ベランダ菜園を始めて豊かな暮らしができたら、楽しそうですよね。ベランダ菜園で野菜を育てることは、新鮮な野菜を食べられるだけではありません。
野菜の知識が増えることで、食生活が今よりももっと充実したり、土いじりや植物の成長を感じることで、気持ちをリフレッシュすることができるなど、様々な魅力があるのです!
でも、初めて野菜を育てる方や、家庭菜園を始めたばかりの方であれば、どんな野菜がベランダ菜園で育てやすいのか気になりますし、失敗して枯らしてしまったりするのはとても残念ですよね。
そこで今回は、ベランダ菜園で育てるのにおすすめの野菜と、その収穫までの育て方のポイントをお伝えします。広いお庭や畑がなくても、ベランダのプランターで手軽に育てられる野菜ばかり!ぜひ本記事を読んで、始めてみてください。
ベランダ菜園で暮らしを豊かに☆
おすすめ野菜と収穫まで
家庭菜園の王道、ミニトマト
ベランダ菜園といえば、真っ先に名前が上がる野菜の1つがミニトマト!ミニトマトは、コンパクトなサイズでベランダ菜園にもちょうどいい大きさで、育て方も簡単!種から育てるのは難しいので、苗を買ってきて育てるのがおすすめです。
【 ベランダ菜園:ミニトマト 】
★ ミニトマトを育てるのに適した季節は夏。苗も夏前頃から販売され始めます。
★ 育てるときの注意点 ★
① 太陽が大好きな野菜なので、日当たりのいい場所で育てること。
② ミニトマトはそのイメージと違い、意外と水のやり過ぎは生育が悪くなる原因になります。水分は調整しながら水やりをしなければなりません。
自然に任せて栽培すると、枝がどんどん出て栄養が分散してしまったり、日陰ができたり、風通しが悪くなって成長が止まってしまうことも!育てる枝を絞って余分な枝の芽が出てきたら、こまめに摘み取ってください。
すぐに収穫!ラディッシュ
収穫までの時間の短さが魅力な野菜といえば、ラディッシュ。ラディッシュは別名「二十日大根」というほど、種を植えてからすぐに収穫することができるのが魅力!
ベランダ菜園をするのであれば、収穫までの時間が短くて、その分気軽に育てられる野菜は、野菜を選ぶ大きな決め手でもあります。その点、ラディッシュは育て方もとても簡単で、種を植えたら後は難しいお手入れは必要ありません。
【 ベランダ菜園:ラディッシュ 】
★ すぐに収穫できるので、肥料などを気にする必要はありません。
・ 少々水やりを忘れても大丈夫なので、初心者にとても心強い、ベランダ菜園向きの野菜なのです。
オシャレな食卓、ベビーリーフ
豊かな暮らしと聞いてイメージするのは、ちょっとオシャレに見える食卓!そんな方におすすめなのが、ベビーリーフです。
【 ベランダ菜園:ベビーリーフ 】
★ ルッコラ・レタス・ベビー小松菜・サラダ水菜・クレソンなど、色んな種類の野菜がごちゃ混ぜになった、ベビーリーフの種!
・ 撒いてから10~30日くらいで次々と芽が出て育っていきますので、間引くようにして収穫していくのがポイント。
ベランダの大きさに合わせて、育てる量も調整できますし、オシャレな鉢に育てても様になる野菜なので、ベランダ菜園で豊かな暮らしを満喫したい方にピッタリです。
途切れず収穫できる、ねぎ
毎日の食卓への登場頻度の多いねぎもまた、ベランダ菜園でぜひとも育てたい野菜の1つ。
【 ベランダ菜園:ねぎ 】
★ ねぎは、わざわざ種や苗を購入しなくても大丈夫!
・ 料理では使用しないで捨ててしまう根本3cmを土に植えておけば、みるみるうちに買ってきたねぎのように大きく育ってくれます。
また、ねぎは常に根本3cmを残して収穫すれば、何度でもまたもとの大きさに育ってくれるのも魅力。お料理にちょっとねぎが欲しい、そんな時にベランダ菜園でねぎが育っていたらとても便利です。
デザートも育てる、ワイルドストロベリー
雑貨店などで栽培キットも販売している様子が伺えるのが、ワイルドストロベリー。植える時期も3月~5月、秋口の9月と、比較的一年中育て始められるうえ、丈夫なことでも有名!
【 ベランダ菜園:ワイルドストロベリー 】
★ ワイルドストロベリーのベランダ菜園で注意したい点は、この植物は根が浅い、と言うこと。そのため乾燥には弱いのです。
・ かと言って、このような根が浅い植物は、たっぷりと水を与えすぎても根腐れを起こします。土が乾燥していたら、「ちょっと湿っているな」の頃合いを目安に、土に水あげをします。
もちろん、受け皿の水はこまめに捨てて、根腐れを防いでください。さらに暑い夏にはあげた水が熱くならないよう、真昼の水あげを避けると安心です。あまり熱い猛暑ならば、半日陰や室内での栽培も一案です。
いかがでしたでしょうか、ベランダ菜園におすすめの野菜はまだまだたくさんありますが、まずは栽培が簡単な野菜で、少しずつ家庭菜園を始めてみてください。
家庭菜園と聞くと、なんだか手間もスペースも必要そうで、始めるのが億劫になっていた方も、ベランダ菜園で簡単に育てることのできるような野菜であれば、もっと気軽に家庭菜園を始められるのではないでしょうか。
今回お伝えした野菜はどれも、あまり手間のかからない栽培しやすい野菜。それでも成長する姿を見守りながら育てると、どんどん大きくなる姿を見る時にも、実際に食べる時にも、その喜びはきっと想像以上です!
本記事を参考にしながら、ベランダ菜園に挑戦して、今よりもさらに豊かな暮らしを満喫してください!
まとめ
ベランダ菜園におすすめの野菜
・ミニトマトは夏に育て始めて、夏中に収穫
・ラディッシュは種を植えてから20日で収穫
・次々と出る芽を若いうちに収穫!ベビーリーフ
・いつでも収穫可能で嬉しいねぎ
・ワイルドストロベリーは、こまめに水を調整する