ミニバラの育て方☆プランターでも安心!7つの手順

ミニバラの育て方☆プランターでも安心!7つの手順
ミニバラの育て方は普通の薔薇に比べて簡単で、比較的育てやすいのがガーデニング初心者さんにも嬉しい魅力!初めて薔薇を育てる方にもおすすめの花なのです。

一輪の大きさも、また枝全体の大きさも、普通のバラに比べて可愛らしくて小ぶりなので、鉢植えやプランターでのミニバラの育て方でも、充分にキレイな花を咲かせてくれます!

一鉢でたくさん花をつけて咲く姿はちょっとした花束のよう!お庭やベランダで咲いたら嬉しいですよね。そこで今回は、プランターでも安心して育てられるミニバラの育て方、7つの手順をお伝えします。

ミニバラは、一度咲くと花持ちもよく、また5~6月上旬頃だけでなく、9月下旬~11月頃の年に二度花を咲かせる品種もありますので、是非上手な育て方で長く楽しんでください。

プランターに苗を植える

ミニバラの育て方はコンパクトな大きさから、鉢植えやプランターが適しています。プランターに苗を植える時には、株と株の間を10cmくらい空けておけば大丈夫ですので、一度にたくさんの苗を育てられます。

種や実から育てることもできますが、初心者の方であれば、最初は苗を購入してそのまま植えつける、ミニバラの育て方の方が簡単!苗が育てば、挿し木でどんどん苗を増やすこともできます。

【 ミニバラの育て方:苗を植える 】

★ 苗を植えつける時には、苗の入っていたポットより一回り大きいスペースに、開花中の場合は花が終わってから、根鉢を崩さずにそのまま植えつけるようにしてください。

 

ミニバラの置き場所

ミニバラの育て方の中で最も重要なポイントの一つが置き場所です。

【 ミニバラの育て方:置き場所 】

★ ミニバラは、太陽の日差しが大好きな花!

・ 日光をたくさん浴びたミニバラの葉は色が濃くなり、花の色も鮮やかになります。

色鮮やかなミニバラにしたいのであれば、プランターは是非、日当たりがよく風通しの良い屋外に置くのが一番のミニバラの育て方です。但し、ミニバラは雨に当たると病気になりやすいことも意識して、直接雨が当たる場所は避けるのもポイントです。

 

ミニバラの水やりの仕方

薔薇とミニバラの育て方の大きな違いは、水やりかもしれません。ミニバラは薔薇程根が深く張らないので、地植えを行う薔薇に比べると、水分が不足しやすいのです。

【 ミニバラの育て方:水やり 】

★ 夏は朝晩の2回、冬は2~3日に1回を目安に、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

・ 水やりのポイントは、水を根元にやること!葉や花に水がかかってしまうと、傷んだり、傷口から病気になるきっかけになるので注意しなければなりません。

また、ミニバラは病気になりやすいので、日々の水やりの時に、ミニバラの健康チェックを行う癖付けをしておくことをおすすめします。

 

ミニバラの剪定①通常剪定

ミニバラの育て方の中で特徴的なのが、剪定。ミニバラには、剪定の仕方が大きく二つあります。まず一つ目の剪定ですが、これは通常の剪定で、花が咲き終わった後の処理になります。

【 ミニバラの育て方:通常剪定 】

★ 通常の剪定は、切り落とす場所が決まっています。決まった場所でキチンと切り落としているのか注意して剪定してください。

・ ミニバラには、5枚の葉が付いた小枝と7枚の葉が付いた小枝があります。5枚葉の付け根から必ず花の目が出ます。この花芽を切り落とさないように、花が咲いた後は「必ず」5枚葉の上で剪定を行うのです!

花が咲き終わらないうちに思い切って切ってしえば、一輪挿しなどでお部屋に飾って楽しむこともできます。

 

ミニバラの剪定②強剪定

もう一つのミニバラの剪定が、強剪定と呼ばれるものです。強剪定はミニバラの特徴的な育て方です。強剪定とは、寒い冬をミニバラがしっかり耐え、また暖かくなった時に見事な花を咲かせるために行うもの。

【 ミニバラの育て方:強剪定 】

★ 冬になればミニバラの葉はほとんど落ちてしまいますが、2月中旬頃に鉢上5~10cmあたりのところでバッサリと剪定するのです!

ちょっと不安に感じる方もいますが、大丈夫!春になって暖かくなると、新しい芽が一斉に芽吹いて、それまで以上に元気なミニバラがまた育ちます。

 

病気になりやすいミニバラ

ミニバラの育て方に難しさを感じるのであれば、それは、ミニバラが病気や害虫の被害に遭いやすいからかもしれません。もしミニバラがそれらの被害に遭うと、一気に枯れてしまうからです。

【 ミニバラの育て方:病気 】

★ ミニバラは枝や葉が茂って通気性が悪くなると、黒星病という病気がにかかりやすくなります。

・ 直接雨や水やりの水が当たらないようにして、通気性をよくすれば大丈夫!

さらに黒星病も含めて、他の病気や虫がついてしまったら、すぐに殺虫殺菌剤を塗布します。日頃から、予防対策として殺虫殺菌剤を塗布しておくのも、ひとつの方法です。

 

ミニバラの肥料

ミニバラをより一層元気でキレイに咲かせたいのであれば、肥料を与えてあげるのが一番!花が咲いている間は、液肥を途切れることなく与えます。但し、ミニバラは普通の植物とは必要な栄養分が異なり、この液肥だけでは栄養分が不足してしまいます。

【 ミニバラの育て方:専用肥料 】

★ 必ず、薔薇用の固形肥料を与えるようにして、マンガン不足による葉先から茶色く変色してしまう症状を防ぐようにするのがコツです。

 

さて、小さな薔薇の花がギュッと咲く姿が可愛らしいミニバラは、見た目も華やかで、花持ちもいいので育てるには最適ですよね。

ミニバラであれば、全体的にコンパクトに育ってくれますので、広いお庭がなくても、プランターで楽しむことができ、どんなご家庭にもその可愛らしい姿で癒しを運んできてくれます。

病気になりやすかったり、虫が付きやすかったりと、ミニバラの育て方にはそれなりに注意が必要ですが、日々のお手入れの中で注意深く気を付けてあげることで、早めに対処をすれば、被害も小さくすぐにまた元気に復活してくれるのも魅力!

ミニバラの種類はたくさんありますが、育て方はどれも同じ。是非本記事を参考にしながらミニバラの育て方をマスターして、薔薇の花のある素敵な生活を楽しんでください!

まとめ

プランターでミニバラを育てるコツ

・プランターに植える時は10cm間隔
・太陽の光が大好き。日当たりのいい場所で育てる
・土の表面が乾いたら水をたっぷりとあげる
・花が咲き終わったら5枚葉の上で剪定する
・春が近付いたら根本5~10cmのところで強剪定する
・病気には、殺虫殺菌剤で早めの予防と対応をする
・ミニバラには液肥と薔薇専用の固形肥料を与える


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