薔薇の育て方☆ベランダで楽しむ鉢栽培のポイント


薔薇の育て方はとても難しいイメージがありますよね。でもそれは勘違い!初心者でも育てやすい薔薇選びで、失敗することなく育てることができちゃうのです。

さらに、最近はお庭がないマンションや、住宅地に住んでいる方も多く、育てる前から「花を育てることが出来ない。」とあきらめている人も…。

実は薔薇にはたくさんの品種があり、それによって育て方も変わってきます。それぞれの品種の、きちんとした薔薇の育て方を知ることで、ベランダや部屋の中でも、キレイな薔薇を咲かせることができるのです。

日陰になってしまうベランダもたくさんありますが、それならば、そんな環境でも育つ薔薇の品種を選べば良いのです!

そんな薔薇選びポイントと、環境に適した薔薇の育て方を押さえるだけで、見事な花を咲かせられたら、それは挑戦したいですよね。そこで今回は、ベランダでも育てれる薔薇の育て方をお伝えします。

 

薔薇の育て方☆
ベランダで楽しむ鉢栽培のポイント

 

ベランダでも育つ品種を選ぶ

薔薇の育て方で、一番初めにしなくてはならないのが品種選び。鉢植えでもベランダでも育てれる品種はたくさんあります。

【 薔薇の育て方:ベランダで育つ薔薇 】

★ アンブリッジ・ローズ

・ アプリコット色のバラの代表的な品種。丈夫で連続して花を咲かせ花もちも良いのも人気の理由!

★ ウィリアム・モリス

・ とっても丈夫で育てやすいつるバラ。たくさんのつぼみをつけ中輪の花を咲かせます。

このウィリアム・モスは、色はきれいな黄色のアプリコットからピンクまで、気候条件により微妙な花色が楽しめる可愛らしい薔薇としても有名です。

★ マダム・ピエール・オジェ

・ 女性にとても人気のある薔薇で、花もちもよく返り咲くことも!花は透明感のある薄いピンクで、繊細な美しさを持ちます。

★ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

・ 薔薇好きな方にはとても人気がある薔薇。花期も長くよく咲く、花もちのいい品種です。

★ グリーン・アイス

・ ミニバラでクラッシックなイメージの花を咲かせます。白からグリーンがかった色に咲き寄植えにおすすめ!

たくさんお伝えしましたが、人気の薔薇だけにもっともっと品種は豊富!今回は、花もちもよく鉢植えでもしっかり花を咲かせてくれる、初心者向きの薔薇をピックアップしました。

 

日陰でも育つ薔薇の種類

薔薇の育て方で大事なのは日当たりですが、日当たりの悪いベランダや部屋の中などでも、うまく育てることが出来る種類があります!ご自宅がそういった日当たりの悪い場所なら、日陰に強い品種選びも、薔薇の育て方のポイント。

また、鉢植えなら動かすことも出来るので、ある程度日の当たりそうな場所に移動したりしながら、少しでも日光浴をするのもひとつの方法です。

【 薔薇の育て方:日陰に強い品種 】

★ ルイーズ・オディエや、コーネリア

・ こちらは日陰でも、とても良い香りを放ちながら、咲いてくれる種類で重宝します。

 

鉢植えをコンクリートにはおかない

薔薇の育て方で気を付けたいのが気温。特にベランダはコンクリートでできていて日が当たると、急に温度が上がったり乾くのが早かったりと、鉢植えをじかに置いてしまうと、気温調整が難しく根が傷みやすくなってしまうことに!。

【 薔薇の育て方:コンクリート対策 】

★ ベランダのコンクリート対策には、レンガなどで一段高くするなどの方法で、気温調整をするのが便利です。

 

風通し環境を整える

薔薇の育て方でのポイントの一つが、風通しを良くすること。風通しが悪いと湿度が高くなり、病気や害虫が発生しやすくなるのです。

【 薔薇の育て方:ベランダでの風通し 】

★ マンションのベランダなど風通しが悪い場合は、鉢の間隔をしっかりとあけて、風通しを良くしてあげると安心。

水はけも良くなるように工夫しておけば、湿度を調整しやすいので、根腐れしてしまわないように注意しながらの管理が大切です。

 

薔薇の育て方での水やりの注意点

【 薔薇の育て方、水やりのポイント 】

★ 土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。水はけは良くするのが大切ですが、水切れには気を付けてください。

・ 時間帯も気を付けて、午前8時頃から10時頃までにあげるのがおすすめ!毎日あげる必要はありませんが夏場などすぐに乾いてしまう場合はこまめにあげるようにします。

なるべく土に水をかけるように与えるのが、薔薇の育て方での水やりのコツ。葉や花にかかると葉やけをおこしたり、花を傷めてしまったりする場合がありますので、気を付けて水をあげてください。

 

薔薇の培養土がおすすめ!

薔薇の育て方で気になるのが、「肥料はどうすればいいのか…。」「どんな土を選べばいいのか。」とても気になる問題です。初心者ならば市販の薔薇専用の培養土がありますので、そちらを購入すると安心ですし便利!

【 薔薇の育て方:肥料の与え方 】

★ そして、実は肥料も特に必要ありません!

つる薔薇はとても幅をとり大きく育ちますので、植え替えも大変。初めから大き目の鉢を選んで植えた方が、手間も掛からず楽に薔薇を育てられます。

 

いかがでしたでしょうか、薔薇の育て方でおすすめの種類と、育てるポイントをお伝えしました。薔薇は5、6月にかけて咲かせるイメージがありますが、種類によっては早く咲く花や、少し寒くなっても咲き続ける種類もあります。

長く楽しみたいなら、そういった種類を混ぜて育てて、時期をずらして開花を楽しむ方法もアイデア!

このように、ポイントさえ押さえれば、初心者でもきれいに花を咲かせることができるのが薔薇。しかもベランダでも育てることが出来るなら、早速始めてみたいものです。

ご自分で育てた花をプレゼントにできるのも魅力のひとつ。慣れてきたら植え替えをして増やしたり、小さな鉢に入れて部屋の中で育てるのも、楽しみになります。

ご自分の環境に合わせた、育てやすい方法や品種を見つけて、薔薇を楽しんじゃいましょう!

まとめ

環境に合わせた薔薇の育て方

・ベランダで育てるならグリーン・アイスなど
・コーネリアなら日陰でも育つ
・コンクリートならレンガを置いて対策
・ベランダでも鉢の間隔を空けて、風通しを良くする
・水は、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
・薔薇に肥料はいらない。土は市販のものでOK!


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