花の名前が知りたい☆花束にしたい花々春夏秋冬

花の名前が知りたい☆花束にしたい花々春夏秋冬

花は春夏秋冬、その季節ごとに私たちの目を楽しませ心をなごませてくれます。道端でまたテーブルに飾られた花を見て、花の美しさに魅せられ思わず立ち止まることもしばしあるかもしれません。

しかし、その小さな花の名前については意外と知らないことが多いものです。花の名前を知らずとも心に響く美しさがまた花の魅力でもありますが、この機会に花の名前を知りたいものですね。また、普段知っている花々でも、実は知らない花言葉や豆知識があれば、季節の花々をより愛でることができます。

そこで今回は、花束にしてみたい春夏秋冬の季節の花たちとその名前を、それぞれの花言葉とともにお伝えします。何千何万という花の中から厳選して、花束にしてみたい花の名前をあげました。四季折々の風情を感じさせる魅力的な花々ばかりです。

ぜひ参考にして美しい花の名前を記憶にとどめ、花束を手に取ってください。今まで以上にその美しさに魅せられるはずです。

 

花の名前が知りたい☆
花束にしたい花々春夏秋冬

 

春の花束にしたい花の名前

日本の春といえば、言わずと知れた桜を思い浮かべるのではないでしょうか。わざわざ、ここで花の名前をあげることもないかもしれませんが、やはり春の花束には欠かせない桜です。

【 春の花の名前:桜の豆知識 】

★ 桜は国花でありバラ科です。
★ 桜の花言葉・・・「心の美」、「高尚」、「教養」

花の名前とぜひセットで記憶に留めておくと花束の魅力も一層引き立ちます。

次に春の花の名前として、キンポウゲをあげます。赤やピンク、黄色、白の幾重にも重なる花びらが美しい花です。

★ キンポウゲの花言葉・・・
「かわいらしさ」、「晴れやかな魅力」、「名誉」

キンポウゲは花の名前こそ有名ではありませんが、花言葉の通り可愛らしい姿が何よりの魅力です。かわいらしいキンポウゲは、まさに春の花束にぴったりです。

 

夏の花束にしたい花の名前

夏に花束にしたい花の名前として、桔梗(キキョウ)は欠かせません。濃淡のある紫から白、ピンクと色も花びらの形も豊富な桔梗は、北米を原産国とするキク科の花です。

★ 桔梗(キキョウ)の花言葉・・・
「優美」、「希望」、「変わらぬ美」

その言葉の通り爽やかな希望に満ちた美しさが、いかにも夏の花束としてふさわしい花です。夏の花束には、ぜひ桔梗の花の名前を留め美しく彩ってみてください。

また夏の花束の女王ともいうべき花の名前は、ユリです。白いユリは比較的どの季節でも顔を見せますが、オニユリはこの季節に多く出回ります。大きなユリの花は、花束の中でもひときわ目立つ主役としての役を果たしてくれます。

★ ユリの花言葉・・・
「純潔」、「無垢」

ユリの華がブライダルシーンで人気が高いのにも頷ける、いかにも結婚式やお祝いにふさわしい言葉がつけられています。そんなユリを夏の花束の花の主役にしてみてはいかがでしょうか。

それから、ユリに負けずと劣らず夏の花束の主役の座を射止めるもう一つの花の名前があります。それはヒマワリ

ヒマワリの花の名前を漢字で記すと、向日葵。この花の名前のごとく、太陽に向かって明るく咲くその姿は花束の中でも、輝き見る人に元気を与えてくれます

★ ヒマワリの花言葉・・・「あなたはすばらしい」

★ ヒマワリの恋の花言葉・・・「私だけを見つめて」

ヒマワリにはこのような情熱的な花言葉があります。ひと夏の恋の花の名前としてもあげたい花ですね。

 

秋の花束にしたい花の名前

真夏の暑さもいつしか過ぎ去り、ほんのり淋しげな風が吹きはじめる秋。この季節にぜひ花束にしたい花の名前を一番にあげるとしたら、秋桜(コスモス)でしょう。日本では、昔から秋の風物詩とされている花の名前です。

