉植物の虫対策

有名であり、観葉植物の中で有名かつ人気も非常に高い観葉植物です。独特で、確かに精霊などが隠れていそうな雰囲気が漂います。幹の途中から枝分かれした、気根という根を出し、やがて土に到達して、支柱となります。

気根を何本も生やして地面にしっかりと根を張るという特徴がふあります。そしてこの気根が他の木に絡まると、絡められた木は日照不足や水分不足になってしまい、やがては枯れてしまいます。

このように、他の木を枯らしてしまう程のすごい生命力を持ったガジュマルです。またアンコールワットのガジュマルなどは、寺院を飲み尽くす勢いで、自然の生命力のすごさを感じさせます。

【 観葉植物の虫対策:ガジュマル 】

ガジュマルの観葉植物の虫として有名なのは「カイガラムシ」。白と茶色の二種類があり、白い小さな蚕のようなものが、観葉植物の虫である「コナカイガラムシ」です。一方茶色の枝に多いカイガラムシが一般的なものです。

☆ カイガラムシには専用の殺虫剤があります。

・ カイガラムシ用殺虫剤ベニカD (住友化学園芸)

観葉植物の虫対策では、カイガラムシは見つけたらすぐに取ることから始めます。放置するとベタベタしますので、日々観察しながら駆除し、その後専用の殺虫剤を散布してください。

 

アスプレニュームのナメクジ対策

シダ科の観葉植物で、その艶々とした光沢を持つエメラルド色の葉は、いかにも涼しげです。また、その放射状に広がる葉の様子も、印象的です。

【 置き場所 】

弱光線を好むので一年を通して柔らかい日射しの元で育てます。強い日射しに当てると早消してしまい、やがて枯れてきます。

真夏の直射日光には気を付け、5月から9月は屋外の半日陰の場所か明るい場所に置くようにします。室内の明るい場所でも大丈夫ですが、やはり、屋外の半日陰の場所の方が葉の色艶のよい丈夫な株になります。

湿気のある環境を好むのがアスプレニュームの特徴。土だけではなく葉の方にも、たっぷりと水をあげる必要があります。そのため、害虫も好む環境を作り出してしまうことになります。アスプレニュームの観葉植物の虫対策は不可欠です。

【 観葉植物の虫対策:アスプレニューム 】

アスプレニュームの観葉植物の虫は、前述したカイガラムシの他、湿気を好むためナメクジ対策があります。その都度塩や熱湯で駆除し、薬を使って予防します。

☆ ナメクジキラー顆粒や、ナメクジカダンがあります。

 

風水に効果的!人気のパキラ

昔に風水、特に金運に効果的と伝えられて以降、観葉植物のなかでも特別に知られる存在となったパキラですが、ポイントは日に当てること、けれども真夏の直射日光は葉焼けを起こすため、直射日光を避けることがあります。

【 観葉植物の虫対策:パキラ 】

パキラの観葉植物の虫で、最もよく発生しやすいものはハダニです。ハダニは他の害虫と比べ、比較的駆除しやすいので初心者でも充分に対策ができるはず。

☆ ハダニとは

主に観葉植物の虫でも、葉の表面で発見します。パキラの葉に白いものが付着していればハダニの可能性が高いです。「ハダニ」と言われていますが、ダニではなく蜘蛛に近い観葉植物の虫です。

・ダニ太郎(住友化学園芸)などがあります。

けれども室内様の観葉植物の虫対策であれば、ハダニならその都度葉をふき取れば駆除できます。パキラは戸外での越冬が難しいので、冬は室内が適温です。

 

初心者の観葉植物の虫対策なら

その上に向かって一斉に生えている、黄色く縁どられた葉はいかにも熱帯植物という印象のサンセベリアエキゾチックなムードが強いのが魅力の乾燥に強い植物です。そして室内植物としてサンセベリアが注目された理由の筆頭は、「空気を清浄にする」と言う点です。

【 観葉植物の虫対策:サンセベリア 】

☆ サンセベリアはもともと、観葉植物に虫が付きにくい植物として有名です。さらに観葉植物の虫対策を講じるならば、ハイドロボールの土を使用することをおすすめします。

ハイドロボールはお店などでよく見かける、丸い形状の土です。少し水の管理にポイントがありますが、もともと室内の観葉植物は虫が付きにくい上に、さらに虫対策に評判が高いハイドロボールを使用すれば、鬼に金棒と言えます。

 

観葉植物に虫が付かないことで有名!

