薔薇の育て方☆初心者でも花を咲かせる7つの手順

薔薇の育て方☆初心者でも花を咲かせる7つの手順
薔薇の育て方が簡単なら、ぜひ庭やベランダでも花を咲かせたいですよね。花の女王とも呼ばれ、古くより様々な人々に愛されてきた薔薇!ガーデニングを始めると、一度は憧れるのが薔薇の花。

ただ、薔薇の育て方は難しく管理も大変、と言うイメージも…。確かに上級者向けの花と言われていることも多く、そのために「育てたいけど難しそうだから…。」という理由で、とまどっている方も多いのではないでしょうか。

でも、安心してください。初心者でも大丈夫!ちょっとしたポイントを押えるだけで、初めての方でも綺麗な薔薇の育て方をマスターできるのです!

また、薔薇はとても長持ち。条件さえ整えば、綺麗な薔薇を何年も楽しむことができます。初心者のガーデナーでも、気軽に自宅で薔薇を楽しめたら、素敵な毎日を過ごせそうですよね。

そこで今回は、初心者の方でも花を咲かせることができる薔薇の育て方を、7つの手順に分けて簡単にお伝えします。

育てる薔薇の種類を決める

まず初めに育てる薔薇の種類を決めていきます。薔薇の育て方で重要になるのは、苗選び育てる環境の管理の2つ。この2つをしっかり行えばほとんど枯れる心配はありません。

【 薔薇の育て方:薔薇の種類選び 】

★ そのため購入する際には、寒い地域の場合は寒さに強い苗を、暑い地域の場合は暑さに強い苗を、といったように、育てたい環境にあった種類の薔薇を選ぶことが大切です。

・ 特に庭へ直植えを行う場合は、育てる場所を変えることができないため、特に種類選びが重要になります。

できれば初めての方は直植えは行わず、一度鉢での栽培を試してみるのがおすすめ。また、病気や害虫に強い苗も売っており、この病気に強い苗が育てやすい薔薇の種類です。

 

薔薇の苗選び

更に薔薇の苗には、新苗と大苗という2種類の苗があります。

【 薔薇の育て方:新苗と大苗 】

・ 新苗は春に出回る苗で接ぎ木されたばかりのため、花が咲くまでに数年かかります。

・ 大苗は冬に出回る苗で、すでにある程度育った後に掘り下げたもののため、その年中に花を咲かせます。

このようなことから、大苗の方が薔薇の育て方が簡単!花を咲かせるまでの手間も少ないため、初心者の方には大苗がおすすめです。また、苗を購入する際は、枝が太くがっちりしていて、重量感のある苗を選ぶのが正解です。

 

薔薇の苗の植え付け

苗を購入したら早速、植えつけていきます。

【 薔薇の育て方:植え付け 】

★ 今入っている鉢よりも一回り大きな鉢植えを用意して、そちらへ土と一緒に移してあげてください。

・ 植え付け時期は新苗と大苗で異なり、新苗は4月中旬~6月下旬。大苗は最も寒い時期を除いた10月上旬~翌年の3月下旬の間に植えつけます。

 

薔薇の育て方での、鉢の置き場所

植えつけ終わったら、日当たりと風通しの良い場所で育てていきます。

【 薔薇の育て方:コンクリートの地面 】

★ もし、下の地面がコンクリートの場合は、コンクリートの上に直接置くと照り返しで根が傷んでしまうことが!

・ 下に板などを敷いて照り返しを防いでください。

 

薔薇の育て方での、水やりポイント

水は表面の土が乾いたら、たっぷりと与えてあげてください。水が切れると成長が止まってしまいますが、逆に与えすぎて年中湿っていても、根腐れを起こしています。

【 薔薇の育て方:水のあげ方 】

★ 表面の土が乾いた頃に一気にたっぷり与えるくらいが丁度いいです。

・ また、水が葉や花に跳ね返ると葉焼けを起こしたり、花が痛んでしまったりするため、水を与える際には根元へ静かに注いでください。

 

薔薇の枝の剪定

薔薇の育て方では欠かすことができない、最もハードルが高い作業が剪定です。薔薇は夏と冬の年に2度剪定を行わなければなりません。新しく生えてくる元気な芽のために、枯れてしまった枝や弱った古い枝などを切り揃えていくのです。

【 薔薇の育て方:夏の剪定 】

★ 8月から9月頃に行う夏の剪定では、その後まだ秋に花が咲くため、これからつぼみを付ける新しい枝は切らないよう注意!

古い枝や弱っている枝を切り落とし、大体高さが全体の2分の3程度になるよう切り揃えていきます。

【 薔薇の育て方:冬の剪定 】

★ 冬の際には、1月から2月頃、花が終わり次第すぐに剪定を始めます。

・ 新しい枝は丈の半分、他の枝は大体3分の2ほど切り落としてしまいます。

大体、全体の高さが剪定前の半分になるくらいまで、切り揃えてしまって大丈夫!ただし、その際できるだけ葉っぱは残すように切るのがポイントです。

 

病気と害虫の対策

黒点病うどんこ病にかかりやすい薔薇の育て方では、適度な対策が必要。これらの病気は梅雨にジメジメしていて、風通しが悪い所に置いておくと発病しやすいのが特徴。

【 薔薇の育て方:病気や害虫対策 】

★ 剪定不足で株が蒸れたり、鉢を密集して置いたりすると病気になるリスクが高い!

・ 病気の兆しが見える前に薬剤を散布して予防するなど、早めの対策をするのが一般的です。

また薔薇の育て方では、風通しの良い場所に置くなど、育て方の工夫でも病気や害虫を予防できます。

 

ここまで初心者でも花を咲かせることができる、薔薇の育て方をお伝えしました。薔薇の育て方は手間が多く、難しい代わりに、上手く育てれば長く楽しめる花でもあります。

また、剪定や肥料の与え方などの工夫を凝らし、手間をかければかけるだけ、美しい薔薇の花を咲かせることも!そのため、とても育て甲斐のあり、栽培の楽しい花なのです。

また薔薇の育て方は難しいと言っても、はじめにお伝えした通り、環境と育て方の基本さえ間違えなければ、滅多に枯れる心配はありません。興味のある方はぜひ、お気軽に薔薇の栽培にチャレンジしてみてください。

この記事を参考に、薔薇の栽培に挑戦して自宅で綺麗な薔薇の花を楽しみましょう!

まとめ

初心者でも花を咲かせる薔薇の育て方

・環境に合った種類の薔薇を見つける
・苗は大苗が育てやすい
・大苗の植え付け時期は10月上旬~翌年の3月下旬
・日当たりと風通しの良い場所で育てる
・水やりは表面の土が乾いたらたっぷりと
・剪定は年に2度
・古い枝は切り落とし、葉は出来るだけ残す


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