ピンクや紫の薄い花びらが風に揺れる様子は、いかにもロマンチックな幻想をかきたてます。そんな秋桜が花束の中でほのかに揺れる様もまた魅力的です。

花の名前が秋の桜となっているのは、花びらの形状が桜に似ているからという理由もありますが、桜に継ぎ日本人の心を魅了する花であるからかもしれません。

【 秋の花の名前:秋花(コスモス)の豆知識 】

★ 実は原産国はメキシコです。
★ 秋花(コスモス)の花言葉・・・「乙女の真心」、「清潔」

さらに、秋の花の名前には、もう一つ日本を代表するがあります。長陽の節句としても、古来より秋には菊を供える行事が伝えられています。菊は中国より伝来し、皇室の御紋章として、また国会議員の紋章に用いられる格式のある花なのです。

★ 菊の花言葉・・・「高貴」

秋の花束をつくる際は、秋桜、菊の花の名前をぜひ思い出してください。

菊はお葬式などで贈られるイメージが強い花ですが、最近ではまん丸の可愛い「ポンポンマム」や「ピンポンマム」。これら二つの品種よりも少し大きめのまん丸菊、「バルーンマム」などが花束に人気です。

 

冬の花束にしたい花の名前

冬の季節を代表する花の名前といえば、まずお正月の生け花として用いられる千両があります。梅の花は桜よりも早く中国から伝わり、古来より愛でられてきました。

梅の花は、そのかぐわしい香りが何よりも好まれてきました。観賞用の花のほか、果実としても栽培され、梅酒梅干しなど現代でも多用に人々を楽しませています。

★ 梅の花言葉・・・「高潔」、「忠実」、「気品」

こんな梅の花は、春の花束としてもまた楽しむことができます。次にお正月の生け花として、先にあげた千両についてもお伝えします。

【 冬の花の名前:千両 】

千両はその花の名前の通り、繁栄を象徴するおめでたい花で、赤と黄色の小さな実が葉の間から頭上に向かって豊かに実ります。

この花と似たものに、万両という花の名前のものがあり、共に祝いの花として愛でられてきました。万両は、実が下方に向かって実るところが千両の花との違いになります。

とはいえ、花の名前も形状も共にいかにもおめでたい花なのです。

★ 千両の花言葉・・・「富貴」、「裕福」

梅の花とともに花束にして、新たな年を祝いたいものですね。

最後に、冬の花束にしたい花の名前として、福寿草をお伝えします。福寿草は、黄色い花を咲かせ、その花の名前の通り、幸福をもたらす花として伝えられています。

福寿草を用いた花束は、古風であたたかみがあります。祝いの席にふさわしい花束とすることは、もちろんのこと、目上の方へ贈る花束としても好感を持たれます。

★ 福寿草の花言葉・・・「幸福をもたらす」、「永遠の幸せ」

 

いかがでしたでしょうか。花の名前が知りたい、花束にしたい春夏秋冬の花々を、四季に分けて花言葉とともにお伝えしました。すでに知っている花の名前も多かったかもしれません。

けれども、由来や花言葉とあわせて記憶にとどめておくことで、花束を贈る際にきっと役立ちます。また、四季の花々と特徴を知ることで、日本折々の四季のイベントを家庭でより楽しむことができます。お正月の締め飾りを、子ども達とともに、自分で作っても楽しいです。

今回挙げた花々は、桜や梅、菊、福寿草・・・と、日本の風情を感じさせる花々が中心でした。けれども海外にも多くの季節の花々と、まだ知らない花の名前があります。プロのフローリストには「ダリア」「ラナンキュラス」なども人気の花の名前です。

季節の花束を贈る際は、ぜひこれらの花の名前を思い浮かべ、フローリストに花束のリクエストをしてみてください。ご自身で簡単な花束アレンジをしても良いですね。きっと素敵な花束ができますよ。

 

まとめ

春夏秋冬を感じさせる、日本の美しい花々の名前

・春の花と言えば桜、そして可愛らしいキンポウゲ
・夏の有名な花、ユリと桔梗(キキョウ)、向日葵
・秋と言えば、秋花(コスモス)と、日本の「高貴」菊
・お正月飾りを彩る日本の美、梅、千両、そして福寿草


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