ユリの花は贈っていい?選ぶ前に確認したいタブー集

ユリの花は贈っていい?選ぶ前に確認したいタブー集

花は人を元気にしたり、喜ばせたり、感動させたり、癒したりしてくれるものです。ですが贈るシーンと花によっては、贈った相手の方を不快にしたり、怒らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりすることがあります。

たとえば、白いカーネンション。白いカーネーションは亡くなった母にお供えする花だという認識が世間一般に広がっています。そのためきれいだからとか、お母さんが白色の花が好きだからと言って、健在の母親に母の日に白いカーネーションをプレゼントしてしまうと困ったことにもなります。

嫌味だと取られてしまったり、「私は死んでない」と嫌な気持ちにさせてしまったりして、関係が悪くなってしまうということも目にします。

ユリの花は、一輪だけでも存在感があり、姿もよく香り高いことからもプレゼントとして人気があります。また、古くから日本だけでなく世界でも愛されて来た、人との関わり合いが強い花だという面も持っています。

それ故にユリを贈る上では知っておかなければならないルールとでも言うべきものがあります。今回は、贈った相手を不快にさせたり、関係が悪くなったりしないために、ユリを贈らない方がいいタブーをお伝えします。



 

ユリの花は贈っていい?
選ぶ前に確認したいタブー集

 

お見舞いに香りの強い花を贈るのはタブー


入院している方へのお見舞いの花は、香りが少ないものを選ぶのがマナーです。

【 病院へユリの花はタブー 】

・ ユリはとてもいい香りがして、相手を癒す効果があるように思いますが、こと病室ではその香りがキツク感じてしまいます。病院特有の香りの中に放たれるユリの香りは思った以上に際立ちます。

また入院している方が大部屋であることも多く、同室にはユリの香りが苦手な人もいるかもしれませんし、病状も様々な方がいらっしゃいます。同室の人との関係を保つことは入院している方にとって大切なことですので、余計なトラブルを招かないためにも香りのキツイものは避けるようにしましょう。

ただし、個室に入院している方がユリが大好きだとか、出産して個室で安定した状態で入院しているとか、お家で療養中などの場合には贈っても問題ありません。

 

香りも大切にしている所にはユリの花は贈らない


開店祝いでユリの花が入った生花のアレンジメントや、スタンド花を贈ることはよくあります。

★ 料理店の開店祝いにユリの花はタブー

・ 同じ開店祝いでも料理の香りを大切にしている小料理屋さんや、ちょっと高級な食事処へのお祝いとしてはユリの花は避けるようにしたいものです。

普通のレストランや居酒屋などでしたらそこまで気にする必要はありません。また、開店祝いに贈る花で、花言葉を気にされる方もいらっしゃいます。店主が特別花言葉に詳しくて日頃から気にしているということでない限り、気にする必要はありません

よくない花言葉はお祝いのお花を贈っているという時点で、なかったことにできるからです。

★ スタンド花は多くは店の外に飾りますので問題ないのです。

・ アレンジメントは店の中に置くことが多いので、贈る環境を考慮するようにします。

 

下向きに咲くユリを嫌がる人がいると知っておく


お見舞いにユリの花を贈るのはよくないとする理由に、ユリが下を向いて咲くからというものもあります。

★ 首が下がって咲く花は死を連想させると言う人もいます。

・ 若い人は気にしない方が多いでしょうが、年配の方は気にされる方がいらっしゃいます。それに、元気になってほしいのに、花が下を向いていると気分を沈ませてしまうからという理由もあるそうです。

しかしながら、最近のユリは改良が進んでいて、上向きで咲くユリが主流となっています。鉄砲の形のように横向きに咲く鉄砲百合でさえ、最近は新型鉄砲百合として上を向いて咲くものが多くなってきました。

お見舞いには避けたいですが、落ち込んでいる人や励ましたいときにユリを贈るのには問題はありません。凛と上向きに咲くユリの花は気分をスッと落ち着かせてくれます。

★ ユリの中でも「カサブランカ」という品種は、少し下向き加減に咲きます。

・ 咲き姿は花が大きく見応えがあり魅力的ですが、避けるようにしてください。

 

文化の違う人へユリを贈るときは、贈っていいか調べる


ユリは聖書にも登場するほど古くから、そして日本だけでなく世界中で愛されている花です。日本人にとってユリは冠婚葬祭でも使用される花なので、プレゼントにもお供えでもユリを贈ることができます

★ しかしながら、海外の人にとっては事情が少し違います。

・ イギリスの人にとって白いユリの花は亡くなった方へ捧げる花です。

イギリス人の彼女白いユリの花を渡してプローポーズなんてしてしまった日には、振られてしまっても文句は言えません。知らなかったでは済まされないのです。

花を贈るときに一番大切なのは、贈る相手のことを想うことです。相手が喜んでくれるか、相手の心を労われるかどうかを考えることが大切です。

★ 文化の違う人へ贈るときには相手の文化を知ることが必要になります。

 

ユリの花粉が付いたままで贈るのはタブー


ユリの花には大きなしっかりとした花粉がついています。ユリの花粉は黄色くて花びらに付くととても目立ちます。真っ白なユリなのに黄色の花粉がついてしまうと、それだけでちょっと残念な感じになってしまいます。

★ ユリの花粉が衣服などに付くとなかなか取ることができなくなります。

・ 花屋さんも分かっているので、花粉がまだ出ていない内に花粉が出てくる部分を取ってくれていることがほとんどです。改まった服装をしている場面では特に注意を払いましょう。

それ故、結婚式場でユリを使う時には式場のスタッフは、神経質なぐらいユリの花粉には注意を払っています。真っ白な花嫁さんのウエディングドレスなんかに付いてしまったら取り返しがつかなくなるからです。

ユリはとても見栄えのする花なので、何かの発表会や表彰式などでもよく贈られますが、その日のために用意された衣装や着物などに花粉が付いてしまわないように、花粉が付いたままのユリの花を贈らないようにしなければなりません。

★ 花粉症の人へは、ユリの花粉も大敵

・ 花粉症がひどいという人にとっては、ユリの花粉も大敵になるかもしれませんから、事前に分かっている場合は極力避けることが大切です。

 

いかがでしたでしょうか。タブーなことがあると、花を贈るのはちょっと難しいと思ってしまうものです。でも、基本的な情報さえ知ってタブーの意味合いを理解しておけば、自然と配慮することができるはずです。

お花を贈るということは、贈る側の気持ちをお届けすること。大切に想っているという気持ち、元気になってほしいという気持ち、おめでとうという気持ち。心を届けることだからこそ、花を贈る時には相手の気持ちや状況をできる限り知っておくことが大切です。

サプライズで贈るにしても、義理で贈るにしても、自己満足にならないようにさり気なく日頃からリサーチしたり常識を知っておくことで、相手に喜んでもらうことができます。

花贈りに少し不安になった方は、花をお届けするお花屋さんに、どんな所へどんな人へお届けしたいかを伝えて相談して、是非チャレンジしてくださいね。

 

まとめ

ユリの花を贈る前に確認したい、5つの注意点

・香りの強いユリの花は病院のお見舞いには持っていかない
・薫りが大切な料理屋さんの開店祝いに香りの強い花を贈るのはタブー
・落ち込んでいる人に下向きに咲くユリを贈るのはタブー
・イギリス人の彼女に白いユリの花でのプロポーズはタブー
・ユリの花粉は服に付くと取れないので花粉は取っておく

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