ローズマリーがすごいと言われる、5つの効果効能とは

ローズマリーがすごいと言われる、5つの効果効能とは
ハーブに少しでも興味がある方なら、ローズマリーの効能がいかにすごいかということはご存じですよね。スッキリとした強い香りが特徴のローズマリーは、昔から料理やハーブティー、消臭剤や化粧水として愛用されてきました。

ローズマリーは地中海沿岸が原産でシソ科の常緑性低木です。最近では、その育てやすさやこんもりと茂る姿が人気で家で栽培する人も増えました。庭にローズマリーがあるだけでお洒落な雰囲気を演出できるのも嬉しいですよね。

さて、冒頭でも触れた通り、ローズマリーには様々な効能があります。その効き目ゆえ、古くからローズマリーは薬としても世界中の人々から重宝されてきました。そこで今回はローズマリーがすごいと言われる、5つの効果効能についてお伝えします。



 

ローズマリーがすごいと言われる、

5つの効果効能とは

 

若返りのハーブ


ローズマリーの効能で有名なエピソードがあります。14世紀のヨーロッパ。ハンガリーの王妃エリザベートは70歳を過ぎて健康を害するようになっていました。そこで、イタリアの修道院で作られていたローズマリーのチンキ(アルコールにハーブを浸して作る浸剤)がエリザベートに献上されました。

そのチンキを使ったエリザベートはみるみる元気になっていきました。そんなある日、健康的な肉体を取り戻した王妃に、隣国ポーランドの王子(20代と言われています)が求婚しました。それ以来、ローズマリーチンキはハンガリー王妃の水(ハンガリアン・ウォーター)と呼ばれるようになりました。

健康を取り戻すだけでなく、若い王子を魅了するほど見た目も若返ったのですね。ローズマリーには強い抗菌、抗酸化作用があるため、ヨーロッパでは昔から肉の鮮度を保つために料理に使われてきました。まさに、アンチエイジングに持ってこいのハーブですね。

 

パーキンソン病、認知症に効果あり


ローズマリーの効能として最も注目されているのがパーキンソン病認知症に対する効果です。そもそもローズマリーは昔から花言葉が「記憶」であるように「記憶力を高めるハーブ」としても親しまれてきました。古代ギリシアでは学生が髪に挿して勉強したとも言われます。

ローズマリーの主成分であるカルノシン酸は、神経成長因子の生成を高め神経細胞の維持に欠かせません。アルツハイマーモデルのラットにカルノシン酸を経口投与したところ、海馬のベータアミロイドたんぱく質が減少することが発見されました。今はまだ研究段階ですが、カルノシン酸がアルツハイマーや認知症の予防になることが期待されています。

 

炎症効果が高い


ローズマリーの効能として、高い炎症抑制効果や血行改善効果が期待されます。幹部に抽出液を塗って痛み止めとして使ったり、湿布として使うことでリウマチや関節炎の症状を緩和します。血行改善効果から、冷え性や、他のハーブと組み合わせて育毛剤としても使われてきました。

 

ロズマリン酸に期待


ロズマリン酸(ローズマリー酸)で最も効果が期待できるのがアレルギー症状を抑える作用です。ロズマリン酸は、シソ、レモンバームなどシソ科の植物に多く含まれるポリフェノールです。過剰な免疫反応を正常に戻し、アレルギーを抑制する効果が証明されています。

また、ロズマリン酸には血糖値の上昇を抑えてくれる効果も。糖質をブドウ糖に加水分解する酵素マルターゼの働きを抑え、ブドウ糖の生産を阻害する働きがあり、糖尿病予防にも期待が持てます。

 

消臭効果


ローズマリーの効能でよく知られているのが消臭効果。カルノシン酸には高い消臭効果があり、歯磨き粉や口臭予防のエチケットグッズにも使用されています。昔から肉料理に使われるのは、鮮度を保つ以外にも肉の臭みを消すためです。乾燥させて部屋に置いておくだけでも、布製の袋に詰めて靴の中に入れておくのも効果的です。

 

いかがでしたでしょうか。ローズマリーがすごいと言われる、5つの効果効能についてお伝えしました。「海のしずく」「聖母マリアのバラ」と名前の由来はロマンティックですが、実はこれほど効能豊かな実力者なのです。昔から人々の生活に欠かせないハーブとして使われてきたのには理由があったのですね。

時代は進み、ローズマリーの効能が次々と証明されました。まだ研究段階の部分もありますが、現在では治すことのできないパーキンソン病や認知症を治す薬の開発につながると良いですよね。

ローズマリーはその強い効能ゆえ、使い方にも注意が必要です。経口摂取でてんかん様痙攣の報告もありますから、てんかんがある人や、妊婦、授乳中の人は使用を控えるようにしてください。

まとめ

ローズマリーがすごいと言われる効果効能とは

・抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果が高い
・パーキンソン病、認知症予防に対する効果が期待されている
・炎症効果が高く、外用薬として使用
・ロズマリン酸はアレルギー抑制、血糖値の上昇を抑える
・高い消臭効果
・ローズマリーは効能が強いので使い方に注意が必要