芍薬の花言葉に学びふんわり柔らかな女性になる7つの方法

芍薬の花言葉に学びふんわり柔らかな女性になる7つの方法

花名のシャクヤクは、姿がしなやかで優しいさま、たおやかなさまを意味する綽約に由来します。

また、属名のPaeonia(パエオニア)は、ギリシア神話で神の傷を治したという医療の神Paeon(ペオン)にちなみます。シャクヤクの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」で、西洋でもbashfulness(恥じらい、はにかみ)・compassion(思いやり)です。花言葉の恥じらいとはにかみの由来は諸説あります。

はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話から。華やかな花姿とは反対に、夕方には花を閉じてしまうことから。英語の「顔を真っ赤にする」の慣用句 “blush like a peony(シャクヤクのように顔を赤らめる)”から。

今回は芍薬の花言葉に学びふんわり柔らかな女性になる7つの方法をご紹介します。

 

芍薬の花言葉に学び
ふんわり柔らかな女性になる7つの方法

 

立てば芍薬のようにすらりとしましょう

シャクヤクの花言葉は、「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」です。

芍薬といえば、美人を花に例えた言葉で、「立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花」という有名な言葉があります。芍薬の花は、すらりと上に真っ直ぐ伸びるので、その姿が和服をきた女性の美しい立ち振る舞いと重なったそうです。

江戸時代から芍薬は美人に準えられてきたそうです。芍薬のように「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」であったなら、和服美人の大和撫子になれそうですね。

 

世紀の美女に愛された花のように才女でありましょう

「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」という花言葉を持つ芍薬は世界三大美女と言われる小野小町に愛された花です。

小野小町は、平安時代に名を馳せた美女で、彼女の書いたお話は今もなお語り継がれています。小野小町に熱心に求愛する深草少将。小町は彼の愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事をあきらめさせようと「私のもとへ百夜通ったなら、あなたの意のままになろう」と彼に告げる。

それを真に受けた少将は毎夜芍薬を手に小町の邸宅へ通うが、思いを遂げられないまま最後の夜に息絶えた切ないお話です。

 

芍薬の香りで「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」にあやかりましょう

芍薬の香りはバラのような甘さと、グリーンがまじった爽やかな香りです。神さまに愛されていた、美しい妖精ピオニア。

うらやんだ女神が、ある日一輪の花にかえてしまいました。妖精からうまれた花、芍薬、英名をpioney。

千の花びらが響きあうように、香り立つといわれるロクシタンのピオニーシリーズはヨーロッパでは「5月のバラ」と言われる芍薬をミドルノートにした香りです。

フランスの自然派コスメブランドの作るその香りは日本でも愛されています。「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」そのままの爽やかで控えめな甘さのラインです。

 

芍薬の清浄の伝説に触れましょう

ギリシャ神話では医薬の神パイエオンは、出産の女神レトがゼウスの子を出産するときに、陣痛の痛みを芍薬の根を使って軽くしました。そのことで、パイエオンはゼウスに褒められます。

同じ医術の神で、パイオエンの恩師アスクレピオスはこれを妬み、パイエオンを殺してしまいます。女神レトは、その死を悼んでパイエオンを芍薬に生まれ変わらせました。

芍薬には、女性の痛みを和らげる力があります。花言葉清浄はその伝説から産まれています。女性の悩みには芍薬を使うと良いようです。

 

痛みにさよならしていつも柔らかな笑顔で過ごしましょう

英語でシャクヤクはChinese peony、ボタンはtree peonyです。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、これは美人を形容する言葉ですが、元々は生薬の用い方をたとえたものです。漢方薬は数種類の生薬を混合し煎じたものです。それぞれの生薬は特有の薬効を有しており、症状に応じて適したものを用います。

「立てば芍薬」の”立てば”はイライラとし気のたっている女性を意味し、芍薬により改善されます。芍薬の根を使うのですが、痛みを取ったり、筋肉のこわばりを取ったりします。

芍薬甘草湯は女性の悩みに聞く漢方で、穏やかに過ごすことが出来ます。

 

ふんわり柔らかな花びらを楽しみましょう

小島の輝はダークピンクの八重咲き。 ポーラフェイは鮮やかなピンクの半八重咲き。香りがよいのが特徴。

コーラルチャームはその名の通りコーラルピンクの八重咲き。朝夕で花びらが閉じたり開いたりします、また時間と共にコーラル色の変化も楽しめます。

サラベルナールは ライトピンクの八重咲き。フランスの女優サラ・ベルナールにちなんで名付けられたシャクヤク。エレガントな花びらと香りが魅力。

華燭の典は濃いピンクの大輪八重咲き。茎が強く、草丈も高め。芍薬を飾れば、くさくさした日にも花言葉優しい心を取り戻せそうです。

 

芍薬の内気を楽しみましょう

芍薬は内気という花言葉もあります。昼間に咲き、夜は閉じるところからだそうです。

その内気さを楽しみたいときは切り花にしてあげると良いでしょう、お花を生ける直前にカットをして、茎の先、水に浸かるところを硬い物で叩いて潰してください。

咲き始めるまで、茎をカットするたびに叩いて潰すことで水があがります。蜜がたくさん出ます。この蜜が糊となり花びら同士をくっつけ、花咲を邪魔します。

蜜が出ていれば、表面が濡れているようにテカテカしています。短時間で軽く水で洗い流しましょう、すると、きれいに花が咲き、夜は花が閉じるのを楽しめるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

恥じらい・はにかみ・優しい心・内気・清浄・つつましさ・素直な性格という花言葉を持つ芍薬、ふんわり柔らかな女性になる学びが沢山ありますね。

飾ったりその香りを身にまとうことで、立てば芍薬というすらりと伸びた茎の先にたおやかに咲き誇る芍薬のようになりたいものですね。その根には殺菌や冷え性改善、貧血など女性の悩みに嬉しい薬効もたくさんあります。美しさと高い薬能、両方を兼ね備えた芍薬は才色兼備の小野小町のようになる手助けをしてくれるかもしれません。

 

まとめ

芍薬の花言葉に学びふんわり柔らかな女性になる7つの方法

・立てば芍薬のようにすらりとしましょう
・世紀の美女に愛された花のように才女でありましょう
・芍薬の香りで「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」にあやかりましょう
・芍薬の清浄の伝説に触れましょう
・痛みにさよならしていつも柔らかな笑顔で過ごしましょう
・ふんわり柔らかな花びらを楽しみましょう
・芍薬の内気を楽しみましょう


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