シクラメンの育て方、室内でキレイな花を咲かせる為の7つのコツ☆


冬になると出回る球根性の植物、シクラメン。「冬の鉢花の女王」とも言われるほど美しく、大輪を咲かせる立派なものから小さな花を咲かせるものまでありますよね。

一般的には大輪のものはデリケートな室内用、小輪のものは丈夫な屋外用とされており、最近では野生の品種に近く丈夫で育てやすい屋外向けのミニシクラメンの一つ「ガーデンシクラメン」が人気となっています。

同じミニシクラメンでも屋外には向かない室内用のものもありますので、お花屋さんとコミュニケーションをとりながら用途に合わて選びましょう。

そして今日お伝えしたいのは室内向けのシクラメンを室内でキレイに花を咲かせる為のコツ。少し気をつけなくてはいけないこともありますが、上手に育ててキレイなシクラメンを楽しみましょう。ではご覧ください。

葉組みについて

購入してしばらくは全体的にバランスがいいのですが、日が経つと株の中心の葉が大きくなっていきます。見た目のバランスが悪くなるだけでなく、まだ小さい蕾は大きくなった葉の下に隠れてしまい日光が当たらなくなります。

そうなると咲く前に蕾のままで枯れてしまうことに。中心の葉を軽く外へと引っ張ると外側にある葉に引っかかり、株の中心にスペースができます。

これで中心部にある小さな蕾にも日光が当たるようになり、花が長生きするようになりますので、葉が大きくなってきたら葉組みをしましょう。

 

温度管理について

冬の花であるシクラメンは高温多湿に弱く、管理の仕方で寿命が大きく変わります。室内向けのシクラメンの場合、最適な温度は人にとっては寒く感じる5~15℃。

涼しい場所ほど長持ちしますが霜にあたると枯れてしまいますので低すぎる温度は向きません。株が伸びすぎたり葉が黄色くなったりの変化は高すぎる温度によるもの。

昼と夜の温度差を少なくしてあげると株の痛みを防ぎ長持ちするので、なるべく温度差の少ない場所を選びましょう。温度や湿度は季節ごと・月ごとに変化していきますので、変化に合わせて管理をしてあげることがキレイな花を咲かせるためにも重要です。

 

水やりについて

土が乾いたら水を与えるのがシクラメンの基本的な水やりになります。受け皿にたまった水はその都度捨てることを忘れないようにしましょう。

底面補給の場合、吸い上げが不十分だと土の中にある肥料が全体に行き渡りませんので、たまに土の上からも水をあげます。どちらも湿気に弱い球根部分に水がかかると腐りやすくなりますので気を付けましょう。

シクラメンは水が好きな植物ですが、いつも土が湿っている状態は厳禁です。水が足りなければ花は痛み、成長が止まってしまいますが、水のあげすぎは球根を腐らせてしまうことになります。回数は少なく、あげるときはたっぷりとがポイントです。

 

肥料について

長くきれいな花を保つにも、開花中は肥料切れのないように注意をしましょう。緩効性固形肥料の場合は1~2ヶ月に一回、液肥の場合は週一回のペースで肥料を与えます。

ただし、夏の暑い時期の肥料は逆効果となります。ひどい時は衰弱させてしまうことにもなりますので、夏は水のみと覚えましょう。。

また、底面補給のものは鉢土の中に肥料のカスのようなものがたまりますので、2ヵ月を目安に底を外し、たっぷりの水で鉢土内のカスを流し出すようにします。この手入れをしてから改めて肥料を与えると、生き生きとした元気な花が育ちます。

 

花がら摘みについて

痛んだ花をそのままにしておくと新しい花が咲きません。また、そのままにしておくと病気の原因にもなってしまうため、長く楽しむためには放置しないことが大切です。

枯れてしまった花や葉は茎をひねって根元から摘み取る手入れ「花がら摘み」をします。切り残しがあるとそこから腐って病気の元になりますので、ハサミは使わずに必ず手でやりましょう。

シクラメンは球根植物なので、花が枯れてしまってもきちんとした手入れをすれば何度も花を咲かせてくれます。適切な方法で大切な球根を守り、新しい花を待ちましょう。

 

葉のホコリ落しについて

長く室内へ置いておくと、葉にホコリがつくようになります。そのままにしておくと見た目に悪いだけでなく、光合成の妨げにもなってしまいます。

なので葉についたホコリはこまめに取り除く必要がありますが、葉に霧吹きで水をかけてのホコリ落しはシクラメンにとってあまり良くない方法です。

葉についた水が茎に沿って根元の方へ行ってしまうと、根元近くにあるまだ幼い蕾に水がたまるので、すぐに腐って枯れてしまいます。ホコリがついてしまった場合は霧吹きを使わずに、軽く湿らせた布で優しく葉を拭くことでいつまでもキレイなシクラメンを楽しむことができます。

 

夏越し、休眠について

多くの方が夏にシクラメンを枯らしてしまう傾向にあります。苦手な蒸し暑さと害虫への抵抗力がなくなっているところへ、間違ったケアをしてしまうことが主な原因です。

調子の悪いシクラメンに水遣りを続けると、球根が腐って回復不可能になってしまいます。元気な場合は肥料は与えずに水やりを続けて夏越しをさせますが、調子が悪そうな場合は休眠をさせましょう。

5月下旬以降は水やりを一切せずに、夏になったらできるだけ風通しの良い涼しい場所に置きます。そして9月中旬になったら古い土や根は取り除いて一回り大きな鉢へ植え替えをします。

その後水やりを再開していくと、また新たな芽が出てキレイな花を咲かせてくれるようになります。

 

さて、シクラメンの育て方を難しく思われる方もいるかも知れませんが、上手に育ててあげれば何年も私達を楽しませてくれる素敵なお花です。

また、見落としがちですがお店によって管理環境が違うので、同じシクラメンでも良く育ったシクラメンと弱ってきているシクラメンとがあります。

気づかずに弱ったシクラメンを購入してしまうと、花のつきが悪かったりすぐに枯れてしまうなんてことも。葉が多く元気があり、傷がついていない。花が多く、茎がしっかりとしている。こういったシクラメンは状態が良いものです。

これからシクラメンを購入する方はまずはしっかりと見極めることから始めてみてください。

まとめ

シクラメンの育て方、室内でキレイな花を咲かせるには

・葉組みをしましょう
・温度管理が重要です
・水のあげすぎ、水切れには注意しましょう
・適切に肥料をあげましょう
・花がら摘みを忘れずに
・ホコリ落しは正しい方法で
・弱ってきたら休眠をさせて次に繋げましょう


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