花束の定番カスミソウ☆花言葉と好相性の組み合わせとは

花束の定番カスミソウ☆花言葉と好相性の組み合わせとは

カスミソウは、ブライダルブーケやフラワーアレンジメントには欠かせない花の一つです。相手がどんな花でも引き立ててくれる名脇役として広く親しまれています。カスミソウの花の名前の由来は、白い小花がふわっと群れて咲く花の姿が、霞がかかったように見えることから来ています。

小さくて可憐な白い花は、華々しいながらも、上品なイメージを醸し出し、花屋さんにはカスミソウのない日はないと言われるほどです。

最近は、定番になりすぎたあまりに、花束にあえて使わないアレンジも増えています。が、1本加えるだけで一気に華やかになる効果は無視することができません。

今日は、カスミソウの花言葉と相性のいい組み合わせを一緒に考えてみましょう。

 

花束の定番カスミソウ☆
花言葉と好相性の組み合わせとは

 

「無邪気」には「調和」で調整しましょう

日本では「カスミソウ」ですが、欧米では「ベビーズブレス」(赤ちゃんの吐息、または少女の吐息)と呼びます。「無邪気」という花言葉にもあるとおり、愛らしく清い感じのする花ですね。

そんな花言葉には「調和」という花言葉を持つコスモスで、バランスをとってみましょう。

無邪気な姿は純真で、なにも考えない素直な様子を表しますが、大人の世界ではそれだけでは渡っていけません。そこでコスモスの「調和」を加えて、周りの人に上手く溶け込めるよう、思いを籠めてみましょう。

 

「清らかな心」と「乙女のしとやかさ」には勝てません

「清らかな心」という花言葉はカスミソウのどことなく謙虚な姿から生み出したのかも。

私は「清らかな心」というと、年齢の若い女性を連想します。そこで女性らしいカラーを合わせてはどうでしょう。カラーはまっすぐな緑の茎と、すっきりとした品のある白い花を持ち、優雅な雰囲気の花です。

カラーの花の名前の由来には、修道女が来ている服の襟に似ているので「襟」という意味のカラーからきていると言われています。カラーの「乙女のしとやかさ」という花言葉がピッタリですね。単独で花束にすることが多いカラーにカスミソウを少し添えて清らかさを演出してみてください。

 

「親切」な「母の愛」に感謝しましょう

母親だけが素晴らしいわけではありませんが、やはりこの世の中で「母の愛」に勝るものはないとも思っています。もちろん父親だって父親なりに子どものことを愛していますが、自分自身と同化してまで子どもを愛するということに関しては、母親に軍配が上がります。

カーネーションと言えば、やはり「母の日」。カーネーションの赤とカスミソウの白のコンビネーションをみると、いつも心が安らぎます。いつも優しくしてくれるお母さんにこの花束を贈りましょう。別に母の日まで待たなくてもいいと思いますよ。

 

「幸福」な「希望」を応援しましょう

ガーベラは、花束の定番の花ですね。色鮮やかなガーベラの花束に、白いカスミソウを添えるとよく映えますよ。そのガーベラの花言葉は「希望」です。カスミソウの「幸福」とガーベラの「希望」。とても前向きな花束ができますね。

この花束は、就職が決まった後輩や、第一志望の学校に合格した親戚のお子さんたちに贈ると喜ばれそうです。今までの努力が実を結び、未来への第1歩を進みだした若者たち。明るい未来を夢見て希望にあふれていることでしょう。応援の気持ちを込めて花束を贈ってくださいね。

 

「感激」を「うれしい便り」で届けましょう

カスミソウには「感謝」という花言葉があります。ご存知のとおり、人に感謝を伝えることはなかなか難しいものです。こちらが感謝の気持ちと思って差し上げたものを、同じように受け止めてもらえるとは限らないですし。

とはいっても、「感謝」の気持ちを伝えたいときはどうしたらよいのか。ここは花言葉に託してみましょう。

アイリスの花言葉には「うれしい便り」というのがあります。誰かに感謝の気持ちを送ることは、送る側も贈られる側も本当はうれしいことのはず。濃い紫の上品な色合いのアイリスと一緒に「感謝」の気持ちを贈ってみましょう。

 

「あこがれ」と「夢見心地」にぴったり

フリージアは細い茎にユリのような花が並んで咲く、華やかな花です。芳潤な香りを漂わせるおしゃれな花ですね。

白やピンクや紫色のフリージアもありますが、香りが一番良いのは黄色です。スッキリとしたラインの美しさは、フラワーアレンジメントや花束などにもよく利用されています。

そのフリージアの花言葉は「あこがれ」。カスミソウの「夢見心地」と一緒に花束を作るとなんとも愛らしい花束が出来上がります。これを持って憧れの人の応援に行きましょう。なんだかわくわくしますね。

 

「切なる願い」が「愛情」でしょうか

「定番の花束」と聞くと、どんな花束を思い浮かべますか。私は赤い薔薇と白いカスミソウの花束です。今まで、いろいろな花束を見てきましたが、この組み合わせはきっと廃れないと思っています。

赤い薔薇の花言葉は「愛情」です。でも赤い薔薇のつぼみなら「純潔」。赤いしおれた薔薇なら、「儚い」。赤い薔薇の葉には「あなたの幸運を祈る」。実に様々です。カスミソウの「切なる願い」という花言葉。切に願っているのは愛情ですか。それとも?

 

いかがでしたでしょうか。

「カスミソウ」と「ベイビーブレス」。カスミソウの可憐なイメージは、世界共通のようですね。カスミソウの種類は多くて、地中海沿岸からアジアにかけて約125種も分布しているそうです。日本では白いカスミソウをよく見かけますが、ピンクのカスミソウもあります。

カスミソウを家で育てる場合は、日の当たる場所を選びますが、高温になると枯れやすくなるため、真夏は直射日光を避けてください。

たとえば、鉢植えで育てる場合は日陰に、地植えする場合は日光を遮断するネットを用意するといいでしょう。また湿気も好まないので、水はけが良い土を準備してくださいね。

花束の定番であるカスミソウ。どんな花とも相性が良いですが、一番気に入った組み合わせで花束を作ってみてくださいね。

 

まとめ

花束の定番カスミソウ☆花言葉と好相性の組み合わせとは

 

・「無邪気」には「調和」で調整しましょう
・「清らかな心」と「乙女のしとやかさ」には勝てません
・「親切」な「母の愛」に感謝しましょう
・「幸福」な「希望」を応援しましょう
・「感激」を「うれしい便り」で届けましょう
・「あこがれ」と「夢見心地」にぴったり
・「切なる願い」が「愛情」でしょうか


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