ミニトマトの育て方☆キッチンで気軽に楽しむ7つの手順

ミニトマトの育て方☆キッチンで気軽に楽しむ7つの手順
ミニトマトの育て方は、古くから伝えられていて、家庭の庭などで親しまれてきましたよね。ただ近年では、マンションやお庭のない環境で暮らしている方も多く、家庭栽培はなかなかしずらい、という方も多いのではないでしょうか。

ミニトマトなどの作物は直射日光が必要。どんな育て方をするにも、日光が当たる場所を選ぶ事が大切で日光を欠かすことが出来ません。ですが、水耕栽培や小さなプランターで移動が出来れば、より柔軟に対応できるはず。

例えば、日光が当たりやすい窓辺での栽培や、普段はキッチンなどに置いておき、日中は日光が当たりやすい場所にその都度場所を変えるなど…。工夫をすればミニトマトの育て方を柔軟に変化できるのです。

水耕栽培なら土を使わないので、虫がつきにくく室内で育てても安心ですよね。そこで今回は、キッチンで気軽に楽しむミニトマトの育て方、7つの手順やポイントをお伝えします。

 

ミニトマトの育て方☆
キッチンで気軽に楽しむ7つの手順

 

植えるのに良い時期

ミニトマトの育て方で大切なのは、種植えの時期

【 ミニトマトの育て方:時期 】

★ ミニトマトの種植えは、4月~8月上旬くらいまでがベスト。

・ 作物に大切なのは日光ですので、寒い冬には不向きです。日当たりの良い季節を選んで、種まきをしておけばバッチリ!

 

種植えの方法

ミニトマトの育て方で、まず行うのが種まき。自宅で種まきをして育てる場合、お庭があればプランターに土を入れて育て、日当たりの良い場所に置くのがベスト!

ただ、お部屋の中で栽培する場合、ペットボトルや発泡スチロールなどを使って手軽に育てることもできちゃいます。

【 ミニトマトの育て方:種植え 】

① 台所用のスポンジ(柔らかめのもの)を、2・3cm角ほどにカット。

② そこに十字の切込みを入れて種を入れ、上からうっすら見えるくらいに植えてください。

③ 蓋が閉まるプラスチック容器、タッパーなどに入れ、お水を入れて蓋!

あとは芽が出てくるのを待っておくだけ。寒い場所では育たないので、なるべく暖かい場所に置くのがポイントです。発芽したらふたを開け、日当たりの良い場所に移動してください。

 

苗植えの時期と方法

ミニトマトの育て方は、種から育てる方法と、苗を買ってきて植える方法とあります。そして、先ほどのスポンジなどで種を植えた場合、そのまま育てることは出来ません。苗を植え替える必要があるのです。

【 ミニトマトの育て方:苗植え 】

★ プランターで育てる場合は、土に直接苗を植える方法で大丈夫!

・ 水耕栽培を行う場合なら、容器などを準備。根が水を吸いやすく、適度に空間をあけることができるよう、縦長のものがおすすめです。

例えば、ペットボトルは多くの人に選ばれる容器のひとつ。手軽に手が入り、ピッタリの「縦長」!使わない手はありません。

 

ペットボトルでの水耕栽培

ミニトマトの育て方なら、特に初心者でであれば、実は水耕栽培がとっても便利!土を使わないため虫がつきにくく、栄養もしっかりと与えることができちゃうのです。トマトはとても水耕栽培に向いている野菜のひとつ。

ペットボトルの他、発泡スチロールを使って行う方法も人気です。

【 ミニトマトの育て方:ペットボトル 】

① ペットボトルなら2Lのものを使って、上から1/3のところから水平にカット!2つに分けてください。

② 飲み口側を逆さにして、切り口に重ね合わせ容器を作ります。こうすることで、水を吸い上げやすくなるはず。

③ アルミホイルなどで容器を遮光

④ 液体肥料を溶かしたお水を入れてください。

⑤ その上に苗をスポンジごと飲み口に固定!ハイドロボールなどを使うと、簡単に固定できます。

根の長さが足りなかったら、フェルトなどで布と根をつなぐようにすれば、吸い上げることが出来ます。

 

水耕栽培での受粉と収穫

ミニトマトの育て方では、本葉が育ったら弱い芽は間引くのがポイント。こうすることで大きく育つので、2・3枚育ったら間引いてください。

【 ミニトマトの育て方:室内での受粉 】

★ また、花が咲いたら屋外では虫が花粉を運んでくれることで受粉します。

・ 室内の水耕栽培でのミニトマトの育て方では、虫の力を借りることが出来ないので、花を指ではじいたり、枝をゆすったりして、受粉させることが必要。

それがうまくいくと実がなり、収穫へ!実を収穫する際には、茎に下手を残しておくと病気にかかるリスクが減ります。

 

背丈が伸びたら支えを作る

ミニトマトの育て方では、株が成長するにつれてどんどん伸びていき、背丈も高くなっていくので、土植えの場合は支柱を立てなければなりません。この時、水耕栽培ではビニールひもを使って支えます。

【 ミニトマトの育て方:支柱立て 】

★ 20、30cmくらいになったら支柱立ての開始!

・ 1mくらいの長さのビニールひもを天井から垂らし、紐の先を根元に緩めに結んで、幹にくるくる巻き付けていくだけ。

難しいイメージを持つ人も多い支柱立てですが、このように意外と簡単!ただ、室内なので、うまく工夫して支えるようにすることだけが、ポイントです。

 

水やりと肥料の与え方

土でのミニトマトの育て方なら、まずは乾燥しすぎない程度にお水を与え、土は適度な追肥をすればOKですが、水耕栽培のミニトマトの育て方となると、水が多すぎると根腐れを起こしてしまうことに…。

【 ミニトマトの育て方:水耕栽培の水 】

★ 根が水に1/2~1/3程度つかるくらいに保つのが成功のポイント。

・ 根元まで来ないようにすれば大丈夫。ただ、暑い日で水温が上がるときには、温度の上がりすぎにも注意!高温も枯れてしまう原因です。

水耕栽培でのミニトマトの育て方では、肥料は水に溶かした培養液を作って与えます。市販のもので大丈夫ですので、試してみてください。

 

いかがでしたでしょうか、ミニトマトの育て方、7つの手順やポイントをお伝えしました。室内では水耕栽培がとても手軽で、キッチンなどで育てられる上、土を使わないことから、害虫の心配が少なく育てられる点も嬉しいメリット!

ミニトマトは水耕栽培にとても向いていて、初心者でも始めやすい野菜。水の量や日当たりなどのポイントさえ、しっかり押さえるれば、2・3か月くらい実を収穫し続けることも!長く楽しめるのがミニトマトなのです。

他にも、ハーブや色々な野菜などを水耕栽培で作ることも楽しいもの。慣れたら色々挑戦してみるのも良いかもしれません。

ただ、室内で育てても病気になる可能性は否めません。そんな時、見つけたらすぐに対処することも大切!それでも気軽に楽しめる水耕栽培。ミニトマトから始めちゃいましょう!

まとめ

水耕栽培でのミニトマトの育て方

・種植えに良い時期を選ぶ
・室内では水耕栽培で種植えが成功しやすい
・芽が出たら苗植えをする
・苗植えはペットボトルの縦長容器が便利
・室内では自分で受粉させることが大切
・背丈が伸びたらひもなどで支えを作る
・培養液を使ってお水を与える


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