野菜栽培はベランダでも簡単☆気軽に楽しむためのコツ

野菜栽培はベランダでも簡単☆気軽に楽しむためのコツ
野菜栽培を家庭で行うと、新鮮な野菜が安心して食べられますよね。ただ、それだけではなく、色んな野菜に詳しくなったり、身近なところに植物があり、愛情を持って育てることで、癒しやリフレッシュになったりと、いいことがたくさん!

最近では、ホームセンターなどで色んな野菜の種や苗が簡単に手に入りますし、育て方もネットを見れば豊富に情報を仕入れられるので、野菜栽培は一昔前に比べるととても身近な存在。すでに初めている方や、興味のある方も多いのではないでしょうか。

野菜栽培は、大きな畑や広い庭がなくても、ちょっとしたベランダがあれば、鉢植えやプランターで気軽に始めることができるのも魅力ですよね。

そこで今回は、ベランダで野菜栽培を気軽に楽しむためのコツをいくつかお伝えします。家庭菜園の初心者の方も、すでに初めている方も、野菜栽培をより楽しむために参考にしてみてください。

 

野菜栽培はベランダでも簡単☆
気軽に楽しむためのコツ

 

野菜栽培でまず注意したい、日当たり

野菜栽培で重要な条件のひとつが、日当たり。野菜にとっては、もちろん、たくさん太陽の光を浴びることのできる環境が最適ですが、塀や柵などで囲まれたベランダでは、一日中日の当たる場所を確保するのは難しくなります。

【 ベランダでの野菜栽培☆日当たりを把握 】

★ 日照条件は、ベランダがどの方角を向いているのか、や、何階のお部屋なのか、周りに大きな建物があるかどうか、などによって大きく変わるもの。

・ ベランダの中のどの場所であれば日当たりを確保できるか、事前に把握しておくと便利。

同じベランダでも、季節によっても日照条件は異なりますし、低い床面は日陰でも、同じ場所の高い場所であれば、日当たりを確保できる場合も…。

もし、十分な日当たりが確保できそうにないのであれば、日陰でも丈夫に育ってくれる野菜を初めから選ぶなどの工夫をすれば、大丈夫です。

 

野菜栽培では意外と重要!プランター選び

観賞用の植物を育てるのではなく、野菜栽培をするのであれば、深めのプランターがオススメ。

【 ベランダでの野菜栽培☆プランター選び 】

★ 地植えと違って、ベランダでの野菜栽培では、野菜はプランターの中の土からしか養分を吸収することができません。

・ 地上の茎を安定させるためにも、根は深くはっている方が野菜が良く育つのです。

出来れば、育てる野菜がどのように根をはるのかも知っていると、どんな容器を選べば良いのかが、より明確になって安心!

 

スペースの有効活用

ベランダでは、立地条件などから日の当たる好条件な場所が限られている上に、洗濯スペースや物置きなどと兼用の場合もあるので、十分なスペースが確保できないことも、あるのではないでしょうか。

【 ベランダでの野菜栽培☆賢いスペース活用 】

★ ベランダを上手に活用するのであれば、デッドスペースになりがちな、日当たりの良くない低い場所を…。

・ 壁際では日照条件が悪くても育つ野菜を配置すれば、よりたくさんの野菜が育てられますし、台や棚を活用して高さを出せば、日当たりの良い場所を多く確保することもできるかもしれません。

壁面にすのこなどを取り付けてハンギングしたり、エアコンの室外機にカバーを設けてその上のスペースを使うなどすれば、オシャレで素敵な雰囲気のベランダが作れる上に、日当たりも良くなって野菜も喜ぶので、一石二鳥です。

 

野菜栽培の最大のポイント、水やり

ベランダでの野菜栽培が、地植えで育てるのと大きく違う点は、水やり。ベランダでの野菜栽培は、地植えのもの以上に土の状況をよく見て水をあげるのがポイントです。

【 ベランダでの野菜栽培☆水やり 】

★ 地植えの場合は、少々水をやりすぎても大丈夫な場合が多いですが、鉢植えやプランターでは土の量が少ないため、必要以上の水が溜まると根腐れの原因に!

・ まだ土が湿っている状態の時に水を追加してしまって、水分過多にならないように注意するのが最大のコツ。

逆に、土が乾燥していたら、受け皿にまで水が染みわたるくらいにたっぷりと水を与えてOK。ただし、受け皿に水を溜めっぱなしにするのも、根腐れの原因。溜まった水はこまめに捨てるのが上手な野菜栽培のコツです。

 

季節に応じた対策を取る

ベランダで野菜栽培を行う場合、梅雨の時期や真夏・真冬などは地上に比べて、過酷な環境になりやすくなっていることを理解してください。

【 ベランダでの野菜栽培☆季節の対策 】

★ 雨が吹き込んでしまうようなベランダであれば、上手く雨を避けられる場所に鉢を移動させたり、雨避けが必須!

・ 雨に当たった分だけ水やりの量を調整しないと、根腐れをおこしてしまいます。

★ 真夏になると、コンクリートの照り返しのせいで、ベランダは驚くほどの高温に!

・ 忘れがちなエアコンの室外機からの熱風にも。気を付けなければなりません。

寒さに弱い野菜は、真冬には簡易な温室を設けてやったり、冬の間だけ室内で育てるのも、ひとつの方法。

一度元気がなくなってしまった野菜を再び元気にするのは大変。気も気でなくなってしまうので、そうなってしまう前に、季節の気候の変化に応じて対策をすることが、結果的にはお手入れを簡単にしてくれるのです。

 

いかがでしたでしょうか、便利なグッズやネットの普及での情報量の増加など、一昔前に比べると、野菜栽培はとても身近なものに…。素人でも簡単に自家製野菜を食べられるようになりました。

しかし育てる場所がベランダでの野菜栽培は、スペースの広さや日当たりや風通しなど、どうしても制約がかかる条件が出てきてしまうのは仕方がありません。

ただ、育てる野菜の種類が様々でも、基本的には野菜が育つために必要な環境というのはほとんど同じ。まずはご自宅のベランダの環境を把握して、その上で工夫したり、コツを取り入れていけば、野菜栽培はきっともっとラクで楽しいものになるはず。

是非、今回お伝えしたベランダ菜園を簡単にするコツを意識して、野菜栽培をこれまで以上に楽しんでください。

まとめ

ベランダで野菜を育てるコツ

・日当たりを把握する
・深めのプランターを選ぶ
・スペースを有効活用する配置を工夫
・鉢植えやプランターは水やりの量に注意
・季節で変わる環境に応じた対策を取る


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