家庭菜園の土作り☆初心者におすすめ野菜と適した土壌

家庭菜園の土作り☆初心者におすすめ野菜と適した土壌
家庭菜園の土作りは野菜を育てる時のとても重要なポイント。もちろん、市販の培養土も数多くのあるのですが、折角家庭菜園を始めるのであれば、家庭菜園の土作りも楽しんで、野菜が美味しく元気に育ってくれる状態で作りたいですよね。

「野菜作りは土作りから始まる」と言われることもあるくらい、土の状態や良し悪しによって、野菜の生育や美味しさ、また成長過程で病気になりにくいかどうかなどが左右されます。

ですから、家庭菜園の土作りにこだわってみてはいかがでしょうか。しかし、初めて家庭菜園を行うのであれば、どんな風に土作りを行えばいいのか、迷ってしまう事でしょう。

そこで今回は、初心者でも作りやすい家庭菜園におすすめの野菜と、土作りについてお伝えします。是非、野菜が喜ぶ土壌で野菜を育てて、美味しい野菜を楽しんでください!

 

家庭菜園の土作り☆
初心者におすすめ野菜と適した土壌

 

なぜ家庭菜園の土作りが重要か

野菜にとって土は、根を張って茎を伸ばす時の支えとなり、また、土の中から養分も得ています。自然のままの土でも野菜は育ちますが、その土の状態が必ずしも野菜にとってベストな状態とは限りません。なぜなら、野菜によって好む土の配合は異なるからです。

【 日本で重要な、家庭菜園の土作り 】

★ しかも、多くの野菜は弱アルカリ性中性の土の状態を好みますが、酸性雨の多い日本では、その影響で土も酸性になっていることが多いのです!

・ そのため、家庭菜園の土作りを知って、土の状態を変えてやる必要があります。

野菜作りでいい苗を選んで育てるのと同じくらい、家庭菜園で土作りが重要なのは、こういった理由なのです。

 

野菜にとって良い土とは

家庭菜園の土作りの基本となる、野菜が元気にスクスク育つ良い土とは、「水はけの良さ」「保水性の良さ」「通気性の良さ」が重要になります。

【 家庭菜園の土作り:掘り起こし 】

★ ですので、野菜を育てる前には、まず土の中に十分な空気や水分が入るように、土を掘り起こしてフカフカの状態にしておきます。

・ こうすることで、根がよくはり、野菜にとって必要な水分や養分を十分吸収できる環境ができるのです。

また、使う土はできるだけ清潔で異物の混ざっていないものを選んでください!また、酸性雨の影響で酸性に偏っていたり、逆にアルカリ性に偏っていても、養分の吸収が悪くなり、生育不良を起こしやすくなります。

★ 家庭菜園の土作りでは、土の酸性度を計測して、石灰などを用いて酸度を調整しながら土作りを行うのがポイントです。

 

初心者におすすめの野菜① ミニトマト

家庭菜園といえばどんな野菜を思い浮かべますか?家庭菜園を初めて始める方の多くが、一度は「ミニトマト」を育ててみたいと思うのではないでしょうか。

ミニトマトは、初心者でも失敗が少なく育てやすい上に、実もたくさん収穫できるので、家庭菜園でも人気の野菜です。種から育てると発芽させるのが難しいので、初心者の方なら買ってきた苗から育てる方が気軽に始められます。

【 家庭菜園の土作り:ミニトマト 】

★ 弱アルカリ性で水はけのいい土を好みますので、家庭菜園で育てる時には、排水性の高い土を使って土作りを行うことをおすすめします。

 

初心者におすすめの野菜② きゅうり

きゅうりもまた、家庭菜園のイメージが強い野菜の一つですね。生育期間が短く、植えつけてから約40日程度ですぐに食べるのも、家庭菜園で野菜を育てる際の嬉しいポイントではないでしょうか。

【 家庭菜園の土作り:きゅうり 】

★ きゅうりの根は浅く広くはる上に、湿気や乾燥に弱いので、排水性や通気性の高い土を選ぶようにします!

・ また、成長が早いのでその分養分を必要とするため、家庭菜園で育てる際には、堆肥を混ぜ込んで家庭菜園の土作りをしてください!

 

初心者におすすめの野菜③ シソ

家庭菜園では、土作りも気になりますが、日当たりの良さも気になるのではないでしょうか。シソはとても丈夫な野菜で、日陰に強く、十分な日差しのない場所でも元気に育ってくれるので、日当たりを心配する必要はありません。

なくても支障はないけど、あるとお料理の味が締まる、そんな薬味野菜がわざわざ買いに行かなくても手に入るのも嬉しいポイントです。

【 家庭菜園の土作り:シソ 】

★ 丈夫ですので、土も選ぶことはありませんが、栄養分が豊富な土で育てれば、葉が柔らかく味も美味しくなります。

家庭菜園で育てる場合の土作りの参考にしてみてください。

 

初心者におすすめの野菜④ ベビーリーフ

ベビーリーフは発芽して10~30日程度で収穫できる上に、一度にたくさんの野菜がたのしめ、食卓もにぎやかでオシャレにしてくれる野菜です。

ベビーリーフとしてよく用いられるのは、ルッコラ・レタス・ベビー小松菜・サラダ水菜・クレソンなどで、これらがまだあまり育ち切っていない赤ちゃんの状態で収穫します。

種を蒔いたら発芽して少し成長するのを待つだけなので、手間をかけずに野菜を楽しみたい方にぴったりです。

【 家庭菜園の土作り:ベビーリーフ 】

★ 赤ちゃんがふかふかの布団でスクスク育つように、ベビーリーフもふかふかした土で美味しく育ちます。

・ 種を蒔く前には、空気を含ませるように十分土を掘り起こしておくことをおすすめします。酸度は中性~弱アルカリ性が適しています。

 

いかがでしたでしょうか。初めて家庭菜園をするのであれば、分からないことが多くて何から手を付ければいいのか不安になるかもしれません。家庭菜園の土作りは、ややこしく感じやすいですよね。

そんな時には、まず、初心者でも育てやすい野菜を選んで、その野菜に適した土を作ることから始めることが、収穫への近道です。

土を作るというと難しく感じることは否めませんが、植物にとって土は、成長を支える大事なものですし、その野菜にとって良い土で育てれば、収穫した実の味もより美味しくなります。

もちろん、市販の土でも美味しい野菜はできます。ただ、野菜それぞれの好みの土は違いますから、空気を含ませてふかふかにしたり、肥料を加えたり、酸度を調整するなど、ひと手間かけることでさらに美味しい野菜ができるはずです。

是非本記事を参考にして、家庭菜園の土作りから野菜の栽培を楽しんでください!

 

まとめ

初心者におすすめの野菜と土作り

・酸性になりがちな日本では、土の環境が重要!
・水はけ、保水性、通気性の良い、土が野菜に最適
・育てやすいミニトマトは、水はけの良い土を準備する
・きゅうりは、排水性・通気性の良い土を選ぶ
・とても丈夫で育てやすいシソは、あまり土を選ばない
・色んな種類の野菜のベビーリーフは、ふかふかの土で育てる


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