レモングラス育て方ガイド☆初めてさんのハーブ菜園のコツ


レモングラスの育て方をマスターして、ハーブ菜園を始めれば、いろいろな使い道が期待できます。

トムヤムクンなど、アジア料理に多く使われているレモングラスですが、その用途は幅広く、生の状態から乾燥させた粉末、葉から取れるまで、様々な方法で使用できるのです!

そのため古くより、世界中で親しまれてきました。香辛料の他にも、古くよりアロマや虫除け剤などとしても利用できます。

そんな便利で嬉しい効果のあるレモングラス、家庭でも育てられたら素敵ですよね。実はハーブは生命力が強く、初心者でも簡単に家庭で育てることができます。レモングラスはその筆頭格!

そこで今回は、初めての方でも安心!失敗しないレモングラスの育て方をお伝えします。この機会に、ぜひレモングラスの育て方から始めて、ハーブ菜園に挑戦してみてください。

 

レモングラス育て方ガイド☆
初めてさんのハーブ菜園のコツ

 

レモングラスとは

レモングラスはイネ科のハーブです。その効用の高さと用途の広さから世界中で親しまれてきました。アジアでは薬草として有名です。

【 レモングラスの育て方、植え付け 】

★ 植え付け時期は4月~10月

・ 7月に花を咲かせることがありますが、日本では気候は合わず、滅多に咲くことはありません。

成長するとても大きくなり、1mほどの葉を生い茂らせます。高温高湿を好み、日本でのレモングラスの育て方では、冬に寒さ対策が必要です。

 

レモングラスを育てる場所

まず初めにレモングラスの育て方の第一歩、場所を決めていきます。

【 育てる場所を決める 】

★ レモングラスの育て方には、鉢で育てる方法と、庭などへ直接植えて育てる露地植えの方法の2種類があります。

とても大きく育つため、レモングラスの育て方で言えば、露地植えの方が大きく伸び伸びと育ちますが、越冬が困難です。対して、鉢植えでのレモングラスの育て方を選べば、移動することができるため比較的越冬が楽ですが、成長に合わせて大きな鉢が必要!

★ 大きく伸び伸びと育てたい方は露地植えで、越冬の準備に手間をかけたくない方は、鉢植えで育てることがおすすめです。

 

植え付けについて

レモングラスの育て方が決まりましたら、次に苗を植え付けていきます。先ほどお伝えした通り、レモングラスの植え付け時期は4月~10月です。沖縄以外の地域では越冬の手間があるため、冬が終わってすぐの春に植えるのがおすすめです。

【 レモングラスの育て方:土 】

★ 日当たりが良く、水はけのよい土を好みます。

・ 雨が多かったり水はけが悪かったりすると、根腐れを起こしてしまうこともあるため注意が必要です。

また酸性の土壌は苦手なため、植える前に石灰などで中和しておくとよく育ちます。

 

レモングラスの水やり

【 レモングラスの育て方:水やり 】

★ 基本的に表面の土が乾いていたら、たっぷりと水を与えます。

・ 越冬する場合のレモングラスの育て方では、冬も水を与えてあげてください。

あまり乾燥しすぎると枯れてしまいますが、レモングラスは生命力が強いため外で育てるレモングラスの育て方ならば、多少放置しておいても問題はありません。

 

葉の収穫について

【 レモングラスの育て方:葉の収穫 】

★ 本葉が15枚以上に育てば収穫時です。

・ 10月ごろまでいつでも収穫することができます。必要な時に必要な分だけ収穫してください。

また、たとえすべての葉っぱを刈り取っても、根元を15cmほど残しておくことでまたすぐに新芽が生えてきます。

収穫した葉は逆さにして吊るし、乾燥させることで保存もでき、少しずつ取るも良し、一気に収穫し保存しておくも良し、様々な方法で楽しむことができます。

 

冬支度の方法

先ほどお伝えした通り、レモングラスは寒さに弱い植物です。そのため、レモングラスの育て方では、冬には越冬の準備をしなければいけません。

【 レモングラスの育て方:越冬準備 】

★ 庭で育てている場合も冬の前に掘り起こし、鉢植えへ移し替えてビニールハウスや室内など、暖かい場所に移動してあげてください。

・ 大きく育ってしまって移動が難しい場合は、霜が当たらないよう上部を刈り込み、ワラやムシロで防寒することで冬を越すことができます。

ただし、室温も下がる寒い地方では、対策を立てても越冬は難しく、北に住んでいる方や越冬の手間をかけたくない方の場合は、春に再び苗を買い植え直すのがおすすめです。

 

レモングラスの病気と害虫

レモングラスには防虫作用があり、虫には強い植物です。

【 レモングラスの育て方:害虫 】

★ それでもまれに葉ダニやナメクジなどがつくことはあります。

・ 害虫を見つけた際にはすぐに駆除し、被害が広がらないようにしてあげてください。

また病気にも強く、滅多に病気になることはありませんが、日当たりの良い場所で育てることでより病気を予防できます。

 

レモングラスの育て方ガイドはいかがでしたでしょうか。初めにお伝えした通り、レモングラスには様々な利用方法があります。

収獲してすぐに生で味わうことも、乾燥させて長く楽しむこともできます。薬効も高く、体にも良いため、様々な方法で日々の生活に役立てることが可能です。

また、レモングラスの育て方では越冬の手間がありますが、植えっぱなしで問題のないハーブもたくさんあります。

ほとんどのハーブは生命力が強く、中には種を蒔いただけであとは、まるっきり放置しておいてもすくすくと成長する種類もあるため、興味のある方はぜひお気軽にハーブ菜園を始めてみてください。

ハーブは使用用途が多く保存も利くため、長く色々な方法で楽しむことが出来ます。ぜひ、この機会にレモングラスの育て方をマスターして、ハーブ菜園を始めてみましょう!

 

まとめ

レモングラスの育て方のポイント

・露地植えだと大きく育ち、鉢植えだと育てやすい
・植え付け時期は4月~10月
・日当たりと水はけの良い場所を好む
・酸性の土壌が苦手
・本葉が15枚で収獲時
・収穫した葉は乾燥させて保存
・冬には温かい室内へ


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