常緑性の観葉植物、トラデスカンチア耐寒性に優れ、日陰に強いです。ラベンダー色とグリーンストライプ模様と、曲線的なラインが人気。吊るして飾る育て方が一般的です。蝶が飛び交うように見えるため「胡蝶の舞」とも呼ばれています。

【 置き場所 】

トラデスカンチアは他の植物と同様、日当たりがポイント。よく日に当てて丈夫に育ててください。真夏は葉焼けの可能性があるので、半日陰がおすすめです。乾燥にもよく耐えるため、育てやすい品種です。

【 肥料と水やり 】

生育期に当たる春から秋は、土の表面が乾いたら十分水を与え、冬の水やりは回数を控え、乾かし気味にします。春から秋の育成期には、緩効性の化成肥料を2~3ヶ月おき置き肥することをおすすめします。

と、ここまで観葉植物の虫対策についての説明はないですが、このトラデスカンチアは害虫がないことでも有名です。虫が苦手で観葉植物を考えているならば、トラデスカンチアはおすすめです。

 

病気になる前に知っておきたい対策とは

最後にご提案するのが、こちらも室内植物として人気で、比較的虫も付きにくいアグラオネマです。その何とも印象的な、美しい班が入った葉が特徴的です。デザイン性が高い、観葉植物と言えます。映画「レオン」でジャン・レノ扮する殺し屋が育てているシーンが、話題を集めました。

【 置き場所 】

直射日光を嫌い、日光に当たり続けると枯れてしまうため、室内の半日陰の場所で育てます。生育期(5月~9月)には間延びを避けるため、日陰でも屋外がおすすめです。その他は、耐寒性がないため、室内で育てる方法が定番です。

【 観葉植物の虫対策:アグラオネマ 】

アグラオネマは前述したハダニも付きやすいのですが、カビ対策が最も注意すべきポイントです。「灰色カビ病」にかかり対策が遅れると、焼却処分は免れなくなるからです。

☆ カビは湿気が多い時に出てきます。室内の換気をこまめにすること。また肥料にカリウムの多いものを選ぶことがポイントです。

また、アグラオネマは土作りがポイント。中級者以上になるとオリジナルの配合を楽しみますが、初心者ならばホームセンターで市販のバランスの良い土を、スタッフに聞いて購入します。

 

ガーデニング初心者の人々、特に虫が苦手は人々へ向けた、おすすめの観葉植物に虫が付きにくい植物と、それぞれの虫対策はいかがでしたでしょうか。可能性の高い虫を挙げてきましたが、どれももともと虫が付きにくく、あまり苦労していないケースも多いです。

戸外で育てるよりも室内で育てると虫は付きにくく、また本文で述べた「ハイドロカルチャー」は特におすすめです。無印良品などのインテリアが置かれているショップでは、小さなハイドロカルチャー植物が販売されているのを、発見したこともあるのではないでしょうか。

湿度があまりに高かったり根腐れを起こしていれば、もちろん虫は付きやすくなります。土の様子は日々観察し、常に健康に保ちながら、部屋の喚起を意識すると、観葉植物に虫も付きにくくなるはずです。

さらに観葉植物の虫対策として、水やりの後水受けの水を、必ず流すことを心がけてください。キチンとした対策を取って、気持ちよく観葉植物を育てましょう!

まとめ

観葉植物に虫が付くのが怖い!おすすめの植物と虫対策

・シュロチクは乾燥しすぎなければ、虫が付きにくい
・ガジュマルも虫が付きにくい植物。カイガラムシ対策だけ意識して
・アスプレニュームのナメクジは、熱湯と塩で撃退!専用の駆除剤も
・人気のパキラはハダニ対策を。葉に白いものがついたらすぐ拭いて
・サンセベリアも虫対策におすすめ!ハイドロカルチャーで鬼に金棒
・トラデスカンチアも虫が付かない植物の筆頭!初心者ならコチラ
・アグラオネマはカビ対策。灰色カビ病を防ぐため湿気を撃退!


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