気軽にできるプランター栽培に向いている野菜とは

気軽にできるプランター栽培に向いている野菜とは
近年多くの人の注目を浴びている家庭菜園の魅力といえば、自分で育てた野菜を自分で食べられることですよね。マンションにお住まいの方でも、プランターを使えば野菜を育てることが可能です。

難しい植物は育てられないけれど、ちょっとしたガーデニングを楽しみたいという場合にもプランターでの野菜栽培はピッタリです。

狭い場所での栽培となるとスペースに限りがあったり、方角によっては陽が十分に当たらず、プランターで野菜を育てるのは難しそうに感じる場合もありますよね。その場合には、プランター栽培に向いている野菜を知って実践してみると上手くいきます。

そこで今回は、プランター気軽に育てられる野菜の種類について取り上げていきます。家庭菜園に興味がある方はぜひ、試してみてください。

ネバネバ食感が美味しい、オクラ

家庭菜園に慣れていない人でも気軽に試せるプランター栽培の野菜として、オクラが挙げられます。一見難しそうに感じるオクラの栽培ですが、乾燥が続かない程度に水やりをすれば成長を続けてくれます。

また、半日陰でも十分育てることができるため、日当たりがあまりよくないマンションに住んでいる方でも試すことが可能です。

オクラは成長していく上で肥料を多く必要とします。元肥として緩効性肥料、着果後からは2週間ごと化成肥料を使うなどして丈夫な実を作ることが大切です。

肥料を必要とする植物は多くありますので、ガーデニング初心者の方もこの機会に肥料の使い方を学びながらオクラを育ててみてはいかがでしょうか。

 

和食にも中華にも使える、ナス

メジャーなナスも、プランター栽培に適した野菜です。葉の色がしっかりと色づいており、本葉が7枚~9枚以上あるしっかりとした苗を選んで購入しましょう。

ナスは日当たり良好な場所を好むので、「春夏は眩しいくらいに暖かくなる」というお家で育てるのにはうってつけの野菜です。ナスは葉の1枚あたりのサイズが大きめで、枚数も多く茂ります。

プランターでナスを育てる場合、場所が限られて風通しが悪くなってしまうので、摘芯作業をしたり、置き場所を工夫すると上手に育てられるでしょう。風通しを良くすれば、収穫量もグンと増えます。多様な料理に使える便利な野菜なので、自宅で大量収穫できればお得ですよね!

 

約1ヵ月で収穫が出来る、小松菜

炒め物やおひたしにして食べると美味しい小松菜も、プランターで育てる野菜として人気があります。スーパーでもよく見かけますが、どのように育っていくのかまでは分からないという方も多いのではないでしょうか。

実は小松菜は成長がスピーディーな野菜で、種まきから約1ヵ月後には収穫にたどり着けます!そのため、「仕事や家事が忙しいから、長期間のお世話は難しいけれど簡単に何かを育ててみたい」という方にとっては魅力ですよね。

どちらかというと冷涼な気温を好む植物ですが、高温・低温どちらにも強いため、都会のマンションでも育てることが可能です。小松菜は種から育てる方法が主流で、芽が出たら状態の良いものを残して間引いていくと、どんどん成長していきます。

草丈が25センチほどにまで成長すれば、順次収穫することが出来ます。手で株ごと引き抜けばよいので、収穫の方法も簡単で嬉しいですよね。

 

ビタミンAや鉄分が豊富な、ホウレンソウ

プランターで野菜を育てるなら、ホウレンソウも簡単に栽培可能です。日当たりの悪い場所でも十分育つ上に、0℃以下でも成長し続けることができるほど寒さには強い野菜です!「冬場はかなり暗くて寒くなるから、うちのベランダは野菜栽培には向いていないかも…」とお悩みだった方には朗報ですよね。

ホウレンソウも間引きが大切な植物で、種をまいた後、本葉が4枚~6枚ほどにまで成長したら株間を5センチあけるようにすると大きく育ちます。収穫は植え付けからおよそ1ヵ月と早めです。高温には弱いため、心配な方は秋植えでスタートしてみると良いでしょう。

ホウレンソウは鉄分や葉酸、ビタミンAなど、栄養素が豊富な野菜です。健康志向の方にもうってつけの植物なので、おひたしや炒め物にして食べることが出来たら素敵ですよね。

 

おしゃれなサラダにも使える、リーフレタス

フリルのような葉っぱの形がオシャレなリーフレタスも、プランターで育てられる野菜です。別名、サニーレタスとも呼ばれるこの野菜は、20センチ~40センチほどの小さめサイズのプランターでも栽培可能です。そのため、ベランダが狭くてお困りの方でも場所を取らず、安心して育てることができます。

葉にツヤのある苗を選んで購入したら、苗の周りに土を投入するようにして植えます。その後プランターを軽くゆすり、株を安定させることがポイントです。

太陽の光を多く浴びるほうが葉は大きくなり、収穫量も増えるため、プランターの移動が出来る場合は日当たりの良い場所に置くと良いでしょう。

植え付けから約1ヵ月、外葉からちぎって収穫すると長くリーフレタスを楽しむことが出来ます。株の中心からまた新たな葉が出てくるので、上手に栽培できればスーパーで購入するよりもお買い得です!

 

今回は、気軽にプランターで育てられる、便利な野菜について詳しくお伝えしました。スペースが限られる場合でも、簡単に栽培できる野菜は多く、上手くいけば大量収穫も見込めます

「スーパーで買う野菜は何となく心配…」という場合や、「子供と一緒に植物の成長を観察してみたい」という場合にも、プランターで野菜を育てる事によって、毎日の楽しみがまたひとつ増えますよね。土選びから肥料などもすべて自分で行えるため安心ですし、育てた野菜で料理を振る舞えば、来客にも自慢できるでしょう。

ホームセンターやインターネットでも、野菜の苗・種は気軽に手に入ります。記事を読み、関心を持った方は、ぜひ家庭菜園にチャレンジしてみてください。


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